• 2010年登録記事

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笹屋伊織の「わらびもち」を購入。

和菓子の老舗ですが、麻生はこの店ではいつも「琴の仙」と言うお菓子を買うので「洋風和菓子」のイメージがあります。
このわらびもちも、なんと白い壷に入っていて、まるで珈琲ゼリーのような外見でした。
ちなみに、この白い壷はプラスチックでした。ショーケースで見た時は陶器のように見えたのですが、さすがにそこまで凝っていたら更に高価になりますよね。
ただし、容器を入れてくれた袋(商品の背後)は、なんとジップロック付きでした。

通常の味(左)にはきな粉とカラメル、抹茶味(右)にはきな粉のみ添付されます。
味は非常に濃く、通常のわらびもちは黒糖、抹茶味は抹茶そのものの味が口の中に広がります。つるりとした食感で余韻も爽やか。
但し、弾力が非常に強くて、正直食べ難いです。掬う手間を考えると、普通に切ってあるわらび餅の方が美味しく頂けるかも知れません。

まだ先の事だと思っていたら、もう再来週にはタクティクスオウガ発売ですね。
完全クリアは出来ないにしても、せめて全キャラ攻略くらいはしておこうと思い、取り敢えず「聖帝閑談録」全三章をプレイしました。
章立てしてるけれど、アペンドストーリーと言う事で、基本的に読むだけのおまけシナリオなんですね。でも選択肢で感情値の上下するSEが入ったので、どこか影響するのかな?
各章ごとの感想は下記の通り。

一章
絶対一は千聖の名前を間違えると身構えていたのに、「ドゥワー♪」は斜め上過ぎて笑いました。
慧の性格が随分まるくなっているけれど、どの時点の話と言う設定なのかな。この慧は付き合い易くて良いなと思いました。
アラタ編で出て来た盗聴の件は、ここで仕込んでいたんですね。
GTRシナリオと閑談録はPSP版の追加シナリオなので後付けの筈ですが、巧く本編に話が組み込めているので違和感がありません。
ところで「俺たちより凄いボディガード」と言うのは、T6のことなのかな。正直、B6は今作だけでもキャラクターが分かって好きになれるけれど、それ以外の前作絡み要素は鬱陶しい時があります。前作プレイしていればサービスとして嬉しいのでしょうから、難しい加減ですけれど。

二章
やや苦手意識のある上條先生がメインのシナリオ。
「深く考える事をせず、ただ流されるまま生きているだけ」と言う自己分析は鋭いと思うし、発言自体は私の感性に近くて納得出来るものなのに、なぜ苦手なのだろうと悩みつつプレイしていましたが、このシナリオの最後に分かりました。
都合の悪いことは、催眠術でなかったことにする姿勢が嫌いです。恐らく、言動に責任を持ってない印象を受けるんですね。せめて催眠を使う上條先生の行動の理由が明確なら、好感を持てたかも知れないです。
内容自体はエロで吃驚しました。

三章
最終シナリオなのに、理事長の謎が増えた(笑)。
A4+P2共闘展開だったので、もっと締めっぽいお話なのかと思いましたが、謎が増えただけでした。
天十郎は、自分のルートでなければ先生が好きな自覚があるんですね。「俺嫁会の講師兼実は俺様の嫁にしたい候補」は良いフレーズですね。千聖の「俺のちっこいの」発言も可愛い。
なお、前章で嫌いな部分が分かった上條先生ですが、こちらの章のように心の中は黒い発言をしていて、且つ影虎様バカな上條先生は好きだと思いました。
突っ込みたいところが一杯あったので、アペンドストーリーも突っ込めるようにして欲しいなぁと思いました。

そろそろ書店に並んでいるかと思って新刊の中を探していたのですが、いつの間にか延期していました。

「テイルズ オブ シンフォニア 終わりなきはじまり」
http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/09yotei/09yotei.html

「クラトス編(仮)」は、ちゃんと正式タイトルが付いたんですね。
しかしはじまりなのに終わりがないとは、一体なんなのでしょう。ED後のエクスフィア回収の旅のこと?
4000年前の過去編かと思っていましたが、純粋にシンフォニアの物語をクラトス視点で書いた物になるみたいですね。

しかし正直、準公式品に左右されやすい自分としては、発売されても読むか否か悩ましいところです……。

ところで、上記の紹介文によるとOVAのシナリオを実弥島氏が書いているように読み取れますね。
OVAのクレジット上はシナリオ構成:金月龍之介だけなのですが、金月氏がシナリオを書いている訳じゃなかったの?

「最終封印」戦闘描写をテーマにしたキャラ語り第3弾。

リーガルは、単騎特化の強キャラだろうと考えています。
ゲームにおいてもリーチの短さが目立っていますが、蹴り技は体重移動が凄く重要になるため、あまり大きな移動を伴う攻撃はできません。一対一で間合いを取った後は強い反面、大人数が相手だと少し苦戦しそうです。
麻生の場合、ゲームではEXスキル「グローリー」を付けてゴリ押しで戦っていましたが……。

リーガルは仲間キャラの内唯一戦いの師が明確で、トラウベル流のレビンと言う事になっています。
このトラウベル流は、実在の格闘技「カポエラ」や創作であれば「影技」のように、手を拘束された囚人の中から発祥した格闘技なのでしょう。
牢の中でどうやって学んだのか、非常に疑問ですが、もしかすると基本的に座学で、後は外に出されてから実戦で習得したのかな?
最初の襲撃イベントでは戦闘を行わない辺りも、プレセアの存在に加えてレガースでの戦闘に慣れていない状態では、一行には敵わないと判断したのでしょう。隙をついて背後から襲うのも、自分の力に自信がなかったからと考えられます。
そう考えると、パーティ加入時の攻撃技が3つと少ない事も納得できそうです。

トラウベル流を学ぶ以前から身体は鍛えていたようですが、その時の流派が「気」を重視した拳法なのではと思います。ウィルガイアで牢を破った光線攻撃も、気と解釈しておきます。あれは描写的に握力じゃないですよね。
但し、世界の危機に真の力を温存しているリーガルと言うのも如何かと思うので、「最終封印」では別の方法で牢を開けてもらうつもりです。
また、回復魔法=リフィル先生の有難みが失せるので、治癒功の出番はあまり考えていません。
結局、小説内での気の使い道としては、以前しいなの回でも記載した通り、敵の気を読んで攻撃を躱すなどの地味な方向になってしまいそうです。
但し、ここで気になるのは敵が天使の場合。天使は無機生命体なので、気を発していないと考えられます。とすると、大人数の天使相手だったテセアラ救いの塔地下が、本当に死を覚悟した絶望的な戦いだったことが分かります。

マイナスの要素ばかり先に挙げてきましたが、単騎強キャラと書いた通り、条件を揃えた戦いにおいては大変な活躍を見せる予定です。
主に、教皇兵やレネゲード、ディザイアン、五聖刃辺りでしょうか。
敵の時は強くて、仲間になると弱体化するような事がないよう、描写と加減に気を付けつつ、仲間と打ち解けた後半戦は、戦闘力としてよりも、パーティ内の大人としての方向で活躍させていきたいと思っています。

「カサブランカ」DVD感想の続き。

【1幕第3場 Rick's Café Américain】
リックのカフェは、亡命者たちと彼等を幇助する闇の売人たちで賑わっていた。

物語の大部分が展開されるカフェのセットが登場。座席によっては、ドアマンが明けた扉から客として中へ入っていくようにも見えたので、DVDのアングルに期待していたのですが、残念ながら歌が始まっているので、店内にカメラが移動しちゃってますね。
舞台上に乗っている生徒が多いと楽しいですね。ソロパートがない客でも、地味に良いお芝居をしていて素敵です。
突き飛ばされたアブドゥルが、椅子に座ったまま痛みと怒りを浮かべるのがギリギリ見えて嬉しくなりました。リックが名刺を破ってみせた瞬間、白い歯を見せて嬉しそうにして、直ぐその表情を引っ込めるところや、当局に通報すると言う脅しに少し困った顔をするところなど、表情豊かで可愛いです。
カーテンの向こうから手を振って合図するコマが挿入されていますが、態々スポットライトも入れていたから、重要な演出と言う判断なんだろうなぁ。アブドゥルの勝手な判断ではなく、リックの指示だと言う事を明確にしているのでしょうが、それなら最初にヘルムの入室を拒否するタイミングでも手を振っているので、そちらを入れるべきでは、と思います。
リックのトレードマークとも言える白いスーツジャケットに蝶ネクタイの衣装は、実は余り私の好みでないのですが、3ピース揃えて膨張色の白を着ているのに着膨れたところがないスタイルは感嘆。
ところで、喧嘩を売っておきながら薦められるとバーで一杯飲み、サービスと言われているのに小切手を置いていくドイツ人ヘルムって、美形だけどアホの子なのでは……?

【1幕第4場 カジノ(A)】
闇ビザの売人ウガーテは、信頼するリックに今夜の取引相手に売る特別通行証を預ける。

以後、こんな感じの場面名ばかりが続くので、基本的にリックのカフェ内で起こる小さな出来事のお話であることが良く分かります。
「君を見直した」と言う台詞に対するウガーテの反応が、舞台ではイマイチ掴めなかったのですが、映像で観ると喜んでると言うのが正解みたいですね。外交官殺害に関して、ウガーテ自身が殺人を犯したのか、死体漁りをしたのか謎ですが、リックの台詞自体は皮肉だと思っていたので、どちらにせよ後ろめたい気持ちを刺激されるのではと思っていました。
皮肉に気付いていないのか、皮肉でも嬉しいくらいリックに心酔してると言うことかな。

【1幕第5場 カフェ(B)】
闇市のボス・フェラーリからカフェを譲るよう頼まれるが、リックは断る。

サムの歌は、東京公演とメロディが違いますよね? DVDで初めて聞いた時は違和感があったのに、何度もリピートしてると東京ではどうだったか忘れてしまいました。
「此処が気に入ってるんで」と言う台詞に、密かに嬉しそうな顔を見せるリックは、本当にサムが好きですね。
フェラーリと話している間、数回上手を向くのはイヴォンヌの様子を伺っているのかな?
リックがイヴォンヌにどんな仕打ちをしたのかは、映画版から続く永遠の疑問です。リックは他人に興味のない男だから、期待も持たせないし、特別悪意ある行動もしないと思うのですが、イヴォンヌが一人で盛り上がって裏切られたつもりでいるほど頭のおかしな女だとも思えないんですよね。
ところでこの辺、盆が右へ左へ回って大活躍ですけれど、自分が盆回しの担当だったらと想像すると責任重大で怖いです。