今野緒雪著「マリアさまがみてる 妹オーディション」

ちょっと遡って、未読のまま飛ばしていた「妹オーディション」に戻りました。
新登場の菜々と、再登場する笙子は、続きの巻を読んでいるので、大体のキャラ像は把握しているつもりでしたが、笙子がつぼみの妹狙いだったとは知りませんでした。と言うか「バラエティギフト」も読んでないので、私にとっては実質これが初登場なんですよね。
私も最初は由乃と同じ勘違いで、祐巳が妹候補として笙子に興味を持ったのかと思いましたが、たぶんこれまた未読の「チャオソレッラ!」で写真の彼女を知っていたから「見つけた」だったんですね。他人が撮った写真に映っている知らない人の顔を覚えているあたり、祐巳は既に自己紹介のような「平均点が売りの少女」ではなくなっているとは思うんですよね。確かに初期は平均点以下なくらい鈍臭かくて完全巻き込まれ主人公だったけれど、最近は周囲からの期待に自分で応えてるよなと思います。
で、一年椿組の不穏な空気はこの時点からあるんですね。初期の頃は誰も彼も天使のように純粋無垢と言う雰囲気だったのが、随分リアリティのある学園風景になったなぁと思います。
そして乃梨子はあんなに冷めて迷惑そうだったのに、すっかり友達想いになって、可愛いですね。実は私、一年生チームがかなり好きかもしれません。
由乃と菜々の出会いは、祥子と祐巳以上の「棚からぼた餅」「運命の出会い」だったんですね。

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