うたわれるもの 偽りの仮面
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話が動くかと思うと、翌週に速攻否定されるという流れで、結局まだまだ全貌が見えません。
キャラクター紹介と日常話が続くのは平和で良いことだけれど、アトゥイの浮遊するお供が急に登場するなど、ところどころ話がブツ切れで、丁寧とも言えない進行だと思います。
ハクオロは皇だったから、知り合う面々がお姫様ばかりでも違和感がなかったけれど、いまのところ公式な立場がないハクがお姫様とばかり知り合うのは違和感。BLネタが多いのも、ちょっと食傷気味。そもそもアニメ・ゲーム内のBL好き女子って、需要があるのでしょうか。キャラクターの個性として1人くらい設定されていても良いけれど、複数のキャラクターに飛び火するのは少々引きました。それとも、ヤマト上層部が腐っているという暗喩だったりするのでしょうか。
ココポとムックルが縄張り争いを始めるかと思いきや、超仲良しだったのは、とてもホッコリしました。
スタミュ 高校星歌劇
http://hstar-mu.com
実は、今期一番楽しく見てるかもしれないアニメ。
4話まではギャグアニメだと思っていたのに、普通に青春アニメになってきました。これはこれで、嬉しいです。
ただ、主人公である星谷がチームリーダーになるのは「メタ」視点で理解できるけれど、作中でリーダーを決めるやり取りがなかったので少し釈然としません。主人公という理由を除いたら、空閑の方がちゃんとメンバーに目が行き届いていて、大人で、実力的にも妥当では。まぁ、本人が辞退しそうですが。
お披露目公演のアニメーションは、少しタイミングがずれていたり、ターンが遅れたり、ぶつかりそうだったりと、なにかしら人間的に「揃っていない」感があって、揃った動きを描くより大変だろうにと感心しました。
シーンに合わせて挿入することも増えてきたのに、相変わらずスタミュの曲は、ミュージカルらしくありません。なぜそう感じるのか、なんとなく分かってきました。
まず、スタミュの楽曲には、聴衆を笑わせたり泣かせたりしようという意図が薄く、単に格好いい曲になっています。
私は、ミュージカル曲というのは、実は「90年代ゲームサウンド」に良く似ていると思うのです。この1曲で「泣かせるぞ」だとか「笑わせるぞ」といった、シーンに合わせて観客の感情を動かそうという意図が強く、ドラマチックな構成になっているんですよね。
そして歌詞。ミュージカル曲の歌詞って、基本的に「心情吐露」か「状況説明」であって、それが次の行動に繋がると思うのですが、スタミュでこれに該当するのは、3話の天花寺が天使(猫)を探すシーンくらい。曲のシーンを飛ばしても話が通じてしまうということは、その時点でミュージカル曲ではないのですよね。