博多座チケットが、友の会で入手難だったと言う風の噂に戦慄してます。
雪組と全ツ&オグリを見送って夏一本に絞ってるのに、これから飛行機の予約するのに、肝心のチケットが取れなかったらどうしよう……。でも私が行けるのお盆だから、きっと空いてますよね?

【第3場 青龍・白虎】
神器の護り主を探して、タムドクは青龍の神器を求め西百済へ、ホゲは白虎の神器を求めマッカツを征伐する事にする……

まずはタムドクチーム。「(神器が)何処にあるか分かるのか?」と質問され、「いやいやいや」と笑顔のまま高速で首振るチュムチが可愛いですね。
タムドク達は西百済へ行く事にしたのが大正解でしたよね。ホゲも西百済行きを主張したのに、軍隊を運用する都合上、マッカツに変更したのが大失敗。
合流したコ将軍は、素敵な髭付き美男子なのに、一応同格の「将軍」に就任したばかりの若造=ホゲ様に実権を完全に奪われてしまうと言うのが、ちょっと情けなくて、どの程度力量があるのか判断に悩むところです。格下の筈のチョクファンから、一幕16場でタメ口を使われていましたしね。ちなみに、ホゲは2場で将軍に任命されるまで、高句麗軍には所属してなかったんですよね?(一幕4場で「ヨン・ホゲ様」と呼び掛けていた事から推測。軍人同士&格下なら階級付けて呼ぶと思うし、もし格下の軍人を貴族だからと様付けで呼んでいたなら、コ将軍の品格に疑問符を付けねばならない)。
星組版は彩海早矢がコ将軍だそうで、比重がもう少し重くなっていい役になるのかもと期待してますが、柚希@タムドクと揃うと相当暑苦しい師匠と弟子になりそうですね。
一方のホゲチーム編成、ホゲが自嘲する「私はチュシンの王ではないらしい」の台詞と、これに続くヨン・ガリョの「何を言う」が大変好きです。
カリョはこの時、息子が道を踏み外して、しかもそれを良しとしている事に初めて気付いて、己のしてきた間違いを知り衝撃を受けたのではないかと感じてます。本当は野心の薄い気の小さい性質なカリョ説、三度目の力説です。

【第4場A 関彌城へ(出立準備)】
タムドクは、スジニたちと共に関彌城のある西百済へ向かう……

SLGで言うと、装備と仲間を整える編成シーン。
フッケ将軍@悠真倫は、しっかりセドルの父親に見えますね。しかも、年老いてから出来た一粒種だったんだろう、なんて思ってしまう良い老け具合。真飛聖同期の81期生で、よく化けてます。でも訛りがセドルとは違う気がしますね。
タルビの鬘は、こういう作りだったかな、と少し違和感を感じます。髪飾りは日替わりだったそうなので、観た時と違うだけかな?
西百済への行軍の演出(照明が落とされた中、交互二列に並んだ一行が客席に背を向け、回転する盆の上を舞台奥へ歩いていく)が地味に好きです。

【第4場B 関彌城】
青龍の護り主である関彌城の城主チョロと見えたタムドクは、心臓から神器を取り出し彼の命を救う。チョロは神器をタムドクに差し出し、王に仕えることを誓う……

関彌城、チョロの槍さばきにハラハラ。大空&真野だけの問題なのか、月組出身だと殺陣経験が少ないのか、とにかく緊張の一場。東京はもう少し手慣れてましたよね。
対するタムドクチームは、コ将軍がダンス巧いですね。チュムチは独りだけ青龍刀なので、混戦の中でも目立ちます。
チョロの顔が永続天使性無機結晶症(笑)なことなどは、作中に説明が皆無のため、展開が分かり難いです。とは言えさすがにDVDだと、仮面と鱗の見分けがつかないような見た目の分かり難さはありませんでした。
刀身で顔を見せるのは、いかにもファンタジー物っぽくて良いです。でもどういう仕掛けなのか謎だ。カグン将軍がチョロを抱き起こす時に、糸を引っ張るかなにかで鱗が外れるようになるんでしょうか。
それにしてもこれ、ホゲ様が当初の予定通り西百済に来ていたらどうなっていたか、と考えると楽しいです。
チョロの心臓に神器がある事さえ分かれば、青龍の神器は手に入る。でも護り主を殺さずに神器を取り出せるのはタムドクだけだから、チョロは死んでしまう。
ここで疑問なのは、護り主は、そもそもどうやって判定するのか?と言う事。タムドクチームでは神器が発見される度に、ヒョンゴ村長がすかさず飛んで来て神器判定してますけど、あれも、神器が光らなかったら判定出来るのか疑問なのです。護り主に何か徴だとか特別な力が備わるのでなければ、チョクファンを「青龍の護り主でした」と仕立て上げて終わりかな。イルスは白虎でお願いします。

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