• タグ 『 ポポロクロイス物語2 』 の記事

160116.png

クリアしました!
クリアレベル51。サブイベントはほぼ取り零しています。

封印の儀式を行うと帰れないという話は、事前にされていたでしょうか。アニメーションシーンは字幕がないため、聞き落としたのかもしれませんが、記憶になかったので若干唐突な展開に感じました。
とはいえ、最終的には誰もが幸福なエンディングと、とても素敵な“後日談”タイプのスタッフロールで、大満足しました。

最終ダンジョンに挑んだ仲間は、結局ナルシア、ジルバ、ガボでした。
突入時は、一番レベルが高いナルシアとジルバでLv.43程度でした。雑魚が強かったのと、経験値不足で技が変化しておらず、道中に範囲技だったアクセルスピンキックが単体技に変化してしまうなど、使い勝手が変わって困ったので、全回復ポイント周辺でしばらくレベル上げをしていました。
これが最終ダンジョンなのに、今更レベル上げ(笑)などと笑っていたのですが、これが直後に役立ちました。
なんと、全員が1人ずつに分断されてしまったのです。
1人旅となると、素早さが遅いガボが不安材料でしたが、防御が高いので先手を取られても問題ありませんでした。しかし、敵の推定HP2000に対し、通常攻撃で2桁しかダメージを与えられないので、常に召喚一発勝負。MPが切れたら行き詰まるところでしたが、彼の箇所だけ全体の行程が短かったので助かりました。
長くて辛かったのは、ナルシアとジルバの道中。ナルシアはホーリーバーストの連発、ジルバはジルバちゃんスペシャルで一撃必殺でしたが、MP消費も激しいので、ガボ用に買い込んだMP回復アイテムをここで注ぎ込む羽目になりました。
……ピエトロだけ、今回も「マジカルロード」で戦闘を全回避しちゃったので、なんだか仲間の苦労に対して申し訳ない気持ちになりました。

総評です。

非常に良くできたゲームでした。
予定調和で進む超王道物語。悪役の暗躍により犠牲が多数出るため、牧歌的な雰囲気は欠けましたが、その分、先に進まねばいけないという意欲も沸くし、エンディングで平和な世界が戻ったことを喜べるのだと思います。
ジルバ姫の件では色々と不満もありましたが、最後まで終わってみれば、可愛いものでした。
メインストーリーはフルボイスのため、声優の演技で感情移入させられました。一番私の心に刺さったのは、王子がナルシアを海水から守るため抱き上げた瞬間ですね。
完全な「続編」であり、前作未プレイ者への配慮がなかったけれど、そこは仕方ないかな……と思います。

仲間が選択制になったため、最終ダンジョン突入以後はピエトロしか喋らないのが寂しかったです。アニメーションも仲間の姿が見えないので、まるでピエトロ1人が頑張っているみたいな感じに。
システム上難しいけれど、「仲間を集めよ」とまで言われているのだから、全員が同行している形が良かったと思います。

戦闘システムに関しては、今更ですが、前作(ポポロクロイス物語)の時点でほぼ完成していたと思い知りました。
歩いていた地点のマップがそのまま戦場になるシームレスな戦闘を、1996年の段階で成立させていたのは凄いと思います。前作ではマップ位置によっては碌に戦えない状態に陥るという欠点がありましたが、今作では仲間のいる場所は擦り抜けられる等、かなり改善されて、ストレスが一切なくなりました。
Gutsの要素が削除された点は、TOD2のSP制が好きな私としては残念ですが、遊びやすくなったと思います。
唯一にして最大の問題は、エンカウント率の高さ。数歩進んでまた戦闘突入という形で、いくらサクサク進むとはいえ、面倒でした。

160114.png

現在地:レムリア大陸突入前(仲間集め終了済み)

ナルシアは、森の魔女じゃなかった!!
となると、「海水に触れると泡になる」とか、「人間とは結ばれない」という話は、森の魔女の話なのか、妖精の話なのか混乱してきました。ギルダがあれだけ注意していたということは、「海水に触れると泡になる」は実際のこと=妖精の特性なのでしょう。「人間とは結ばれない」の方は、なにか問題があるわけでなく、単に前例がないということだったんですね。なんだか拍子抜けしちゃいました。

仲間達の方は落ち着いたのですが、世界情勢は更に悪化して、バルバランが復活。
竜の石版を巡る戦いはとても哀しいものでした。……が、その前から続くイベントが長くて、まだ続くのか、と思ったのも事実です。
その後は、各地を巡って仲間を集めました。
ジルバ姫の母親への怯えっぷりには、さすがに可愛そうになりました。ああいう母親に育てられたら、ジルバがこう育つのも仕方ないかな……。
レオナとガミガミ魔王は会話イベントのみで簡単に復帰してくれて、楽でした。
それから、存在をちょっと忘れていた鬼面童子も仲間に。
居たのは「うぐいす城下町」という日本テイストの国でした。パロディ満載でポポロクロイス物語らしくない感じもしましたが、水戸黄門、子連れ狼、遠山の金さんといった有名どころに加え、御家人斬九郎と思しきネタがあったのは嬉しかったです。
道中のガマガエルが強く、唯一Lv.40を超えているナルシアと白騎士しか生き残りませんでした。それも、もう負け覚悟で回復を諦めて全力攻撃に転身したら、ちょうど相手も体力が尽きていたという、かなりギリギリの内容でした。

仲間を自由に入れ替えできるようになったものの、連れ歩けるのはピエトロ+3人だけなので、難しいですね。
ジルバは雑魚殲滅用に入れたい。そうするとナルシアも連れて行かないと悪い気がするので、これで2人は確定。あとは前作からの愛着とピエトロへの喝で一層好きになった白騎士で確定か?と思いきや、ガボも急上昇。
ガボは、HPは低いし遅いし技も使えないしと思っていましたが、技はイベント習得するタイプだったのですね。ジルバ姫を迎えに行った際、ロマーナ城で突如イベント戦闘が発生し、全体を完全回復する「モノケロース」という予想外の強力技を習得したことから、一気に最終戦候補に挙がりました。
というわけで召喚獣探しに乗り出したのですが、「ブルンバブン」戦の開戦直後に放たれる「メイルシュトローム」で全滅し、呆然としました。結局「ケモノのお守り」を装備する対策を取ることに。今作は、どのお守りにどの属性効果があるのか解説されていないため、単なる「防御力アップ」のお守りだと思っていたのですが、“水属性吸収”効果まであったのですね。他にもそういう効果のあるお守りはありそうだけれど、調べようがないので、数値で決めるしかないのが残念です。

160112.png

現在地:4章終了
スクリーンショットは、同意せざるを得ない悪役の台詞。

前回の続きとしては、ナルシアの尽力でピエトロが復活。
神の国は、戦闘は一カ所のみで、後はちょっとしたミニゲームイベントという感じの構成でした。たぶん、勇気の神の爆弾は、自分で避けないといけなかったのですね? 普通にイベントとして眺めてしまい、失敗しました。他はすべて能力を向上して貰えたので、成功だったと思います。
しかし、大神ユリウス以外は「これが神様で良いのか?」という感じの個性派揃いですね。最初に勝利の神様を見た瞬間は、ちょっとギョッとしました。

次は、ピエトロがナルシアを追って妖精の国まで。
ピエトロの復活により、雑魚戦を回避するスキル「マジカルロード」を再び使えるようになったため、こちらはサクサク進めました。
鬱々と思い悩んでしまったナルシアが騙された上、追い掛ける王子たちも敵がナルシアの側に付いていて、変化能力を持っていることを知っているのにコロっと騙されていて、歯痒いイベントが続きました。
石版が奪われることは分かっていたけれど、敵の容赦のなさで、物語が重苦しくなってきたなと思います。
ジルバ姫も、また擁護し難い言動があって残念。魔物化したナルシアを蹴ったこと自体は、姿が魔物であり、ナルシアだと気付かなかったのだから仕方ないと思うのですが、その前の台詞「なんかあなた見てるとイライラするの」がちょっと頂けませんでした。それに抵抗しない相手を苛めているように見える絵面でしたよね。どの局面でも、他の仲間が決して彼女に同調しないところを見ると、スタッフはジルバを恋敵役としてプレイヤーから嫌われても良いつもりで設定したのか?と感じます。でもせっかく仲間キャラなのだから、私は愛着を持ちたいです。

章ボスのガープは、仲間に変身するタイプの敵。前作で仲間に変身する敵に苦しめられた記憶が蘇り恐怖しましたが、一番レベルの低いピエトロだったためか、楽勝でした。なぜか一度、元の姿に戻った後もう一度ピエトロ化するという、行動ターンの無駄遣いをしていました。敵が何の技を繰り出すかは、ランダム設定なのでしょうか。

160110.png

現在地:3章・ラダックの庵(ジャンボ救出後)
ラダック仙人って誰?と思った前作プレイヤーの麻生です。ハタハタ村という単語が出たところで、気付きました。
これから、章タイトルである「神々の国」へ導いてくれるとのことですが、一方通行と聞いて少し逡巡中。

今回のプレイ中、ディスク交換が発生しましたが、なんとその直前(DISC1最後のセーブ確認メッセージ)で、フリーズバグが発生しました。
セーブすることも、先に進むこともできず、泣く泣くリセットして再度ズールを倒しました。まぁ、そこまで厳しい戦いではなかったので、2回戦っても大した手間ではなかったけれど、イベントを飛ばせないので、やり直しはなるべく避けたいですね。

ピエトロ王子が離脱し、ナルシアが立ち上がるという素敵な展開でしたが、道中、ジルバ姫によるガミガミ魔王虐めがちょっと心に痛かったです。
勝ち気ですぐ手が出るワガママお姫様、という要素は良いのですが、ガミガミ魔王をジャングルの奥地に置き去りにして笑い転げている様は、ギャグとして流せませんでした。
勿論、ジルバ姫からすれば、ガミガミ魔王には、拐われた挙げ句、他人の扮装を強要されるという許しがたい仕打ちを受けたわけですから、仲良くしろとは思いません。だから、怒って仕返したと言うなら、良くやったと思うのですが……。
戦闘では特技が充実していて優秀だし、かないみかさんの声の可愛さもあって、嫌いにはなれませんが、早く成長して良い子になって貰えると嬉しいです。

160107.png

現在地:2章・ロマーナ(鋼鉄魔王城クリア後)

砂糖菓子のように甘い!
ピエトロとナルシアの恋物語に、思わずニヤニヤしました。お互いに相手の顔を思い浮かべて赤面するシーンも可愛かったけれど、やはりこのシーンが一番インパクトがありますね。

さて、第1章はあの後、意外とあっさり老竜神様に許して貰えました。白騎士さんとガボは竜の国に残るということで、一気に寂しくなります。
第2章はしばらくピエトロとナルシアの2人旅で寂しかったけれど、その分、2人の絆が深まっている感じはあるかな。
一時加入した鬼面童子さんは、戦闘では強いのに、ちょっと天然な言動が非常にいいオジ様キャラですね。白騎士といい、鬼面童子さんといい、少年少女に親身な大人が多くて優しい世界観だなと思います。
ジルバ姫は三角関係要員なのかな。見た目はとっても可愛いので、ナルシアがいなければピエトロとの仲を応援してあげたいくらいです。
ガミガミ大王は、まだ仲間にならず。今回もまた別の場所で魔王城を再建するのかしら。気長に仲間になるのを待ちます。

今作を遊んでいて少し気になったのは、ストーリ—進行で行けなくなる箇所が多いこと。なるべく探索し切ってから次のエリアに進みたいのだけれど、セーブポイント等がないので、どこで次に進んでしまうか、分からないのですよね。
その上、エンカウント率が高いので行ったり来たりするのも面倒で、その辺は困っています。