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「タクティクスオウガ運命の輪」攻略中ですが、ちょっとPSP版「ヴィーナス&ブレイブス」の体験版を遊んでみました。

まず、タイトル画面の音楽が、懐かしいオルゴール調でなく、聞き慣れない曲に変更されてますね。随分重厚なフレーズで、一瞬新曲かと思ってしまいましたが、良く聞いたらバトル敗北時の曲でした。初っ端から敗北曲って、ちょっと縁起が悪いですね。
どうやらテーマ曲「Waltz For Ariah」関連の曲は、すべて差し替えられている模様。
Victoryはともかく、World Mapの音楽が全然違うことに涙しました。選曲が今一納得いかない重苦しい嫌な音楽ですし、しかも、バグなのか時々同じフレーズを繰り返す無限ループに突入してしまったのが辛かったです。

尚、タイトルで待っていると、職種紹介動画が流れました。ちょっとぼやけた画質が気になりましたが、運命の輪は職種紹介動画がなくて悲しかったので良かったです。
オープニングは製品でのお楽しみかな?

プレイを開始してみると、イージー・ノーマル・ハードから難易度を選択できるとのこと。取り敢えずノーマルで挑戦してみました。
相変わらずナレーションと文字が合ってないムービーに苛つきます。どうして揃えないのかしら。せめて文字が先に表示されて、遅れてナレーションならここまでストレスは溜まらないと思うのに、PS2版当時からの不思議です。

体験版なのに結構長いこと遊べて、オープニング(999年)から1010年の災いまで。
初期のアリアのツンケンぶりが懐かしいですね。
ウォルラス関連のイベントは凄い好きなので、体験版で最後まで見ることができるのは実に贅沢で嬉しかったです。
ウォルラスが語る「さすがの馬鹿も、団長が命を張って教えてくれたことは理解できた」という台詞、もしかしてフリーが教えを悟ることへの伏線も兼ねていたのですかね。今更気付きました。
変わらないイベント群に、オウガとは違った安心感を感じます。ただ、不自然な展開だなと思っていたところも変わらず。例えば、戦いで負けた後に千年祭でお祭り騒ぎするオープニングは、V&Bで一番演出が噛み合ってないシーンだと思います。セーブ確認回数が異様に頻繁なのも気になる。そういう所もまんま移植でした。
そうそう、セーブ画面がPS2版通りでした! PSPって、みんな同じセーブ画面なのかと思っていたので嬉しい驚きです。

グラフィックは、元絵にシャープ効果を掛けたような印象を受けました。文字が滲んで見えたのは、視力のせいかも。
時々音声や表示が引っ掛かるような感じがありますが、これも体験版だからかな。
編成画面は、団員同士の間隔が広くなったようです。戦闘画面と合わないので、もう少し詰まっていても良いなと思いました。あと、グラフィックの色合いが変わったのか疲労・好調状態のキャラが分かり難く感じました。
操作性では、編成画面での隊列の順番変動(SELECT+矢印)が少し面倒で直感的に使えないのと、ワールドの歩きが思ったように進めないこと、それと世界地図での矢印の遅さが気になりました。
他に小さな変更として、トドメ演出にFINISHと言う文字が表示されるようになりましたね。あってもなくても良いけれど、携帯機故の音声OFFプレイ時には分かり易くて良いかもしれません。

久し振りのプレイで、しかも本編は1回しか遊んでいないので色々「PS2版もそうだった?」と悩むところがありました。
例えばジークって、戦闘前にステータスを見れましたっけ? ラスボスより強い数値に吃驚しました。
敗北戦であることは分かっているので、団長一人を出撃させて、一騎打ちで散ってみたところ、次のクリス坑道の戦いでも団長一人出撃になっていました。それなら、ディー戦のように前の隊列引き継いでも良かったのでは。

V&Bと言えば団員語りが楽しいところ。
体験版だと言うのに、1010年以降に活躍できそうな若い戦力や、結婚を考えて男女バランスを考えた入れ替えを行ってしまいました。ちなみに、最終戦となる1010年クロコ山の戦いは、下記のメンバーで出撃しました。

隊列

実は、直前にフリーが絶不調になっていたため、精霊の秤がないのを良いことに0日遠征で好調期を変動させたのでした。
この御陰で、1010年なのにノーローテーション戦法成立。結構この騎士団、良い感じに育つかもしれません。

ストーリーモードは元々完成した製品なので、粗は感じるけれどやはり面白いな〜と思います。
ただし、製品版にも「Waltz For Ariah」がないようなら、その結果差し替えが発生するシーンの選曲はすべて熟考して欲しいです。楽曲の1つや2つでと思われるかもしれませんが、例えばもし「スターウォーズ」の帝国軍が攻めて来るシーンで、あのテーマでなく例えばポッドレースの曲が流れたら緊張感が削がれますよね。
同様に、「Waltz For Ariah」こそがV&Bの雰囲気を高めていたと私は思うので、かなり悲しかったです。

次回は、レジェンドモードを遊んでの感想を語りたいと思います。

世間から数日遅れていますが「電撃プレイステーション」vol.492を読みました。
http://dps.dengeki.com/

「タクティクスオウガ 運命の輪」の松野氏インタビューを読んで、評価が高くコアなファンが付いている作品を作り直すプレッシャーと、挑戦に感じ入りました。
そこまで気合を入れて作り直された作品ならば、こちらもオリジナルとは一旦頭を切り離して堪能したい、と期待が高まる一方です。
とりあえずその気持ちの現れとして、タクティクスオウガプレイに備えた日誌カテゴリを作ってしまいました。

そして松野氏のインタビューに頷く度に、嬉しさより不安が増すのが「ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~」PSP移植の報です。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/314/314754/
2011年は「セブン」発売10周年ですし、もう2度と動きがないものだと諦めていたシリーズなので、まず第一の気持ちとしては嬉しいです。携帯機向きのゲームだと思いますし、これを機にプレイ人口が増えたら良いと期待しています。
が、兼テイルズファンの麻生でも、この作品にテイルズキャラが投入されるのは凄く残念です。
せめてPS2版にあったKOS-MOS@ゼノサーガが登場するサブイベントのように、V&Bタッチの絵で書き下ろされていれば良かったのですが……。
もっとも、世代交代ゲームである以上、テイルズキャラは仲間になるのでなく招喚攻撃的な位置付けと思われます。それならば、V&Bの世界観を大切にしたい旧作ファンは機能を使わず進めると言う対処方法がありますが、逆にテイルズファンとして考えればその程度のキャラ露出でこのゲームを買う必要はなく、何の為のコラボなのかと疑問に感じます。
他には、家系図機能を付けるとか、年表の辻褄が合わない所を欲しいのですが、今のBNGIにそこまでは望めないでしょうか。せめてバグは消えていると信じます。

聖竜騎士団100年の戦い終了。

96年に予定通り魔女キキ(26-38)が入団。
これで入れ替えは終わりと思っていましたが、97年に登場したマリク(21-28)がロレンツォを上回る能力値だったので、人間関係が少し勿体なかったのですが、入れ替え。年の離れた兄マルクとコンビを組ませた所、兄に認められようと密かに修行する可愛い弟の姿を見る事が出来ました。
魔女アイと聖騎士マルローネ、魔女姉妹マキとキキに精霊インフェルノが降臨。5組の親友関係が築けたので、かなり良い方ではないでしょうか。

98年に、遠征に出て、そのまま最終戦へ挑戦。
途中、回復の泉に2回浸かってみたのですが、絶好調状態にはなってくれないのですね。

隊列は、下記の通りノーローテーション戦法。

隊列

1ターン目で石化した上に、2ターン目開始時点でアイ&マルローネの精霊インフェルノ攻撃(428ダメージ)でトドメを刺すと言う、ザイ=アングレアに一切行動させない必勝戦術。
インフェルノのダメージは記録に残るのでは、と期待しましたが、意外にも歴代3位でした。強者ランキングも白竜騎士団の面々が丸々残ってるし、前周の方が隊員作成は巧くいってたと言うことでしょうか。
でも今周が凄く楽だったのは、アイテムの御陰があるでしょう。特に、全能力を底上げする「シロンの指輪」の御陰で、弱い団員が早期から活躍できた事は大きな財産でした。

さて、3周目は「神託の盾騎士団」の(巫女)ユリア・ジュレ隊長なんて如何でしょう。ちょっと検討中です。

95年293日まで到達。
次回、最終戦に挑みます。騎士団の最終メンバーは下記の通り。
友情関係が3組成立、2組が控えている状態です。

【隊長家】
聖騎士 アーリア・オルクメイト 15歳(16-31)
母親から最後の襷を渡された新人隊長。
聖騎士としての力も及第点だが、歳の割に落ち着いた采配で隊員の信頼と期待を集めている。

【セキグチ家】
魔女 アイ・セキグチ 36歳(26-41)
74年に一度若返った魔女。現在騎士団最強(227.5pt)。また、多くの有力な団員を産み、聖竜騎士団後期を支えている人物。
しかし、当人は先年まで騎士団最強だった聖騎士マリーズ(308pt)に比べると、見劣りする自分の力に無力感を感じている。マリーズに代わって入団した彼女の娘マルローネの将来性を高く評価しており、年齢を超えて強い友情を感じ始めている。

魔女 ミキ・セキグチ 26歳(23-35)
アイと前夫の間に産まれた天才にして努力家の魔女。母の若返り以前に産まれたが、師について教え学んだ成果で、現在は母に劣らぬ攻撃補助力64を誇る。
出会った当初から運命を感じ、約200日後には精霊アマノミツルギを降臨させたほど強い絆で結ばれた親友キクがいる。

魔女 マキ・セキグチ 15歳(25-31)
隊長アーリアと同じ日に産まれた従姉妹。
魔女にしては珍しく引っ込み思案。幼馴染みと母親は騎士団の重鎮であり、異父姉妹のミキとはこれが初対面とあって、今は打ち解ける相手がおらず、一つ年下の妹キキの入団を心待ちにしている状態。

【騎士団員子孫】
剣闘士 ライエル・ミルラナス 30歳(32-35)
騎士団内でゆっくり育てられた逸材。
腕っ節が強く、性格は豪快、好物はイノシシの丸焼き、と絵に書いたような剣闘士。だが、忍者の叔母の指導が功を奏したか、職種にしては素早さが高い。この結果、騎士団の宝・蛇の牙は彼に譲り渡され、多くの遠征に貢献した。
魔騎士エミルとは固い絆で結ばれており、精霊ユニコーンが降臨している。

忍者 キク・ミゼーリン 16歳(21-44)
有能な忍者。寡黙で、余り他者と離さないがミキとは出会った当初から通じ合えた。妹ヒナと異なり、より攻撃補助に長けている。
94年に、親友ミキから推薦と奨めを受けて若返りの泉に浸かる。

忍者 ヒナ・ミゼーリン 23歳(20-43)
現在、聖竜騎士団随一の攻撃力を誇る忍者。姉に比べると感情表現豊かで、思った事を直ぐに話すタイプ。
共に精霊アマノミツルギを降臨させた親友イルヴェラの能力を本人以上に評価している。

魔騎士 エミル・クレイモルン 19歳(27-27)
姉を頼って騎士団に入団するつもりが、蓋を開けてみれば姉は加入していなかった為、志願したは良いものの、しばし身の置き場に困っていた。
ライエルに面倒を見てもらっている内に、強い友情を築く。

騎士 マルク・ウェンガッタ 18歳(22-30)
温厚で料理の腕もなかなかの騎士。
従兄弟のロレンツォとは気付くと並んで隊列を作っている。

騎士 ロレンツォ・ウェンガッタ 17歳(20-23)
騎士ながら、口が悪く、他人を護るより自回復の方が得意と言う利己主義な男。
従兄弟マルクには友情を感じているが、肝心のマルクにその気持ちを理解されていない部分があるため、精霊降臨を心待ちにしている。

聖騎士 マルローネ・メルヴァイク 17歳(24-31)
歴代でも一、二を争う強力な団員だった母の才をそっくり継いだ若き聖騎士。
聖騎士の常で規律には厳しいが、吟遊詩人の“勇敢なる聖騎士の伝説”に思わず涙するような豊かな感受性を持っている。

【志願者】
ヴァルキリー イルヴェラ・オンディガッタ 22歳(26-31)
一般志願者ながら、秘めたる弓の才を当時の団長に買われ入団。
当初は「いないよりマシ」と自分で自嘲する程度の貢献しか出来なかったが、経験を積むほど能力は花開き、今では聖竜騎士団に欠かせない一流の弓使い。
騎士団の子供ヒナとは、互いに能力を認め合う良き親友。

魔女 ミルキット・ヴェルマク 27歳(28-37)
非凡な能力を持つが、聖竜騎士団に多数の席を置くセキグチ家の魔女たちの影に隠れ、今ひとつ活躍出来ていない。

88年1日まで到達。あと1、2回で最終戦に辿り着きそうです。

アリア隊長の指揮下、世界は比較的平穏に過ごしており、困った事と言えば、遂に訪れた深刻な弓手不足と、使える子供が意外に産まれてなかったと言う……実は最も重要な10年先のことであります。
弓手確保の件は、アルスとローズを近付けたり、キクにステファーノへ告白させたりしたのですが、全て遅きに失しました。
なお、前回の記事で最終戦に参加可能なメンバーに魔騎士アロンをあげていましたが、大間違いでした。

今回は、アロン隊長の元で安定したチームを組んでいた隊員が、続々衰退期に突入。
しかし70年代は結婚連発したのに子供が今ひとつ産まれなかった次期のため、巧く代替わり出来ず、衰退期のメンバーが常に数名発生している状態に。
子供の入団と、志願者の入団で最後には全員成長期かピークの状態に揃えましたが、この段階で酒場メンバーを集めてる辺り、ちょっと不安になってきます。

人の出入りは、下記の通り。
84年 魔女ミキ(23-35)入団。イガーナと入替。
巫女の子供は最後まで産まれませんでした。その代わりに何らかの加護があったのか、同年の遠征後、キクとミキの間に精霊アマノミツルギが降臨。確率が低いのに、一発で決めてくれた素晴らしい絆に乾杯です。
84年 ピーク残5年の中継ぎアーチャーが、ローズと入替で入団。
86年 志願者からピーク残8年の聖騎士と、成長期が長く将来が楽しみな若い魔女が、マール&ツルギと入替で入団。
87年 忍者ヒナ(20-43)入団。ステファーノと入替。
彼女は1歳違いの聖騎士マルタとコンビを組ませて、出来ればファフニールを召喚してもらおうと思っていたのですが……
88年 聖騎士マルタ(19-19)不加入。
肝心のマルタがまさかの、短命。父親ガマルギアの成長期の短さと、母親マリアのピーク期間の短さと言う、一番組み合わさってはいけない所を引き継いでしまったようです。最終戦に挑めない面子をこの段階で入れても仕方ないので、弟エミルに期待して泣く泣く見送りました。
88年 酒場で15歳ヴァルキリーを見付け、将来性に掛けて中継ぎしてくれたアーチャー・イルヴェドと入替。
現在最強を誇るマリーズがいなくなると、中衛が一気に弱くなる恐れがあり、70年代後半に産まれた魔騎士エミルと聖騎士マルローネに期待です。後は、疲労が怖いので、もう一人弓手を騎士団内に入れておきたいですね。

今回のプレイ中に誕生した、最終戦までに加入する子供たちは下記の通り。
 80年 聖騎士アーリア・オルクメイト(ルラフェンとアリアの第1子)
 同年 魔女マキ・セキグチ(アロンの第1子・アイの第2子)
 81年 魔女キキ・セキグチ(アロンの第2子・アイの第3子)
 82年 騎士マリク・ウェンガッタ(マーロとマリーズの第3子)
アイの子供は3人魔女姉妹になりました。第4世代最強のマリーズ最後の子供が騎士になってしまったのは、ちょっと残念。騎士は2人はいても良いけれど、3人はいらないよなぁ……。
最終戦以後に産まれる事になる子供も、一応覚え書きしておきます。
 87年 祈祷師アノルド・アシャマド(ルラフェンとアリアの第2子)