• 2016年登録記事

2016年冬放送開始アニメのチェック開始。
「うたわれるもの 偽りの仮面」は前月から連続で「13話」扱いだったので、今回は除外しました。

プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ

http://posweb.jp

「オルタナティブ」というタイトルから「2期目」の作品かと思っていたのですが、CMで新作だと気付いたので取り敢えず視聴。
「ストライド」がどういう競技か、用語説明もなく一気に話が始まって、少し戸惑いました。しかし、細かいことは後回しにして、まず試合と主人公学校のメンバーを見せるという試みは成功していたと思います。
そういうわけで、1話の摑みとテンポは良かったですね。私はやはりアニメに対してスピード感を求めているんだな、と思いました。

だがしかし

http://www.tbs.co.jp/anime/dagashi/

役に立たないけれど、知っていると面白い駄菓子知識アニメ……を想像していたのですが、少し方向性が違いました。また、ヒロインが会話が成り立たないキャラクターという時点で、残念ながら私の好みとは不一致。
絵は非常に綺麗で、眼が印象的なデザインにもオリジナリティがあり、更に実在の商品を視聴者が分かる形で描写している等、美術面ではとても感心しました。

ディバインゲート

http://www.marv.jp/special/divinegate/

本気で視聴する気は最初からないのですが、スマホゲームをどうアニメ化するのか、ということが知りたくて確認しました。
まったく予想外の、暗い雰囲気にビックリ。
それから、時々挿入されるポエムも、私の年齢だとさすがにむず痒いです。BLEACHほど突き抜けてお洒落感があるでもないし、世界観の説明も一切なく、割とそうそうに白旗を振りました。

昭和元禄落語心中

http://rakugo-shinju-anime.jp

昨年春頃にTVアニメ放送の第一報以来、ずっと待っていた今期の期待作。
初回は1時間スペシャル編成。OVAの再編集版だったんですよね? 次話から、TVアニメ独自の八雲と助六の過去編に突入するということで、クオリティを保てるよう祈っています。
原作の主要エピソードを抜き出していて、ちょっと展開早め。それでも「出来心」は一席まるまるで演技されていたので、見応えがありました。
欲を言えば、八雲師匠の落語には、もっと完成され切った凄味を感じたかったけれど、噺が本業ではない声優が演じている中では十分だと思います。通しで演技していないし、声と動きが実際に付いてしまうアニメの方が、漫画より表現が難しいかもしれません。

映画「清洲会議」を観ました。
→小説版の感想は、2013年4月7日記事参照

豪華キャストによる時代劇。
小説版を読んだ時点で、正直、このお話をそのまま映画化して面白くなるとは思えませんでした。
そして映画を見て、結局、なにを語りたい作品なのか分からないと思いました。
秀吉の機を見るに敏な姿から、世渡りを学ばせる? 長秀の苦悩に共感してもらう? 女の怖さを知らしめる? それとも、単純に笑わせたい?
台詞の応酬等が一切合切面白くないわけではないし、清洲会議というものを軽く学ぶ教材としては良くできていると思います。しかし、盛り上がる山場がどこだったのか曖昧で、中途半端な印象を受けます。
また、映像ならではの面白さが薄いことも気になりました。
小説版を読んだ時に、猪狩りは滑稽に描き過ぎだけれど、映像ならドタバタアクションで面白いかも、と思っていたのですが、映画ではこの下りが旗取り競争に変えられていました。確かに、日本で猪狩りなんてロケできないのでしょう。でも、それで代案が旗取り競争ではインパクトが弱過ぎませんか。柴田等の重鎮が旗取り競争などするのかという違和感や、旗取り程度で信孝が後継者候補として名を挙げ、本人も満足しているのが変だと感じてしまいました。

そんなわけで脚本と演出は色々疑問でしたが、さすがにキャストは素晴らしかったです。
秀吉@大泉洋はおちゃらけの裏の酷薄さが出ているし、柴田勝家@役所広司も意外に勝家の風格がある。丹羽長秀@小日向文世は苦労人らしさが出ていてピッタリでした。
池田恒興@佐藤浩市や織田信雄@妻夫木聡は、言動だけならウザくなる面もあるのに非常に可愛く感じたし、寧@中谷美紀は陽の部分で光っていました。前田利家@浅野忠信は、利家にしては格好良過ぎるくらい。
織田信長@篠井英介、織田三十郎@伊勢谷友介、織田信孝@坂東巳之助の織田家勢は、血筋を感じる骨格で凄いと思いました。
ちなみに、武将達が総じてカリカチュアされていることは、コメディだと思っているから気にせず楽しめました。
ただ、誰がどの武将か説明なくどんどん登場するので、ある程度清洲会議に対する知識がないと分かり難いのは難点。「きゅうきゅう」=「久太郎」=「堀秀政」に直ぐ気付けず、どうでも良い箇所で「これは誰だっけ」と悩んでしまいました。

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現在地:2章・ロマーナ(鋼鉄魔王城クリア後)

砂糖菓子のように甘い!
ピエトロとナルシアの恋物語に、思わずニヤニヤしました。お互いに相手の顔を思い浮かべて赤面するシーンも可愛かったけれど、やはりこのシーンが一番インパクトがありますね。

さて、第1章はあの後、意外とあっさり老竜神様に許して貰えました。白騎士さんとガボは竜の国に残るということで、一気に寂しくなります。
第2章はしばらくピエトロとナルシアの2人旅で寂しかったけれど、その分、2人の絆が深まっている感じはあるかな。
一時加入した鬼面童子さんは、戦闘では強いのに、ちょっと天然な言動が非常にいいオジ様キャラですね。白騎士といい、鬼面童子さんといい、少年少女に親身な大人が多くて優しい世界観だなと思います。
ジルバ姫は三角関係要員なのかな。見た目はとっても可愛いので、ナルシアがいなければピエトロとの仲を応援してあげたいくらいです。
ガミガミ大王は、まだ仲間にならず。今回もまた別の場所で魔王城を再建するのかしら。気長に仲間になるのを待ちます。

今作を遊んでいて少し気になったのは、ストーリ—進行で行けなくなる箇所が多いこと。なるべく探索し切ってから次のエリアに進みたいのだけれど、セーブポイント等がないので、どこで次に進んでしまうか、分からないのですよね。
その上、エンカウント率が高いので行ったり来たりするのも面倒で、その辺は困っています。

糸井重里監修「オトナ語の謎。」

俗語解説本。
解説がおちゃらけているので、笑いました。聞いたことない言葉も若干ありましたが、おおよそは社会人ならば触れている言葉で頷かされます。
これから社会人になる学生向けの解説本とされていますが、どちらかというと「こんな意味の分からない用語を使っている大人たち」に笑ってもらう本なのでは、と私は感じました。
ちなみに、私のいる部署では「ドラフト」を動詞としても使います。「ドラフトりました」とか言ってるのを、恐らく他部署の人は何のこっちゃ?と思っているはず。

宮本輝著「青が散る」

ある男子学生の大学生活を描いた作品。
青春小説と銘打たれているし、主人公達はテニスに打ち込んで激しい試合も描かれるけれど、全体的に淡々としている気がするは、宮本輝氏の筆の特徴でしょうか。
燎平は、父親が工面した金で大学に通いつつ、客観的にはいい加減に生きていているとしか思えない行動を取っている男ですが、それでも腹の中では不安を抱えていたり、潔癖に生きたい気持ちを持っているので、共感できます。色々な出来事が満載で波瀾万丈の4年間だけれども、人間の心に対してはリアリティがありました。
個人的には、老教授との交流に関する下りが印象に残りました。

本記事は、あくまで個人の使用感によるレポートです。商品に対する使用感や感想には個人差があるものとあらかじめご了承ください。
また、薬剤知識はないので、専門的な話もできません。

最近、店頭で新しい目薬を見掛けることが少ないのですが、各社の目薬開発は一段落してしまったのでしょうか。
そんなことを思いつつ、今回の目薬は小林製薬株式会社の「アイボン トロ〜リ目薬ドライアイ」です。
http://www.kobayashi.co.jp/seihin/abn_de/

「アイボン」は洗眼薬ブランドとして知っていましたが、シリーズに目薬もラインナップされていたのですね。
背が高い、やや楕円風の容器が、割と特徴的。

液色は無色透明。無味無臭。刺激はありません。
眼の乾きの緩和がメインの目薬ですが、注したときはさほど粘度を感じませんでした。でも、保湿力は高いように感じます。
肌に着いた箇所も、乾いて突っ張るようなことはありませんでした。

総じて悪くはないのですが、特別良いとも言えないのが残念。容量とお値段を考えると、他の選択肢もあるかも知れません。でも、シーンを選ばず使えるのは良いなと思いました。