クリアしました。
プレイ開始時点では想像もしていなかった「夫婦喧嘩」オチ。
最後は連戦でしたが、中ボスのムーン・ドラゴン戦に比べたら、安定した戦いが展開できました。ちなみに、ラスボスは本体に当たり判定がなかったので、ゴリ押しで倒させて貰いました。
ラストは大団円だけれど、少し物悲しさが漂っています。
説明不足で唐突な部分があったとか、シヴィルの退場があっさりしている等、展開には歯痒さが残りましたが、「少女のお伽噺」としての内容には大体納得しています。
欲を言えば、もう少し演出による感動とか、達成感が欲しかったかな。
スタッフロールは、サブキャラからボスキャラまで可愛いイラストが満載で楽しかったです。
私の中での最功労ポムは、忍者のスルリ。
能力「びょんびろろ~ん」は中盤以降のダンジョン攻略に必須ですし、解散すれば積極的に戦ってくれると言う、非常に有難い存在でした。
全体の感想としては、アクションが非常に丁寧に作られていて、2キー以上を押させる複雑な操作がないこと、MPに寄らない魔法システム、キーレスポンスの良さ、可愛らしいキャラクターたちのコミカルな動きなど、遊んでいてとても気持ちがよかったです。
逆に、ポムのコミュニティ(集落)では、ルルの働きとポムの行動が巧く連動しないような時もありましたが、その侭ならないところが「未知の生命体を育てている」感に繋がっていたとも思います。
読み込みはセーブ/ロード時のみで、ストレスなく遊べました。
バグ?と思った局面が少しありましたが、進行で困ることはありませんでした。
ジャケットは牧歌調に見えるけれど、中身はもっとポップで明るいゲームでした。
個人的には、収集要素として各地に隠されている「トレードカード」と言うアイテムに、実際の絵を付けて、入手したカードをアルバム化して欲しかったです。
感想の回数は多かったですが、実際のプレイ時間は短め。
ゲームに夢中にならないで、のんびり遊ぶのには良い1本でした。
最後に、このゲームのスタッフさんのサイトを発見したのでご紹介します。
2D Gallreyの「壱」の巻物は、「こみゅにてぃぽむ」をリライトしてDSゲーム風にされた絵です。万一リメイクされたら、こんな感じになるのでしょうかね。興味深く拝見しました。