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北海道札幌市の菓子店Sweets Kitagawaのプリン2種。

女王のプリン(写真左)

これは美味しい!
舌触りは滑らか、食感はふわっとしていて軽いけれど、なめらか系というには意外と芯がプリっとしていて、でも固くはない、絶妙の一品。個人的には、「柔らか系プリン」という名を冠したいと思います。
味は、生クリームとカスタードの非常に良い調和が、優しさすら感じさせます。しっかり濃厚なプリンらしい味になっていて、カラメルがなくても物足りなさはありません。

富良野キングルビーのブリュレ(写真左)

富良野のメロン「キングルビー」を使った、西武池袋本店の祭事限定スイーツ。
独特の味は、メロン味を使った洋菓子によくあることなので想定内でしたが、「なめらか」を通り越して「ゆるい」食感には驚きました。メロンの水気でこうなっていたのでしょうか?
なめらか系プリンは好きな麻生ですが、これには物足りない印象を受けました。
「女王のプリン」と比べてしまったのも敗因でしょうか。

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シーキューブの夏の新作「MOCCI-BUONO」
http://www.ccc-c3.jp/#/Cake/Mocci-Buono

白玉のように見えるのは、モチモチしたチーズケーキ。周りは緩めのレモンゼリーという異色の組み合わせ。
ケーキなのにパウチに入ってるのが、敢えてのモッツァレラチーズ風で、これまた変わっていてお洒落ですよね。

ただし、味は想像と違ってやや強烈でした。
チーズケーキとレモンは鉄壁の組み合わせですが、このチーズケーキには独特の生乳っぽさがあり、双方の味付けも濃い目で主張が激しいので、少し喧嘩気味のように感じました。チーズケーキだと思って口に入れたのが敗因かも。
私の好みとは違って残念でしたが、夏らしい期間限定製品なので、試せて良かったです。

東京駅地下八重洲口前にできた「東京おかしランド」内の限定出店PEKOPOKO SWEETS LAND(不二家)より、飲むシュークリーム「ペコちゃんの帽子」を食べてみました。
http://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/feature/okashi_land/

マフィンカップのような紙容器に入ったミルキークリームのシューです。先端がスプーン型のストローを差して、飲みながら食べていきます。
写真を撮り忘れてしまったので、実物イメージは「ペコちゃんの帽子」で検索してご確認ください。

ミルキークリームは、練乳のような緩めの食感でした。思ったほど甘過ぎず、良いお味。
シュー皮も、適度な厚みと味で非常に美味しいです。
さほど大きくありませんが、適度な食べ応えがありました。

が、このシュークリームを味わうには、難点があります。
……とにかく、食べ難いのです。
スプーン型とはいえ、ストローではシュー皮を割いて食べるのにやや強度が不足しているので、手を使うか直接かじらねばなりませんが、クリームが緩いのと紙容器にくっ付いているせいで、綺麗に食べる事が出来ないのです。
皮もクリームも紙容器の底にへばりついてしまい、きちんと食べ切れないストレスが溜まりました。
クリームを吸っていくにも限度がありますし、ズズっと音が立つのも気になります。

ミルキークリームを使った普通のシュークリームで売っていたら、もう少し買い易いのにな、と思いました。
でも、「飲むシュークリーム」というのがウリなんでしょうね。

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Maple Houseの「まるごといちじくロール」
http://maplehouse.free.makeshop.jp/shopdetail/001001000001/

麻生は、明日世界が終わる時に最後の食事がいちじくでも良いかな、と思ういちじく好きです。
そんなわけなので、いちじくとスポンジケーキの相性が合うとは思えなかったのですが、いちじく菓子である以上、試さないわけにはいかないと思って購入しました。

驚いたことに、ロールケーキの中に入っているいちじくは皮付き。
かなり熟されていて、しかも大きいところを繋いでいるので食べ応えがあります。
ただ、やはりクリームが合わないのか、スポンジ生地が合わないのか、個々の美味しさに比べると全体での味が今ひとつ決まっていないと思いました。
いちじくは、生でそのまま食べるか、コンポートがベストですかね。

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フランス菓子店ドゥブルベ・ボレロより、ドイツ東部ドレスデンの地方菓子「アイアシェッケ」
http://www.wbolero.com/

写真だけだとそれなりに大きく見えますが、ハーフサイズなので12cm×5cmです。

最近チーズケーキを連続で買っていますが、久々のヒット商品です!

まず、箱を開けた時点で、香りの良さに驚きました。臭みのあるチーズの香りではなく、バニラビーンズの甘い香りがしたのです。
ケーキを上から見下ろした時の斑模様の見た目は、率直に言うと「いまいち」です。パンやピザに使う「溶けるチーズ」が、中途半端に乗ってるように見えるんですよね。ところが、横から断面を見ると、美しい黄色と四層の構造に感心させられます。
そして実際に食べてみると、複雑な食感とチーズのコクが演出する大人の味で、大変美味しかったです。
ちなみに、チーズケーキにしては、結構甘め。それも、じわりと出てくる深い甘さでした。
ケーキのサイズは小さいですが、色々な材料が含まれていますし、少量でもどっしりとしているので、不満は感じませんね。

見た目が食欲をそそらない点だけが残念ですが、この斑模様こそがケーキの名前の由来だそうです。
ま、食べてしまえば気になりませんしね。