• 2017年登録記事

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現在地:クリア(幻水1)

戦死者がいたため通常エンドでしたが、一応108星は集めました。
自力で仲間にできなかったのは、下記の宿星の皆さんでした。

  • 天威星 ペシュメルガ
  • 地威星 マクシミリアン
  • 地英星 サンチョ
  • 地孤星 メース
  • 地蔵星 レスター
  • 地醜星 ガスパー
  • 地耗星 テンプルトン

レオンは仲間にし損ねやすい、と聞いていましたが、カレッカで会えるので、あとはタイミングだけの問題で簡単でした。
よって、条件を満たさないと登場しないキャラを拾い損ねた感じです。

終盤はノンストップに畳み掛ける展開で、時流に乗ってからは気付けば帝都、という感じでした。
坊ちゃんが国に留まらないことはわかっていましたが、ビクトールから「この国に必要な人間だ」と諭され、フリックからも未来を託された筈なのに、必ず夜逃げエンドなんだなぁと改めて考え込んでしまいました。
魂喰いが戦争を起こしたり、仲間を喰らうのを恐れた、というのが通説のようですが、ゲーム中、魂喰いのせいで余計に人が死んだ、とは感じませんでした。戦争中に犠牲者が出るのは自然だと思います。テッドも、普通に坊ちゃんと付き合っていましたし。魂喰いを持つ者が側にいると悪い影響がある、と明確にわかるようなイベントが一回あっても良かったのでは。
また、基本的に、必ず仲間になる顔キャラでのみイベント進行する仕組みのせいだと思いますが、クレオとキルキスは一緒に王城に突入したのに、留守番組のような描写だったのが解せません。
しかし勝利の余韻の中、ひっそりとマッシュが死ぬのは素晴らしい構造だと思いました。

続けて「幻想水滸伝2」攻略に進むか、一旦別のゲームを挟むかはこれから検討します。

森まゆみ著「いで湯暮らし」

作者名も、谷中・根津・千駄木の地域雑誌「谷根千」も知らず、「旅エッセイ」という裏表紙の説明だけで手にした本。

少々、予想外の内容でした。
旅した内容が問題ではなく、その土地に住む、ということを問う手記です。
本作は改題されており、「暮らし」シリーズという文庫シリーズに組み込んだため現題名になったそうですが、単行本時の題名「プライド・オブ・プレイス」の方が本質を突いていると思います。
正直なところ、読み進めるほどに面白くないと感じて困惑しました。著者の語りたいことは理解できるし、ある程度共感もするけれど、根本的な価値観が違う。それに尽きると思います。でも個人的に、こういう方が積極的に発信していることには安心します。
時折挿入される、息子たちのエピソードは面白かったです。

現在地:Chapter03・期待を背負って(強くてニューゲーム)
シリーズ記事「FF15 物語を見直す旅」の趣旨は、2017年2月1日記事参照。

プロンプト撮影の写真

遂にプレイ時間が100時間を超えました。それだけ遊んでいても、まだ初めて聴く台詞があることに感動します。アルティマニアで、どんな状況に応じた台詞が用意されているのかくらい公開して欲しかったです。
宿泊時の一コマも、時々見知らぬカットがあるから侮れません。
逆に、写真時の構図はだいたい見たことがある感じになってきたなぁと思っていたら、凄い記事が上がっていました。

「ファイナルファンタジーXV」“孤高の写真家”プロンプトの撮影技法が明らかに
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1047778.html

プレイヤーがどの写真を保存したか、をプロンプトのAIが記憶して、より好みに合わせた写真を撮る傾向が強まるのですね。ヤラレた……!

注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。

寄り道の末、レスタルムに到着。
南のコルニクス新道からレスタルムに行ってみたところ、初到着時の会話が発生しませんでした。イベント進行を考えると、ダスカ地方に繋がる北側からレスタルムに到着する方が普通のルートなので、この経路は想定していないのかな。ちょっとした出来心だったのですが、勿体ないことをしました。
それが原因かどうかは不明ですが、同時に光源の影響が異常に強くなる画面表示バグも発生。
そんなわけで、初訪問時はダスカ地方から行かれることをおススメします。

レスタルム大通り

大通りに着くと、イリスはリウエイホテルに泊まっている、という情報がグラディオから提示されます。
その際、グラディオは電話を手にしていますが、通話をしていた様子はありません。プレイヤーとしては「メールで聞いたのか」と考えてしまいますが、FF15の世界にメールが存在しているのかどうか不明です。個人的にこのような設定部分は、もう少し描写して欲しいと思います。
ホテルへ向かう途中、地震が発生し、ここで初めてノクトが頭痛を訴えます。

ホテルに着くと、何度も名前だけ聞かされていたイリスが遂に登場。この、ロビーでの再会のやりとりは特に問題ないのですが、

時間取れ いろいろ聞きたい

というグラディオの台詞が、この後問題になります。

ホテルの部屋に場面が移り、今度はタルコットとジャレッドが登場します。

ジャレットとタルコット

ここの問題点として、彼らが何者か、プレイヤーにはわからないまま話が進みます。ノクティスたちにとっては旧知の相手なので、説明する方がおかしいという理屈はわかりますが、「誰?」という疑問を抱いたまま進むと、続けて提示される情報を受け止められない人もいるので、早く解消した方が良いでしょう。
こんなとき、役立つのが一般人のプロンプトです。彼は「初めまして」の立場でもおかしくないので、後にChapter05でゲンティアナのことをプロンプトに説明したように、イグニス辺りからそっと説明して貰うのが良いでしょう。

【変更案】
グラディオラス
よく無事だったな
ジャレッド タルコットも

プロンプト
誰?

イグニス
グラディオの家の執事と、お孫さんだ

この程度のやりとりを入れるだけで、プレイヤーは不要な疑問を抱かずに済みます。
Chapter02時点でイリスを守っていたダスティンは何処へ消えたのか、という疑問は解消されませんが、この段階でダスティンの名前を覚えているプレイヤーはたぶん数人ですから、無視して良いでしょう(笑)。

さて、問題はジャレッドたちが退室した後になります。

ノクティス
イリス 王都 どんな感じだった?

イリス
ーーお城とその近くがすごくやられちゃって
大丈夫だったトコも多いと思うんだけど

……それだけ!?
事前に「いろいろ聞きたい」と声を掛けたグラディオからも、特に追加質問はなし。イグニスは「目的はやはり 限定的だったのか」と一人で納得してしまいます。
王都が陥落したという情報の補強として、城近辺が集中攻撃された、とわかったところで、特に益がありません。せめて「クリスタルが盗られた」という情報の裏付けであったり、「王都の帝国軍兵力はどのくらいか」「王都の住民はどうなった」など、国が現在どういう状況なのかを教えて欲しいところです。
そこまで高度な話をイリスに望めないとしても、どうやって脱出したのかを話して貰い、Chapter14ではその脱出経路を使って侵入するとか、色々展開は考えられます。
そんな次第で、会話全体を直す方が良いと思います。単独の台詞として見ても「大丈夫だったトコ」が「お城とその近くの中で無事だった地点」を言いたいのか、「王都全体の中で無事だった地点」を言いたいのか曖昧なので、要修正でしょう。

イリスと会話

王都情報は持っていなかったイリスですが、新情報もあります。

イリス
あのね ルナフレーナ様
この街にいらしてたって噂があって
でもすぐに街を出たって
無事でよかったじゃん

さて、これまでの突っ込みの多くは「登場人物は既知の話を喋らないため、前提知識がないプレイヤーにはわかりにくい」という理屈でしたが、ここは逆です。
ルーナが生きていることをプレイヤーは知っていますが、ノクトは知りません。ルーナの滞在について話す前に、生存を知らないと、「この街にいらしてた」の時期がいつの話かわかりません。
これをフォローするには、ほんの一言足すだけで良いでしょう。

【変更案】
あのね ルナフレーナ様
調印式の後 この街にいらしてたって噂があって
でもすぐに街を出たって
無事でよかったじゃん

調印式の後、というタイミングを言うだけで、生きていたことも直ぐわかります。
3行目の「でも」は、「会えると思ってぬか喜びさせないように」というイリスの配慮から咄嗟に出たと感じましたので、そのまま生かしました。


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参考記事

小路幸也著「小説家の姉と」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
大学生の朗人は、五歳上で小説家の姉から頼まれて二人暮らしを始めた。やがて姉、高校時代の事件を契機に疎遠だった幼馴染み、恋人と過ごすようになり、姉と幼馴染みが結婚を前提に付き合っていたことを知る。

淡々とした日常と観察が続く、さらさらと読めるお話。
小説家が、小説家を身内に持つ人間の視点を装って小説家を語る、という要素が面白いところだと思います。

主人公を始めほぼすべての登場人物が、一歩引いた、俯瞰の視点で物事を見ているように感じます。そのため、主観で物事を断じ、他人を振り回したりする人物がいません。
とても大人で健全な展開で好感を抱きましたが、お話としては起伏がないと言えます。
猫の脱走や母の入院など、大きな出来事もあるのに、読み終わった後は「これという事件は起きないお話」という印象だけが残りました。
クライマックスになると思って読んでいた、姉と幼馴染み・千葉の交際が明らかにされるシーンも、実際に訪れてみると比較的淡々としたものでした。一足飛びに結婚という単語が出て来る点は驚かされたけれど、交際自体は朗人たちも勘付いていたから、動揺する時期は過ぎていて、報告されて、受け入れるという儀式を経ただけでした。
この起伏のなさが、「普通」の生活感かもしれません。
作品の中の言葉を使うと、そんな普通の生活の中に「種を蒔いた」お話ということで、地味なお話なのに最後まで飽きずに読まされました。

3DSのダウンロード専売SLG「プランテラ ガーデンライフ」体験版を遊んでみました。
http://www.rainyfrog.com/ja/game/plantera

プランテラ ガーデンライフ

本作は、野菜や果実を植えて、収穫物で稼ぎ、庭園を広げていくゲーム。
ほのぼのした外見から、のんびり遊ぶゲームだと思ったら、画面の動きに気を配るクリッカー系ゲームでした!
真面目に遊ぶと、かなり忙しいです。
もっとも、収穫作業はヘルパーという生き物が代行してくれますし、害獣退治も番犬(体験版では導入不可)が代行してくれるので、最終的に放置プレイ可能になっていくという面白い設計のようです。

実は、初めて説明書を読んだ段階では、ゲーム操作がわからず困惑しました。
例として、「ショップのタブ」の説明を引用します。

ショップのタブ
ショップのタブ説明

ショップの上に、様々なタイプのアイテムで5つのタブがあります。一つをクリックしてそれを選択します。タブに見える数字はあなたが持っている物の合計と、アイテムのタイプのために開いているスペースの合計を表しています。

エキサイト翻訳を思い出させる直訳っぷりです。よく読めば「タブをクリックして表示アイテムの種類を切り替える」「庭にある同カテゴリー作物の数と、設置できる上限がわかる」という簡単な話なのに、難解な要素に見えて困惑しました。

説明書の解読は早々に諦め、とりあえず起動してみたのが正解でした。
作中、チュートリアル要素はありません。それどころか、文字情報がほぼありません。しかし、取り返しのつかない要素はないので、触っている内に理解できるゲームデザインになっていました。

解放された順に作物や動物を買うばかりで、庭作りを楽しむという自由度は低いのですが、タップしたときの演算計算された動き等が心地好く、地味に時間を費やしてしまうゲームです。
ぬいぐるみのような丸いフォルムにされた動物たちも、とても可愛くてお気に入り。
ただし、やることが収穫と庭園拡張を繰り返すだけなので、比較的飽きるのも早そうかな。
個人的には気に入ったので、機会があれば購入するタイトルとして検討したいと思います。