• 2009年11月12日登録記事

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先日、初めて「歌劇」を買いました(2009年 11月号)。

やはり就任特集号の「宝塚グラフ」を購入した本屋で、いつも宝塚本が置かれているラックに直行。ところが、発売日の歌劇が見当たらず首を傾げたところ、平積みの大空氏がいたのでした。
グラフの時は、事前に表紙写真を確認していたので心構えが出来ていましたが、今回は予備知識がなかったので、思わぬ不意打ちで腰が抜けました。
「グラフ」の時にも、「トップだとこんな記事が出るんだ」と感心したのですが、歌劇でも個別に特集してくれるんだと初めて知りました。
ほんの1年程前まではトップ就任を「酸っぱいブドウ」と思う面もあったのですが、こうして恩恵を受ける身になると、嬉しい物ですね。

と切り出しつつ、今日のメインは一般誌「saita 2009年 12月号」の話です。

トップ就任後、予想外にメディア露出の機会があって、追っかける努力を放棄気味ですが、saitaでは、4ページ(内1ページは扉)のインタビュー記事が掲載されていたので購入。

変な話ですが、大空祐飛って、本気でトップを目指していたんだ……と初めて知った気がします。
トップを目指すようになったのは、入団10年以上経ってから
と答えているけれど、普通10年在団していればそれなりの番手(ポジション)が見えてきている頃ですよね。この時代、大空は大和や霧矢と言った下級生達に追い抜かされて既に数年経っているし、いつも「次の公演で辞める」類の噂があったと聞いています。
そんな「トップにはなれない」と思われてる状況の中で、一人諦めず、足りない物を得る為にひたすら努力していたとは、どれだけ強い人なんだろう。
こんな凄い人を相手に、ミーハーしてる自分が少し恥ずかしい気もしてきます。
つくづく思うけれど、「これが苦手」「あれは出来ない」と勝手に限界を設けて、見くびっていたのはファンである自分の方だったんだなぁ。

これから、もっと真剣にファンになりたい、と感じました。