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そろそろ「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」の先行イメージが公開されるのでは、と先週からドキドキしています。
配役妄想も少し考えたのですが、それを実現するには寿つかさと鳳樹いちが分身する必要がありました(笑)。昨年から職人タイプの役者が相次いで退団しているのが、やはり痛手です。

そもそも、原作のどの部分を切り取るかで役の比重が変わりますよね。
私は、外部舞台で観られなかった「赤毛ののっぽさん」実現のため、歌劇団随一の高身長を誇る悠未ひろのキルヒアイス役を念じているのですが、区切りがよい原作2巻までの脚本ではさすがに難しいだろうとも思います。漫画版のように3巻の内容を割愛して、5巻まで盛り込んだ脚本ならこの配役もあり得るでしょうか。
しかし、帝国・同盟双方に役者をあてた場合、番手バランスは良さそうですが、朝夏まなとがヤン役になるのも個人的にはイメージ違いです。
まさかのトップスター凰稀かなめがヤン役という線は、ないですよね。それも面白そうですけれど。

娘役勢は、伶美うららアンネローゼ、すみれ乃麗フレデリカを順当に期待。
この辺は普通に楽しみです。

実のところ、最大の懸念は役者より脚本です。この過密スケジュールの中、脚本・演出の小池修一郎先生は原作を読めたのでしょうか?
実は昔から原作ファンだった、或いは劇団内部に助言できるファンがいることを祈ってやみません。

大空祐飛さよなら特集10日目。最終回です。

2作目、宝塚大劇場&東京宝塚劇場公演「カサブランカ」。
→公演詳細

大劇場お披露目にして最高傑作を演った、と今でも思っています。
原作映画ファンとして納得のいく舞台化であり、宝塚自体のファンとしても色々に役と見所があり楽しかったです。
特に、リックのカフェの面々は、個性豊かで可愛くも頼もしい最高の仲間だったと思っています。

最高の仲間たち

……最後の最後に似せるのを断念。寿つかさ組長演じるカールも描きたかったけれど、難易度が高過ぎました。

あれから退団した者、異動した者、様々ですが、特にリックのカフェの面々が退団を迎える舞台の上に全員揃っていないのは、非常に残念です。

さて、退団祭りはこれにて終了。丁度、本日が本拠地宝塚大劇場での千秋楽でした。
今回は遠征出来なかったので、東京で宙組の仲間たちをお待ちしています。

銀河英雄伝説@TAKARAZUKA公演初日。
そのとき私は客席で、劇場中が凍りついていくのを感じて身震いしました。
支離滅裂な構成。緞帳に延々とアニメを垂れ流す演出。極端に走った衣装。無意味な他作品キャラの挿入。
――歴史に残る駄作!

という悪夢を見てしまったので、逆夢になるようここに記しておきます。
しかし冷静になって思い返してみると、夢の中で上演されていた芝居は「銀河英雄伝説」というより「タクティクスオウガ」な感じでした。
月組でLルート(デニム&ヴァイス役替わり)とか面白いかも……?

大空祐飛さよなら特集9日目。

9作目、宝塚大劇場&東京宝塚劇場公演「クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!」。
→公演詳細

当然、この人を描かずには終われない、マリオ@北翔海莉です。

理解者でライバル

大空祐飛トップ時代に最初から最後まで付き添い、その歌声で舞台を引き締めてくれた実力派。
銀ちゃんとヤスも2人の関係性を現す作品かもしれないけれど、この作品のような対等な関係の方が、私はしっくり来ます。
経歴も持ち味もまったく違う役者だけれど、月組で育ち宙組に辿り着いた2人。そして今、そこから異なる形で去っていく2人。お互いを理解しながらも別れ、けれどまたいつかナポリで再会しただろうと願わされた、サルヴァトーレとマリオに重なります。

大空祐飛さよなら特集8日目。
次期お披露目公演演目が衝撃的過ぎて遅くなりましたが、次期トップスター発表を受けて、この公演イラストです。

8作目、宝塚大劇場&東京宝塚劇場公演「美しき生涯/ルナロッサ」。
→公演詳細

光と影

作中では「光と影」という形で相対した2人ですが、実際は大空氏の方が「陰」属性だろう、と思います。凰稀氏は「陽」属性と言うほどではないけれど「ネアカ」な印象。
そしていま光は消え去り、影が光に変わろうとしているわけですね。

2番手の変更、脚本&主題歌の外部委託といった要素もあり、これまでの宙組とは違うカラーの芝居でした。
公演へ通うごとに不満が噴出してしまい、ショーの時間になるまでが苦痛だったのですが、実験的な和物でビジュアル的に面白かったので、絵にするのは楽しかったです。
それにしても、疾風の似てない具合が凄い絵です。