• タグ 『 SO5 』 の記事

現在地:盗賊団エイタロン退治まで
スタール村は、帰ってきたら壊滅しているだろうと覚悟して出掛けたので、なんだ無事助かるのか!と拍子抜けしました(笑)。

スタールの英雄

前回書いた3D酔いの問題は、カメラ感度を下げることで1時間くらい耐えられるようになりました。しかし完全解決とはいかず、長く遊ぶと気分が悪くなってしまいます。ゲームプレイ時間を強制的に制限できると考えれば、悪いことでもないかな……。

序盤が終了したと思われる現時点では、特に大きな不満もなく遊んでいます。
当面は、リリアの素性を明らかにするためにフィオーネの後を追って、国境の戦争にも顔を突っ込むことになるんでしょうね。
エイタロンの首領が銃を持っていたように、隣国トレクールの新兵器というのも、おそらく科学兵器でしょうから、他の星からやってきた人間が、レスリア王国の敵対勢力に兵器を流しているのかな。
ちなみに、そのエイタロン首領は「北斗の拳」に登場する雑魚みたいな風貌が予想外すぎて笑いました。

エイタロン首領

一人だけ世界観が違う!

仲間キャラクターたちは、一通り顔見せされた感じ、好感触です。
特に、ミキが妹系幼馴染ヒロインとして、古典的なまでに自己主張してくるところがなかなか可愛いです。ミードックの街に泊まった時のやりとりなど、その可愛さに見惚れていて、スクリーンショットを押し忘れました。

ミキ

逆に、フィデルは優等生主人公という印象だったので、急ぎの旅の最中に朝寝坊するタイプだとは思わなかったですね。「AKIBA’S BEAT」の主人公(2017年4月20日記事参照)を思い出して、そのタイミングだけ、ちょっとイライラしました。彼個人の物語としては、今後、父との確執がクローズアップされそうで、その辺は期待しています。
ヴィクトルは「いい人」枠ですが、他国民や一般市民に戦況を教えていいのか、とか一番突っ込みたくなる相手でもあります。
凄い格好でプレイ前から注目していたフィオーネは、意外と性格は落ち着いたタイプで、エロ担当というわけでない部分に好感が持てました。
エマーソンとアンヌは、モブとしてこっそり配置されていたので「こんなところに!」と驚きました。2人とも、見た目やポジションから想像していた性格とは、ちょっと違うようでした。物語に関わってくるときが楽しみです。

エマーソンとアンヌ

ただ、仲間キャラクターと知らなければ、後日加入した時は更に驚くことができたと思います。昨今は仲間になるキャラクターを全公開してしまっているゲームが多いですけれど、個人的には、少し驚き要素を残して欲しいなあと思います。

戦闘は楽しむ範囲まで進めていないというか、三竦みで「強攻撃」>「ガード」という構造が馴染めません。頭でわかっていても、体が反応できず、強攻撃の動作を見ると反射的にガードボタンを押してしまう操作ミスを連発していて、ストレスが溜まります。
あと、どうしても乱戦が多いため、どの敵に攻撃が当たっているか、いまいちわからないのも三竦み制と合わないと思います。

イベントシーンでも、ほとんどはマップの会話の延長で、特別に長い演出がないのはサクサクしていて良いと思います。ただし、カメラが引いた状態が多いのは、物足りなさを受けます。シリーズの売りだと聞いていたPAも、シームレスに会話するだけのせいか、味気なく感じますね。
また、マップ画面上でそのままイベントに移行する都合か、頻繁に、移動範囲を制限されたり、走れなくされたりするのも少し気になりました。

移動禁止

ただし、これだけ露骨に進路妨害されると、これはこれでアリだと思いました。

PS4のRPG「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-」を始めました。

Star Ocean 5

「スターオーシャン」シリーズは、これまで一度も遊んでいません。「テイルズオブ」シリーズを先に遊んでいたので、機会を逃しました。
開発元であるtri-Aceのゲームもあまり遊んでおらず、「ヴァルキリープロファイル(PS版)」以来です。

そんな縁遠かった本作を購入した理由はズバリ、年末のワゴンセールで投げ売りされていたからです(笑)。
批判が集まっていたことは勿論、スターオーシャンファンの友人が「初めてクリアせず止めた」と言っていたので、許容範囲が狭いゲームらしいことはわかっていましたが、この価格で買えるなら評価は相当緩くなるから構わない……と思うくらい格安でした。
勿論、本当に「ゲームとして出来上がっていない」というレベルなら、どれほど安くても見合わせましたが、低評価の理由は概ねストーリー関係で、製品自体として「出来が悪い」ゲームではなさそうに感じました。
なにより、“仲間最大7人を同時に戦闘フィールドに出せるアクション戦闘”を体験してみたくて、買ったのでした。

プレイ中に難易度を変更できないという点で不安を抱きつつも、通常の難易度である「GALAXY」で開始しました。
本編開始直後は、訓練の模擬戦で戦闘システムのチュートリアルがあります。

戦闘説明

ガード<大攻撃<小攻撃の三竦み構造と、距離で自動的に攻撃が変わるのが特徴的。
しかし乱闘になると、三竦みを意識している余裕がないので、比較的安全性の高い小攻撃の連打になってしまいそうです。

フィールドのグラフィックが綺麗で、正直驚きました。
本作はPS3でも発売されていた筈ですが、これはPS3では難しかったのでは。キャラクターも、スクリーンショットで見ていた時は生気のない人形風に感じたのですが、実際に遊んでみると可愛いです。

SO5の街並

このアングルは、石畳と干物が細かくて感心しました。スクリーンショットで小さく掲載するのは勿体なく感じるくらいです。

干物

ただ、道行く通行人に近付くと、転びそうになって接触を嫌がる反応があるのに、こちらが棒立ちしていると通行人が突き抜けてきたのはビックリしました。

しかし……10分ほど街を歩き回った段階で気分が悪くなり、その後は盗賊団だけでなく吐き気とも戦うことになりました。
明らかな3D酔いです。
特に階段を上り下りすると、キャラクターの上下運動に合わせてカメラがガクガク揺れるため、気付いたときには完璧に酔っていました。体調が悪いわけでもなく酔ったのは、「キングダムハーツ」以来。10分という短時間で酔ったのは、初めてかもしれません。
これほど酔うのでは遊べない、と落胆したのですが、カメラ感度を下げると改善されると聞いたので、次回はその検証からになります。