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連載小説コンテンツ内に、「旧連載ログ」「頂戴品」ページを復活させました。
まだ設定資料は復活していませんが、そろそろ移動を告知しても良いでしょうか……。

ログには手を加えるつもりでしたが、時間が掛かりそうなので、結局そのまま移動しています。
何作かリライトするつもりでめぼしい話を読み直したのですが、全体に今では考えられないような文体選択だったり、恥ずかし過ぎて断念しました。
引き継ぐネタだけ採用して、完全に構成し直した方が良さそうです。

ついでに「いつか飛び立つ鳥の」第2話の前半が大体固まってきました。
イクスとアーデリカの組み合わせは、真面目な騎士さまとお転婆お姫さまと考えれば、すごく鉄壁のコンビなんだなぁと今更感じます。そこから無理矢理話を作ると、平民だが騎士の友人のサルゴン、悪い魔法使いの真理、妖精オムク……なんか童話っぽくなってきましたね。その中で、ラメセスだけ世界観が違い、役を割り振れないと言うあたりも面白い気がします。

 けれどそれより目を惹いたのは、温かい印象がある茶色の瞳。目尻が少し下がったその瞳を見ると、厳ついと言うよりは優しそうな、どことなく世間ずれしていないお人好しな性格が透けて見える。
――未発表作「彼らのはじまり」より

……と言うことで、数年ぶりのAKCキャラトークは、イクスことイグゼフォム・カルバニル語りです。

イクスは、比較的初期から不運キャラであることが決まってました。
彼の「不運」を物語に組み込む時には、注意している大きな特徴が二点あります。
一つは、彼自身がミスを起こすのではなく、本人の行為と無関係に天からもたらされること。要するに、周りに迷惑を掛けられるポジションだと言うことですね。
もう一つは、不幸ではないこと。
運の悪さに悄気ることはあっても、それが原因で不幸せだと本人が思う人ではないのです。
このさじ加減が難しくて、あまりキャラクターが固まってなかった初期の作品では、不幸描写してることがあります。リライトで書き直したい点のひとつです。

武芸に優れると設定しておきながら、私にとっては「なんでも3番目」くらいの雰囲気があります。
不運に見舞われてキメられないことがあるからでしょうか。
TRPGキャラクターなら、“一定時間ごとに六面ダイスを振って、2以下が出たら”ファンブル表を振るなどの特殊設定がついてるんじゃないでしょうか(笑)。
でもそんな「能ある鷹だけどペリカンみたい」な雰囲気が良い奴だなぁと思ってます。

今週末の土日中に、TOS小説をアップします。
と、宣言する事で自分を追いつめてみます。今は取り下げてしまってますが、最終封印の最新話に載せてた次回予告も、同じような効果を期待して、まぁ6割くらい守ってましたよね。
多分、散々日誌でも書いてると言っていたしいなとコレットのお話が仕上がると思うのです。いつも通り大変短いので、読み応えはあまり期待しないで頂けると幸いです。

と予告しつつ、抜粋は半年ぶり近いオリジナル。


「あなたは、神様? それとも悪魔?」
 光満ちた途を指し示す欠けぬ月の使者か、侵蝕する闇の誘惑者か。だが、たとえ悪魔であったとしても、其の手を取らぬ選択は存在しなかった。


今の所、考えてるお話の一節と言うわけでなく、フォウル様と出会った時のリートのイメージです。

7周年記念いつどこで誰がアンケートですが、今日もランダムスクリプト作成を怠ってしまいました。と言うのは、一本SSを書いていたら時間がなくなったためです。
色々頂いたネタで、一つだけオリジナル作品ネタで投稿を入れて頂いたのが嬉しくて、企画外として1本別に書かせて頂きました。
他のものもそのまま書きたいという内容ばかりでしたが、テイルズに偏っているので、申し訳ないですけれど取り敢えず本家優先です。元々、AKCの7周年記念ですからね。

7周年記念SS・特別篇「満ちたる月の下で」
※KOCオーナー専用ページへ収納させて頂きました※

で、ですね、オチが付くんですけれど、このSS、多分投稿者の方は読んでビックリされたと思うんですよ。
実は書き上げてからもう一度投稿メッセージを見直したら、「誰と」が間違っていたんです(笑)。

と言う事で、お題は――
【いつ】丸い月が天頂に浮かぶ頃
【どこで】海辺で
【誰が】イクスが
【誰と】エファと
【なにをした】闇鍋をした
でした。

本当にごめんなさい。イクスという名を見た瞬間、組み合わせは天麗だと思い込んで書き上げてしまいました。
そんな「当初の企画から逸れて、頂いた題通り書いてみたら内容が間違っていた」と言うオチは、ある意味特別篇に相応しいかなと思って、堂々アップです。
そんなところも楽しんで頂けると幸いです。

犬の眼が見えなくなった、らしいです。
らしいと言うのは、本人がそう宣言してくれる訳ではありませんから、医師の見立てです。
散歩中に真っ直ぐ電柱に向かって行って正面衝突したのを皮切りに、あっちへゴチン、こっちでゴチン、とぶつかることが多くて、冷や冷やさせられます。
実は、最近眼がクリッとして可愛くなったと思っていたのですが、視力が落ちた分、瞳孔を開いて補っているのかも知れません。知らぬとは言え不謹慎な愛で方だったと反省しました。


 刹は不愉快を隠さず表したが、彼は解さず少年の大きな瞳を覗き込み、仕舞いにこう言った。
「片方しか使わないから、眼が大きくなったんですね」
 人の子の成長に感嘆し頷く彼の後ろで、猫眼の青年が弾けるように笑った。


と言いつつこんなネタを書く辺り、真摯じゃありませんね、私は……。

ちなみに、ルクティ先生は天然ではなく、不思議ちゃんだと思います。