• 2009年登録記事

称号やデュアライズの為に戦闘もしたいし、先も気になると言う事で、また長時間遊んでしまいました。
発売前公開シーンがかなり出てきましたが、当初プレイ予定がなかったためあまり真面目にPVを見ていなかった麻生は、ほとんど白紙で展開を楽しんでます。
なお、本ブログ訪問者でこれからプレイ開始される方もいらっしゃるようなので、今更ですが今日以降のプレイ感想は続きに隠すことにいたします。

現在地:(青年期)リチャードと合流して南バロニア街道

まず、幼年期の続きから。
聖堂地下で挑戦状を叩き付けた扉は、大人になってから再挑戦するのだろうと思っていたら、同日プレイ中に答え合わせすることになりました。
チャットでこの一回しか使い道のないお漏らしカットインだとか、ヒューバートが美味しいところを取りつつ、先へ。
テイルズオブシリーズにしては珍しく、造形が「おどろおどろしい」魔物の登場に、かなりテンションが上がりました。残念ながら、肝心の部分がアニメだったので逆にテンションが下がりましたが……。
刺されたソフィが血でなく、光を放出していたのは、任天堂規制ではなく、やはり人間でないことの証明ですよね。
気になるのは、この後倒された魔物や森の野獣が倒れる時に黒い光を放出していたことで、ソフィと彼等の関連性と言うのも疑えるところかなと。

気絶している内にラント領に戻されたことに、改めて王都とラントの距離などを疑問に思います。
そもそもこの世界、魔物が歩いてる街道に一般市民が立ってますし、子供だけで旅していても驚かれないから、みんな魔物を撃退出来るくらい強いってことなんでしょうか。

寝ている間にヒューバートと別れるとは、ちょっと予想外でした。
ソフィは、どういう状態で発見されたのかが正体に関わると思うので、楽しみにしています。
父親は強引過ぎてやり方が下手だと思うし、同時にアスベルは矢張り子供だと思います。しかし、シェリアとも喧嘩別れするのかと思いきやちゃんと謝る辺りは、いい子なんですよね。
……と思っていたら、「何処にも行かない?」の直後に家出で、シェリアが可哀想でした。アスベルはちょっと鈍感かな。

7年が経過し、成長したアスベルが登場。中身も熱血は残しつつしっかり好青年になって、礼儀正しいところが好感です。
マリク教官は、ポリゴンの頭身と顔のアンバランスさが少し気になりますが、多分見慣れてないだけで、正式パーティインすれば気にならなくなるのでしょう。
それより、外見から「ちゃらんぽらん親父」系だと思っていたのに、凄く真面目な大人で驚きました。

拳が光る人に変貌したのは、シェリアの身体が丈夫になったのと同じ原因ですよね。
7年前と言っても、ソフィの影響なのか、魔物に触れた影響なのか、どちらかな。良い効果ばかりもたらす辺り、多分前者なのでしょうが、後者の効果でも面白い展開に出来るのではと思います。
シェリアは、子供時代のまま可愛く成長しましたが、こんな大人しいを通り越して暗い娘になっていたことに一層衝撃を受けました。
店の品揃えでソフィ再登場は気付いていましたが、明らかに人間じゃない「発生」ぶり。彼女が誰かより、その出現の異常性を二人は指摘すべきじゃないかと思います。
でもお姉さんだったソフィが、今度は子供に見えると言うのはなかなか風情があって、この効果の為に幼年期から始まってるんだろうなぁと思います。

ラントに戻ってから退学届を出すくだりは、やりたいことを諦めない主人公が多い中、やるべきことを選んだことに男前だなと思いました。
しかし大変な行軍をして、夜襲だ!と思ったらショートカットした距離が非常に短くてガッカリ。野営地の裏に出るのかと思いきや、目の前ではありませんか。
しかも采配が完全に裏目に出てしまったので、アスベルも今までの勉強が何だったのかと落ち込んだことでしょう。
ストラタ軍を率いたヒューバートは、統治者としては未知数でも、取り敢えず人心掌握術は高い能力を見せ付けましたね。後ろにブレーンがいるのでしょうが、ヒューバート自身の姿勢にも感心。それだけに、ここに兄貴がいたら誤算だし、腹立たしいですよね。そこで追い出しちゃうのは、まだ子供かな。
で、負け戦に気付かずグミを解禁しちゃったのですが、ヒューバートの秘奥義に完全に伸されて追放。
この辺、青年ヒューバートの情報等が事前になかったら、もっと衝撃的で面白かったんじゃないですかね。仲間キャラを事前に公開してしまう今の広報は、お話を楽しむと言う面では勿体ないな。
でもこのヒューバートが、どういう流れで仲間になるのかは凄く楽しみです。

王都に戻り、今度は政変。
アスベルは幼年期と変わらず政局に疎いのが難点ですね。予想も組み立てられませんが、取り敢えずリチャードを保護するところまではスムーズに。
で、ここで再度王都とラントの距離が疑問に。リチャードを見失ったから、王子を保護しそうな関係者に追っ手を出したんじゃないのかな?
王子は、チャットだとユグドラシル様@TOSにそっくりですね。悪人面に育っちゃって……。A技のCC4が一つしかない辺り、やはり最終メンバーでないのは確定だなと思いつつも、称号の枠は他のメンバーに劣らずあるので、これは育てようとすると大変そうですね。

以下、システム的な話。
まずは遂に解禁されたB技。
最初はリモコンに苦戦しましたが、段々扱い方が分かってきたような感じです。攻撃より、移動が難しいですね。KHの癖で、直ぐフリーランになってしまいます。
技の特性を覚えるのはちょっと大変。でも一々調べながら戦うのも面倒なので、「A技に弱い」「B技に弱い」だけ注意してます。
グラフィックは、水浸し状態でポリゴンが変化したところに、今までのシリーズにない配慮を感じて感心しました。
あと、装備中の称号に応じた勝利台詞があるようですが、このせいで逆に同じ台詞が多く出てしまうのはちょっと残念。
依頼は、地味に面白いですね。開発的には、9割はテキストとデータだけ流し込めば良いので、あんまり手間暇掛かってなそうですが、その分数もありますし。
一方で、サブイベントを全然発生させてないことに気付きましたが……。まぁ、この調子で最後までいけるなら二周しそうなので、今は考えないことにします。
そして、物をくれるNPCが多いので、隅々まで探してプレイ時間が一層伸びて行きます。

プレイを止めるタイミングが見当たらなくて、ズルズルと遊んでしまいます。
その割に進んでませんが……

現在地:(幼年期)王都でヒューバートと合流

前回のプレイ時点では、両親に対するアスベルの反発と髪色の違いから、ヒューバートとは異母兄弟なのかと思っていましたが、特にそういうわけではないようですね。父親の遺伝子が強く出たのがアスベルで、母親の遺伝子が強いのがヒューバートなのか。
骨肉の争いを避ける目的で、ヒューバートを養子に出すと言うことなのかなと想像してますが、出発前に話してあげないのは可哀想じゃないのかな。「おみやげ買ってくるよ」とか、私が関係者だったら平然と聴いてられないわ。
ストラタとの関係性等がいまいち不明ですが、あまり交流がない国のようですよね。どういう流れで、ヒューバートがそちらに行くのか、ちゃんと明かされるでしょうか。

子リチャードは、ポリゴンが凄く「美少年」ですね。世界平和を考えてるとか、金髪とか、ミトス@TOSっぽい雰囲気があります。
警戒心が強くて、自分の身分を理解しつつ、でも大人に対して素直ないい子と言うわけでなく、動作は気障で、なかなか面白いキャラです。グレイセスって、アスベルが「映画版ジャイアン」的で決してただのいい子ではなかったりと、あくまでファンタジー的だけれど「こういう子いるよね」と言うリアル感を感じます。
ビアスは、ボス戦になるのかと思ってしっかり回復&セーブしてから向かったのに、ただのイベントでガッカリ。
その後、実際に戦ったら更に弱くて二重にガッカリでしたが……。

ソフィに確実に「刷り込み」しちゃっている気がするのですが、これが何か問題を引き起こしたりするのでは。

崖昇りで、アスベルがソフィとリチャードを引き上げるシーンでは、アングルが上から見下ろす形で、凄く怖い一瞬があって、効果的でした。
朝焼けの空に、アビスの音譜帯のようなものが視えた気がしますが、なにか設定があるのかな。

楽しく遊んでますが、歩いていて、進入禁止エリアが結構あることが気になります。
あと、王都が広い反面、NPC数が足りなくて閑散として見えたり。
ソフィがファーストエイドを覚えたのですが、使ってくれる気配がない(戦闘中に術技から選ぼうとしても出て来ない)のも気になります。青年期にならないとB技は解除されないのかな。

ラント領土の狭い中から、王都に飛び出して気になったのは、世間でのラント公の立場だとか、世界情勢だとか、そういう世界観絡みのことがまったく分からないことです。
しかし、この分からない感が「幼年期」かなぁと言う気もするので、敢えて公式サイトなどにも行かず、この先明かされるのを楽しみにしたいと思います。

「沼のほとりのパドルビー」はこの世に存在しないと言う基本的なことを、この歳になって初めて知りましたよ。

ドリトル先生と緑のカナリア

ピピネラの人生は凄い山あり谷あり波瀾万丈で、本当にオペラに相応しい一代記だと思います。舞台作品として作れないものですかね。猫(キャッツ)やライオンやサル(ライオンキング)は出来るんだから、鳥だって……と思う反面、鳥には「空を飛ぶ」と言う基礎アクションがあるのが難易度高いですね。
「籠の鳥」にこんなドラマチックな生き様を与えた作者の想像力に脱帽します。

ドリトル先生の楽しい家

全集で唯一の短編集ですが、長編の中でも、この巻と同じように動物の語る冒険譚など短い物語が織り込まれていたので、違和感なく読めます。
やはり犬が好きなので、この巻は犬話が多くて嬉しいですね。
お話として面白いと思ったのは「気絶した男」と「虫ものがたり」かな。後者は虫嫌いの麻生でも、ウジ虫の身に降り掛かる様々な困難を手に汗握りながら読んでしまいました。
小ネタでは、グーグー人の「フラグーゼルムの59の呪い」が、微妙に可愛くて好きです。内容は結構危険ですけれど。

……手持ちの全12巻の再読は終わりましたが、感想記事は、もう一回続く予定です。

KHをめでたくクリアしたので、始めました。
まだ最序盤で、幼年期中。西ラント道から帰って同行者シェリアと別れたところです。
既にネット上ではバグが取り沙汰されてるそうで、プレイに支障を来すようなバグは困るなぁと思いますが、取り敢えずは気にせず、不安な時はセーブを分けて進みたいと思います。
Wiiはネットに繋がるのだから、バグ修正パッチが出たりするでしょうか? そうしたら、その時だけネットに繋ぐことを検討しようと思います。

始めるまでが実は大変で、「Wii本体の更新」と言うものに悩まされました。
一度更新して、その後もう一度更新表示が出てしまい、さっき完了した旨のシステムメッセージが出たのに、失敗だったのか?とヤキモキしました。
二回目でちゃんと読み込むようになったので一応安心しましたが、大丈夫なのかな。

OPアニメは、動きが少なくて残念。前回はVで、ゆったりしたテンポのOP曲が続いている為か、最近は動き回るOPを観ていない気がします。あのクオリティで動くのがテイルズOPの好きなところだったんですが。編集的にも、あまり惹かれるところがなかったかな。
それと、近年はアニメ自体の質感が、全体に濃淡がなくてのっぺりした印象を受けます。私の好みと違う方向なんですよね。
シンフォニアOVAのクオリティって、本当に高いんだなぁと、こんなところからも感じます。
そして、リチャード王子の裏切り/死亡/ラスボスフラグの凄さに脱帽しました。
・OPに戦闘シーンがない(リオン、レイス、クラトスetc.の前例)
・マリクとBボタン技が重複
 ※治癒系のソフィとシェリアでも、再生術と神聖術で違う技名。
・発売前情報でコスチューム変更称号がない
殿下がフラグをどう回収してくださるのか、楽しみでなりません。
一方、タイトル画面はなかなか格好良いです。左側に二人の後姿と言う構図がTOVと被ってますけれどね。

で、ゲームスタートすると、最初からポリゴンの操作画面で、幼年期開始。色合いは好きな感じです。
幼アスベルと幼ヒューバートは、子供グラフィックと頭の色が、リッドとキール@TOEみたいで、なんだか懐かしい印象。アスベルは良い子だけれど、兄貴としては普通に横暴って感じで、この二人の関係性は良いなぁ。
ソフィ登場はアニメでしたが、TOS-Rのようにポリゴンイベントの方が良かった気が私はします。
作中で記憶喪失だ!と言い出すと、多分違うなと思うのは条件反射ですが、今の段階で分かるような正体ではないと思われるので、置いておきます。実は花の化身かなと思ったんですが、花を摘む行為で、違うかなと。服は宇宙人っぽい。
幼シェリアは、とにかく可愛い! でも「ツンデレ」「病弱」キャラとは知らなかったので驚きでした。

まったく説明書に触れずに開始したのですが、大変丁寧な説明付きで、問題なくプレイしています(でもまだ肝心の戦闘システムが良く分からないんですが……多分大人編でチュートリアルがあるのではと期待)。説明メッセージはD2を彷彿させられ、偶にニヤリとします。
スキット絵は可愛いし、滑らかだし、時々入るカットインも表現の幅を広げていて楽しいです。
そうそう、イベントシーンでの字幕が、PVだと異様に大きく感じたのですが、製品は適切なサイズになっていて安心しました。
デュアライズ(合成)が楽しくて、一通り作成。今回は武器などは合成では出来ないのかな?
料理は先に作っておく「TOL」タイプですね。この仕組みは初めてなので、ちょっと面倒な気がしますが、全キャラ料理をマスターさせる手間がないと思えば、有難いかも。

クリアしました。

最終ダンジョン「エンドオブザワールド」は、まず見通しの良い神秘的なフロアから始まったと思ったら、見えない壁に阻まれて前に進めない地獄でした……。
フロア名には心惹かれる場所もありましたが、どういう構造なのか良く分からないまま、デスティニーアイランドの幻想へ到着。
アンセムとの問答、心の属するところが闇か光かと言うところに関しては、私としてはどちらか一方で語って欲しくないなぁと思います。そう思うと、アンジェリークは、光(誇り)と闇(安らぎ)でバランスが良い設定だったな、と唐突に無関係な作品に感心しました。
もっと子供向けの冒険譚かと思いきや、かなり観念的なお話で、実はホロウバスティオン以降の話は5割しか飲み込めてない気がします。そう言えば「スクウェア社」末期の作品だったなぁと思い出して納得です。
思えば、最初から世界の描き方が抽象的で、主要キャラがどういう育ちなのかまったく分からなかったし、考えるより感じるべき物語なのかも。

第一戦後、島が割れる演出は割と衝撃的な絵面でしたが、その後は宇宙戦艦みたいだし、ちょっと全体に連戦が長過ぎて、しかも空中戦は殴るしかなくて単調なので、正直飽きました。一応、ラスボスの体をダンジョン攻略するような「巨像」要素も感じたのですが、何処を攻略するとどう影響するか、と言う肝心の部分がわからず、ずっとキーブレードを振り回すだけ。
5回くらい叩きまくってなんとか撃破した頃には、本気で疲れ果ててました。
これまで登場した魔物はディズニー風だったのですが、ラスボス造形はFF的でしたね。人型の敵となると、こうなっちゃうのかな。

闇(ハートレスの世界)と繋がる扉を閉める3人に、助太刀が現れるのは古典的ながら……と思ったら、なぜリク&王様は扉の内側にいるんですか!
一旦外に出てから閉めるわけにはいかないのですか。
その辺の話し合いがまったくないので、非常に気になってしまいました。
しかも、王様の出番があれだけとは、実に驚きです。
今まで語りかけていた導きの声は、全部王様だと解釈していましたが、それで良いのかな? ハッキリした事はあまり明かされないままでしたね。色々知る為には、隠しEDとやらを観ないといけないのでしょうか?
ムービーのソラとカイリは可愛いですね。あの距離、ジャンプするわけには行かないのかなぁとか、思ったら駄目なんだろうなぁ。あのシーンは、たぶん二人の立つ間で世界が切り取られてるんですよね。
カイリからソラへのスターフルーツの描き足しは、素敵な演出だと思います。こういう、絵でしか出来ない表現を観ると、羨ましくなります。
そして2に続く、と言う終わり方で、一歩進んだ状態で振り出しに戻る、と言う終わりは、構成も然ることながら、シリーズ化を考えて作っていたんだろうなぁと商売の上手さも感じ取って、勉強になりました。

最後に、スタッフロールで山寺氏の名前を5役分発見。尊敬です。