学園編からやり直して、各キャラ専用ルートを攻略しました。
まず、学園編では選択できるコマが10個に増えて、ステータスの向上に大いに貢献。
基本的には、全期を勉強重視にするのが良さそうです。
ただ、80を超えるステータスがあるとタイムスリップの発生率が上がるようで、2年生になった瞬間にタイムスリップしてしまう事態が数回発生しました。
ステータスを上げる唯一の方法は、期末試験の結果発表イベントを発生させること。ステータスが90を超えると選択肢が大幅に増えるので、なるべく2学期までは辿り着きたいところです。
2年3学期まで進められた一周目は、運が良かったようです。
何度もやり直す中で気になったシステム面の欠陥は、2点。
攻略のため、ブックマーク(セーブ)を複数記録していったのですが、ロードしたブックマーク位置を記憶して欲しいです。セーブする時の初期位置が1つ目なので、残したいデータにうっかり上書きしかける事がありました。
それと、切実なのはテキストのスキップ機能。スキップが難しければ、一度通ったチャートを任意に進められるようにして欲しかったです。
以下、個別ルートについてクリアした順に感想です。
1人目は、幼馴染みの美穂。落馬でタイムスリップすると、これまで空白だった覇道編10章に進み、公家の姫君・綾と知り合うことに。基本的には、現代のヒロインの前世と解釈すれば良いのかな。
和風「ローマの休日」といった雰囲気で、綾姫がなかなかお転婆かつ可愛いです。総じて、学園編のヒロインより戦国時代のヒロインの方が可愛い気がするのは、顔を勝手に想像できるから、かも……(笑)。
2人目は、子供っぽい高校生、真央→鈴音の海賊編。全体的には、似たようなエンディングが多くてダレましたが、明智光秀お抱えの料理人になる「No.119 天職」は面白かったです。
馬鈴薯がこの時代には栽培されていなかった、と言う突っ込みは無粋ですよね。
ちなみに、真央からは「紫音っち」、鈴音からは「紫音リン」と呼ばれますが、後者はちょっと呼び辛いと思うので「シオリン」と脳内変換しておきました。
3人目は、格闘少女な右京ともえ→京の拳聖編。これは、書き手がノリノリで楽しんで書いたストーリーですね!
まさかの「必殺技名入力」に大笑いしました。奇を衒わず昇龍拳にしたのですが、後に主人公が炎の使い手になることを知っていれば、鬼焼きという選択肢もありましたね。
遂行する任務を3つから選び、それぞれきちんとシナリオがあるのが楽しいです。
本能寺から救う為にあれほど奔走した信長を、今度は討つ側に回るのが運命の皮肉でした。
4人目は、お姉さんキャラな沢双葉→佐和で、王道編に6章と14章が追加。
双葉は声が落ち着いていて感じが良いため学園編では一番好きだったのですが、女医の佐和はイマイチ。主人公への好意があまり感じられなかったので、可愛く感じませんでした。
また、このルートでは竹中半兵衛を救う展開があるのですが、思ったほど達成感がなかったです。どうせifなのだから、もっと頓狂なシナリオでも良かったなぁ。
5人目は、隠しキャラで引っ込み思案な雪村栞→ユキの宗教編。
ザビエルならぬザ・ピエールという宣教師に付いてキリスト教を広めると言う番外編ストーリー。
ピエールは良い味のキャラでしたが、宗教論争と言うネタが難しかったのか、盛り上がりに欠ける気がしました。この中では主人公がラスプーチン的に成り上がる「稀代の悪僧」が面白かったかな。
ちなみにこのルートは、ステータス不足で特定のエンディング達成に必要な選択肢が出て来ない事態になり、3度やり直しました。その為に評価は辛めかも知れません。
最後に、隠しキャラでタカビーお嬢様な春日愛→かすみの商人編。
なかなかフラグが複雑で面白かったです。桔梗屋の若旦那がまた本筋に関わってきたのも楽しかったです。
ただ、4、5、6章と枝葉末節は異なっても、展開が一緒でバッドエンドが重複しているため、全チャートを埋める気力はありませんでした。
これで、135エンディング中133を確認。
さすがにダレてきましたが、残り2つですので頑張ります。