日誌までサボって申し訳ありません。明日を過ぎれば少し手が空くと思います。
何もないのも恐縮なので、書きかけファイルからちょっと引用。D2です。
その時、平板な声が彼の名を呼んだ。音は闇の彼方此方で反響し、重なり合って、彼の名に奇妙な節をつけた。
言葉は闇の中に唯一つ光を放つ存在を生んだ。それは人の象をしていた。女である。アタモニに仕える司祭と似た、白を重ねた衣が、吹かぬ風を孕んで優雅に波打った。
人と異なる存在であることは、超常の法により現れたことからも明らかだったが、奇妙な事に、彼はこの気配を知っていた。他ならぬソーディアン、そのレンズが宿す思念の波と女の気の揺らめきは、見紛うほど近しかった。
「私はエルレイン。人々を絶対の幸福へ導くフォルトゥナの聖女」
囁きに等しいその声は抑揚を最小限にしか含んでおらず、それが長く伸びる音節に乗ると、闇に波紋を生んだ。
レンズへ強い願いが集まってフォルトゥナを生んだのであれば、そのフォルトゥナの化身であるエルレインとリアラもまた、レンズの思念体に近しいのではないかなーと、そんなことを思いながら書いてます。
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レイノルズ復帰=ソーディアン研究所へ行く前。
なりきっていない本物のジョニーを迎え入れ、いそいそと1P(なりきりジョニー装備コングマン)交代。ついでに思い切ってスタンを5番目に回しました。寝押しの発動率は凄く低いですけれど、レッド系薬草が出来るととても嬉しいでsy。
このタイミングでは、相当数のサブイベント発生条件が解放されるので、研究所に行く前にふらふらしようと思っています。しかし今作のサブイベントの発生条件は、自分で見つけられそうにない物が多過ぎやしないですか。DCでは少し改善されるらしいですが、称号の付け替え自体が面倒なので、この方式は次回作以降引き継がないで欲しいです。
後回しになりましたが、メインシナリオ部分の話。
ミックハイルの改変点(マリアンにリオンの死を告げない)は結構好きだなと思います。このマリアンなら、リオンが愛した人として素直に好感が持てます。PS版だと、余所様の二次創作で見るマリアンの人物像が真っ二つに分かれていましたからね。
で、引き続き補給無しでベルクラントを攻略。苦戦しました。1周目はかなり楽に倒したイメージがあったのですが、今回はライフボトルを多数投入。最後は、なりきりジョニーの「ビートへヴン」で打ち上げまくり、77コンボで倒してしまいました。
ヒューゴ戦の後に少し席を外していたところ、戻った時にはベルクラントが切り落とされてました(2周目は台詞自動送りONプレイ)。一周目で大笑いしたミクトラン閣下の不思議な踊りを見逃してしまった……いや、セーブは分けてあるので特別惜しくはないのですが。
ルーティは、孤児院のお姉さんとしての側面がより強くされてるような印象。内容自体は予想通りのイベントですけど、子供達を抱き締めるアクションに、強い母性を感じます。
あとは1周目でも取り上げたチャットの台詞「死んだ人間を理由に行動してはだめだ」に、今回も頷かされました。
そう言えば「強欲な女」称号のサブイベントで、マリアンはリオンが死んだ事を分かっている、と言う推測が肯定されたように思います。マリアンに対するルーティの台詞は、リオンが死んだ事を知っている者同士だと言う前提で話していましたよね。
他にも見てないサブイベントがかなりあるので、これから埋めて行きたいです。もっとも「想いの残ったレンズ」などは、公式見解とネタが違って項垂れることが結構ありそうです。
本編は鏡面バリヤー中和装置入手まで。
まだまだ続く、天上編の連続ダンジョン攻略です。
ロディオンは敵が接触タイプですし、ヘルレイオスまでの道はアンスズーン~クラウディス間ほど遠くないので良いのですが、ヘルレイオスはPS版でもPS2版でも、相変わらず疲れるダンジョンです。
PS版の時はパスワードが分からなくて結局1日寝かせたし、PS2版はマップが広い。攻略本持っているのに黄色カードキーを差し込む端末に気付かず、うろうろしてしまいました。
イレーヌ戦は、一周目の時は苦戦したのですが、今回フィリアを操作してレイ連打していたらあっという間に終わりました。フィリアはNPCに任せると耐性を考えずに術を使うので、PC操作向きなのですね。イレーヌのHPはこの局面のボスと思えないほど低いのですが、彼女のキャラ付けとしては適切だと思います。
そしてここでも、PS2版のオベロン社幹部たちの演説の薄さもさることながら、ルーティが彼らを一方的に嫌い過ぎている姿勢が少し気になりました。とにかく嫌い!と言うリアルな描写を目指していたなら凄い巧く表現出来てますけれど。
あとイレーヌの声優さんだけ、どうも個人的にしっくりこないのは何故でしょうか。
そんなわけで、イクティノス復活。
ウッドロウに敬語を使わないイクティノスには、相変わらず違和感があります。PS版だと生真面目な軍人というイメージだったのですが、PS2版はこの口調改変のせいで謎の人物になりました。
ソーディアンメインの話が思い浮かばないのは、偏に彼の性格が掴めないためだと確信しています。
ついでに、山寺氏不在が耐えきれず「なりきり」を解禁。
コングマンを「なりきりジョニー」にして1P操作しています。
ジョニーは一周目最後でも自操作していたので快適ですが、アイテムを使う時の名前がコングマン表示だったり、メニューを開いた時にコングマンの顔グラが目に入って、やはり変な感じ。
それに装飾品欄の一つをなりきり装備に充てないといけないので、戦略幅が狭まるので意外と不便。本物の加入が待ち遠しいです。そうしたらWジョニーで左右からミラクルボイスとか、やってみたいなぁ……。
本編はクラウディス攻略まで。リリス加入で沈没船捜索中。
リメイク版天上編で良いと思う改変点:空中都市の攻略順
理にかなっている上、攻略の間に中和装置をリトラーが作るという構図になっているため、スタン達だけが働かされている感が緩和された。
リメイク版天上編で悪いと思う改変点:バルックの戦う理由
カルバレイス人だから天地戦争に加担する、と言うのは理屈としては単純だけれど、状況的にはおかしい。既にカルバレイスにもベルクラントが撃ち込まれているのだから、カルバレイスの復興が理由だと、ヒューゴの目指す世界とバルックの理想には隔たりが生まれているはず。それとも、その違和感と虚しさを抱えつつの敗北だったのだろうか。
リメイク版のルーティは、オベロン社幹部にキツいですよね。バルックもイレーヌも地上編でそれなりにいい人ぶりを見せるのですが、リメイクルーティは終始、金持ちの偽善と見なして、一方的に毛嫌いしているように見えました。
一方オリジナル版には、ルーティからバルックに対してこんな台詞があります。
それじゃあ、あなたの作った基金って一体何だったのよ!
身寄りのない子供たちのための福祉施設を作ったり、災害救助のために義援金を送ってたりしたことって、一体なんだったのよ!
わたしね、世の中ってろくでもない奴らばかりだけど、中にはあなたのように尊敬できる人もいると思ってた……
オリジナル版プレイ当時、この台詞から、もしやルーティ(或いは孤児院)はバルック基金で助けられた事があるのではないかな、と考えていました。
リメイク版では、オベロン社幹部と戦って心を痛めるのはスタンだけになってます。最初から相手を信じていないルーティだと、物語が膨らませられなくて、ちょっと残念です。
まぁ、それ以前にバルックの扱い自体が小さ過ぎて寂しいんですけれど。
ヒューゴ戦前にリリスを加入させないと見られないサブイベントがあるので、仕方なく闘技場に戻ってイベント消化。
CCが足りずコンボが続かないので、ディフィニット戦記は今回も諦めました。
で、沈没船でレンズ集め&LV上げ。攻略本を見ると適正LV60以上と書いてありますが、10以上足りない状態で挑戦。気を抜くと全滅の危機が直ぐそこにあるけれど、それを耐えて得られる経験値の魅力に、思わず病みつき。
あとは、前回時期を逃して見ていないサブイベントを発生させました。
セインガルド王の跡継ぎ話は、アシュレイが養子をお断りして飛び出していって、それで終わりなんですか!? この後フォローがあるのか心配です。実際問題、D2でセインガルドは滅びたも同然ですけれどね。
ポケットドラゴンはオリジナル版を懐かしく思い出し、散歩もできてそこそこ満足。
ただ、やはりリリスの性格を可愛く思えないのが残念でした。
プレイはイグナシー制圧まで。他、サブイベント一部。
天上世界出現を発生フラグとするサブイベントを処理。
闘技場はリリス乱入まで。母子(リリス&リルム)揃っての特徴を忘れていて、うっかりBCを使用し負けました。レベル的にもちょっと厳しいところだったので、少し本編を進めてからにしようと思います。どうせリリスを加入させても戦闘に出さないし。
ちなみに、リリスが仲間になる事については、どちらかと言うと否定派です。
(オリジナル版のバグ技でリリスを加入させた時は贔屓して使っていたのですが、こうして大きく扱いを受けると何だか捻くれたくなる性格だからでしょうか)。
私は、「リリスが実は凄く強い女の子」と言う設定は、ギャグ扱いだと思っていたんです。だからこそTOPで乱入しちゃったりしても許されるのだと。逆にこれが本編に正式な設定として絡んで来ると、浮いて見えてしまうのです。
勿論、改変された性格や、加入させても本編イベントには出て来ない中途半端さ加減も今ひとつと感じる要因です。
ミニゲーム「ウィアードショット」で、猿号擁桂の称号を、Sランク以上でないと貰えないと思い込み、延々プレイしましたがBまでしか到達できません。
と言うか、やっと3マップまで3割の確率で進めるようになりました。
思い返してみれば、シューティングはテイルズのミニゲームでしか遊ばないので、不得意ジャンルと認識した方が良いのかも知れません。
ウィアードリボンは遠い……。
本筋の方は、パーティでいざこざがありつつもTOAの様に引き摺る事はなく、全体が安定した空気に。なにより、スタンの視野が通常の範囲に戻った事に安堵します。
口を開くごとに「リオンの仇!」と言われるのは、なんだか変な気分なんですよね。ヒューゴがリオンの仇とは言えない事を知っているからでしょうか。
なお、ディムロスが言っても聞かなかったスタンが、ルーティと話した事で落ち着いた、と言うスキットがありますが、あれって「女性は偉大」と言う以前に、ディムロスの言い方が悪かったのだと思います。一つの事を思い悩んでいる人に、解決策が出ていないまま「その事は置いておこうよ」と言ったようなもの。こういうところを見ると、ディムロスって上に立つ人間としては向いてない気がします。やはり一兵卒から成り上がった猛将なんですね。設定変更前は地上軍司令官だったクレメンテなどと比較すると、ソーディアンメンバーの話術の巧みさに大きな差を感じます。
さて、天上編のしんどいところは、何と言っても延々続く空中都市の攻略。
オリジナル版の頃、私の友人たちが再プレイしない理由に良く挙げていました。が、私は天上世界に要塞しかない事や経由基地があると言う点は、リアリティがあって結構好きです。これで攻略しやすいダンジョンならもっと擁護できたのですが。
そんな天上ダンジョンも、二周目なので攻略本解禁。イグナシーは一周目でもそれほど手子摺りませんでしたが、マップを見ながら進むといかに狭い範囲をワープで行き来していたのか分かり、面白くなりました。
とにかくダンジョンが続くので、ミックハイルまでは一気に進めるぞ!