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ル パティシエタカギのプチガレット(ガレット・デ・ロワ)

私にとって「正月の菓子」といえば、初釜に使う「花びら餅」と、公現祭の「ガレット・デ・ロワ」。季節物なので、どちらかは頂くようにしています。
ところが、今年は花びら餅を食べ損ねてしまいました。ガレット・デ・ロワはホールケーキであるため、人数が確保できる時に買う必要があり、なかなか手が出せません。ところが、ル パティシエタカギで切り分けた状態のガレット・デ・ロワを「プチガレット」として売っていたので、これに跳び付きました。

写真で断面を確認していただくとよく分かりますが、クレーム・ダマンドがぎっしり。ちょっと多すぎて重く感じるくらいです。
パイはやや固め。ほとんど隙間がありません。崩れないので食べやすいですが、サクサク感は堪能できず、パイとしては物足りない感じ。失礼な表現ですが、ちょっと日にちを置いた状態のような気がしました。まさか、公現祭に作ったものをそのまま売っているわけではないでしょうが……。

残念ながら、フェーブ(陶器人形)は入ってませんでした。
どうせ切り分けた状態で売るなら、全部にフェーブも付けてくださったら良いんじゃないかな。縁起物ですしね。

ARROW TREEのケーキ2種類。
http://www.arrow-tree.com

単品写真だと分かりにくいですが、かなり大きめで、食べごたえがあります。
大きなイチゴを丸ごと使っているので、どうしても大きくなるのでしょうね。
2人で分けるくらいが適正サイズかも。

神戸ムースリーヌ

ムースリーヌ

クリームムースリーヌは、カスタードクリーム・生クリーム・バタークリームの間の子。濃厚さとフレッシュな味わいが同居しています。

過去に掲載したスイーツで表現すると、クレマカタラーナに似ています。
黄身が強く出ているスポンジはしっとり。表面には薄い層が重ねられているのですが、個人的には、ここにカラメルのしゃりっとした食感を入れてもらえると良かったかなと思います。

あまおうショート

ショート

生クリームは、極限までホイップされて軽く、美味しかったです。
ただ、スポンジ生地はふわっとしているけれど、舌先にざらつきが残る感じだったので、この二つは少し合っていない気がしました。

どちらも甘いのですが、後味はさっぱり。
技巧を凝らしているということもなく、割とスタンダードな味のケーキだと思います。

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アンリ・シャルパンティエの「層を味わうミルクレープ」
http://www.suzette-shop.jp/henri/item/332.html

以前語った(2013年4月23日記事参照)「自分は本当に美味しいクレープを食べていないだけなのでは」と疑ってクレープを買い続ける連鎖の対象に、ミルクレープも含まれています。
さて、長年アンリ・シャルパンティエのケーキを購入していますが、最近になってスペシャリテが「クレープシュゼット」だと知りました。クレープがスペシャリテのお店なら期待できそうだ、と期待して購入しました。

生地は、極めて薄いのですが、もちもち且つしっとりしています。間を埋めるクリームは、滑らかな舌触り。
確かに「層」はあるのですが、生地とクリームがまったく分離しておらず、一体になっている点が非常に不思議でした。
生地がズレたりすることはなく、フォークで生地を切る感覚には、よく切れる包丁でゆでたまごを切るような、不思議な気持ちよさがあります。断面も綺麗でした。
味は結構濃い感じもしたのですが、果物の効果もあってか、あっさりさっぱりと食べられました。
クレープという単純な菓子が元とは思えない、奥深い作り込みを感じます。
よく見ると、キウイに金粉をまぶして高級感を演出しているところも、結構気に入りました。

それにしても、アンリ・シャルパンティエは商品ネーミングも巧いですよね。

「マンゴープリン」が美味しい、ザ・ペニンシュラブティック。
では、他の定番カップスイーツはどうなのか検証するため、2番人気・3番人気だという「杏仁豆腐デラックス」「スペシャルカスタードプリン」を頂いてみました。

・マンゴープリンスペシャル →2010年9月27日記事参照
・メロンゼリー杏仁豆腐 →2011年11月1日記事参照

杏仁豆腐デラックス

杏仁豆腐

暗い色の陶器の容器が、確かにデラックスな印象。この容器は、3セットくらい欲しくなります。和食に使うと格好良さそうです。
杏仁豆腐としては、ババロアのようなクリーミィなタイプで、濃厚。シンプルなスイーツですが、奥行きを感じます。
クコの実が柔らかくて美味しかったのも驚きました。

スペシャルカスタードプリン

カスタードプリン

味わいはクリームカスタード的ですが、そこそこの硬さがあります。
キャラメルの味は、上品と取るか薄いと取るか、意見の分かれそうなところですが、私は濃いカスタードと喧嘩しないバランスで良いと思いました。
充分濃厚で美味しいけれど、カスタードプリンは各店凝ったものが出ているので、リピート購入するほどのインパクトは感じませんでした。

もっとも、杏仁豆腐とカスタードプリンの評価の差は、器の気に入り度かも知れません(笑)。

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アンリ・シャルパンティエ秋のケーキ「栗たっぷりのマロンパイ」
http://www.suzette-shop.jp/henri/item/47.html

名前通りの「栗たっぷり」。
パイ生地の上に薄焼きのスポンジ、その上に栗入りの生地、という構造。中に栗がごろごろ入っているのみならず、生地自体もマロンペーストで作られているため、栗好きには溜まりません。味は勿論、香り、歯応えでも「栗」を感じられます。
トップの飾りは、栗と生クリームとチョコレートと、普通なら茶色で地味になるところに、アクセントで翠が入っているのが、この店らしいお洒落感ですね。
しっとりした生地とサクサクしたパイの食感も合致しています。

アンリ・シャルパンティエで栗を使ったケーキといえば、金/銀2種類のモンブランが定番でしたが、今回のマロンパイも、甘さ控えめで優しい味わいの、上品な秋の味覚でした。