• 2010年登録記事

宙組公演「トラファルガー/ファンキーサンシャイン」11:30(セゾン・UCカード貸切)観劇。
東京初日から10日経って、やっとMy初日です。

1階SS席。
ショーで蘭寿とむ氏の目線が飛んで来たような気がしますが、そういう錯覚をしても奇怪しくない近さ。この席の問題は、センター以外のお芝居を観てると罪悪感があることですね(笑)。

まずミュージカル「トラファルガー」。
芝居の変更点は、既に多数のファンブログで報告されている通りでした。
宝塚での初日は継ぎ接ぎ感が強かったけれど、全体にアップテンポな展開はそのまま、各エピソードの繋がりが出て来たように感じます。
ジョサイアを庇うシーンなどは、凄く戦場の動きが分かり易くなったと思います。

不評も聞く「ぬくもり」と言う歌詞ですが、私はあまり違和感なく受け止めています。
主人公とヒロインの恋の歌にしては即物的過ぎるように感じられるのかと思いますが、少なくとも最初のシーンの「ぬくもり」は、握った手だけを言ってるのだと思います。
エマを5000ポンドで買い取った芸術品として愛でていたウィリアムは、エマに触れることはなかった。だから、ネルソンに儀礼と関係なく両手を取られたとき、凄く久し振りに人と触れて、その暖かさを思い出したのだと思います。大空祐飛は体温の低そうな役者なので、恐らくとても微かな温かさだけれど、それに吃驚するくらいエマは飢えていたんじゃないでしょうか。
史実とは関係なく、舞台のエマからはそんな印象を受けました。
しかし二回目の観劇なのに、「ネルソンとエマが好き合うの早過ぎない?」と思ったのは事実です。

先日「皇后ジョゼフィーヌのおいしい人生」を読んだので、フランスチームに注目しましたが、妹たちやジョゼッピーナに対して、表面上にっこり微笑みつつ、凄い怖い顔してるジョセフィーヌに大ウケしました。ナポレオン一家、怖過ぎます。

最期のシーン、ネルソンを包むユニオンジャックは、思った通り1階からの視点ではまったく分かりませんでした。しかし、同じ演出が、1階からはまるで波の中に消えていくように視えました。
席を変えて二度観ないと気付かないかも知れないけれど、二つのイメージを両立させる、心憎い演出だったんですね。

以下、前回観劇から印象が変わった役をちょっとだけ。
エマ@野々すみ花が痩せて、綺麗になってきていました。
「一目見たら忘れられないほどの美女」と言われるとやはり疑問符がつきますが、一層磨かれて綺麗になる事を期待します。
ヘンリー殿下@十輝いりす、初見はこれといった印象がなかったのですが、近くで拝見すると大変麗しい殿下でした。鷹揚な人柄が高貴な雰囲気に繋がっているのかな。
ネルソン父@風莉じんの「ホレイショが帰って来る」でまた泣かされました。それ以前の演技も、鬱陶しさが薄めになっていた感じです。

ショー「ファンキーサンシャイン」。
構成が分かって見ているので、初見のような戸惑いはなく、ちょっと緩い独自のノリを楽しめました。思った通り、リピートした方が楽しい作品ですね。
太陽族や、戦士のシーンは小芝居や個々人のチェックが楽しいです。今回観劇予定数があまり多くないので、どこまで観られるか、不安ですが頑張ります。
プラズマでも、男役は認識できました。動きがとても綺麗だなと思ったら、珠洲春希でした。鳳樹いちもこのメンバーに含まれていて、ダンサーなんだ、と知りました。
太陽の戦士は、銃撃戦になった瞬間、蘭寿とむが二人にマイクなしで「逃げろ」と言っているのが確認できました。先程まで奪い合っていたのに、どういう心境の変化なのか、次回はその辺を確認したいです。
第7場Aの若手4組のシーンは、蓮水ゆうやが先輩スターとしての経験値の差か、一番オーラがあるように感じました。

まだすべての落書きを収録したわけでないので、久し振りにたまごスクランブルです。
「たまごスクランブル」に関する基本事項はこちら


ダンジョンの上に広がっている、普通の人間の町。町にはダンジョン探索に役立つ諸施設が存在する。
町に入るとリストから行く場所を選択。選択した場所内ではダンジョン同様キャラを操作して動かす。

・宿泊所
止まるとHP、SP、状態異常(呪い以外)が回復。
仲間が多い場合、連れて行かない者はここで待機。
厨房のおばちゃんにたまごを渡すと、アイテム「ゆでたまご」を作成できる。
「門」設置可能。

・道具屋
物を売る兄と買い取る弟の兄弟経営。
有料のたまご保温器(アイテムクリエイト)があり、ここでクリエイトすると常に成功となり、失敗・大失敗・大成功が発生しない。

・交易所
オークションに参加できる(PCがダンジョンで盗まれる等したアイテムの救済)。
広場の情報と連動している。

・修繕屋
耐久値を超えるダメージを受けたり、トラップで破れたカードを修繕できる。
また、カードと合成したアイテムから、アイテムを壊さずにカードを抜き出してくれる。
この仕様はバランスを考えて悩んでいるところ。カードを抜くと能力が少し落ちる、と言うことも考えています。

・教会
サブイベント発生あり。
祈り系のスキル(未定)を習得できる。

・広場
町の人々の憩いの場。サブイベント発生あり。
中央の噴水からダンジョン1階に戻れる。

・預かり所
アイテムを預ける場所。使い勝手から考えると、たまご管理者のフロアに設置すべき?
無料・有料は未検討。

・住宅街
サブイベント発生あり。
頑張れば主人公も自宅を持てるかも……?

ダンジョン内たまご分布図
各エリアで、ランダム宝箱から入手できるたまごのランクは下記の確率から選ばれる。

1〜4階 C100%
5〜19階 C85% B15%
20〜35階 C70% B25% A5%
36〜59階 C50% B35% A15%
60〜69階 C40% B40% A19% S1%
70〜79階 C25% B50% A22% S3%
80〜99階 C15% B55% A25% S5%
クリア後ダンジョン B50%、A40%、S10%

少し確率がシビア?と言う気もしますが、職種「たまごマスター」になると上位ランクの入手率が倍になる、と言う仕様を考えていたので、その辺との釣り合いを考えていた模様。

矢口史靖著「スウィングガールズ」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
毎日怠けて過ごすダメ女子高生・友子は、届けた弁当で食中毒になった吹奏楽部の代わりとしてビッグバンドを組まされる。当初は嫌々で逃げ出す魂胆だったが、次第にジャズの楽しさに目覚め、自分の楽器を手に入れる為バイトまで始めることに。遂には音楽祭に出場し、一つのモノに打ち込む素晴らしさを知る。

文庫になっていたので、読んでみました。
爽やかで罪のない青春モノだと思うのですが……友子たちの駄目人間っぷりは苛々させられました。
極みは、音楽祭に落選したことを仲間に話せないと言うくだりで、衣装も作って、交通費も出して、人やお金が動いているのに、それを怒られたくないとかタイミングが見出せないとかで引き延ばして、結局取り返しのつかない状態にまでなってから言い出すと言うのは、酷い。
仲間の誰もエントリーの返信を確認しなかったのか?と言うことも疑問ですが、やはり友子の責任が一番重いと思います。
そして結局、物語上のご都合で出場できるようになったから追求されてないことが一層腹立たしいです。
他人に迷惑を掛けて平気、またはそれが問題視されないと言う世界は、どうも私の好みから外れてしまいます。

そう言う訳で、音楽の楽しさに目覚める辺りなどはテンポも良く面白かったのですが、最後に不愉快感が残ってしまったので、ご都合な展開にも少し引っ掛かってしまいました。
その辺をあまり気にしないで、勢いで楽しむのが正解かも知れません。

舞台の情報は、自分からアンテナを広げてキャッチしに行かないと、なかなか手に入りませんね。
ブログなどで取り上げられるのは、殆どの場合上演が始まってからなので、そこで興味を持ってもチケットや公演期間の問題で行けないことが多々あります。
と言うわけで、自分の覚え書きも兼ねた最近気になった舞台情報です。

空白に落ちた男
http://www.parco-play.com/web/page/information/kuhaku/
再演を今頃知って、見に行きたいと思っているのですが、宙組公演と日程が被ってしまっているので平日夜に行く選択肢しかありません。
開演時間が遅いので、行く事は可能なのですが、上演時間が分からず二の足を踏んでます。

ラストゲーム
http://www.d-boys.com/d-boysstage2010/trial-2/index.html
これも再演。
初演はBSHiで放送されていたのを途中から観て、なかなか面白かったので実物を観たいと思いましたが、今作のD-BOYSの出演メンバーが全然分からず。この手の舞台は、出演者の顔が判別付かないと面白さが激減すると思っているので、残念ながら一人で観にいくほどの熱意は出ませんでした。

銀河英雄伝説
http://www.gineiden.jp/
双璧の後、キャストが発表されないのでジリジリしています。今週はキャストページに動きがあると煽っておきながら、更新はもしかして土曜日?
ロイエンタール役(東山義久氏)で初めて「グッドキャスティング!」と叫んだ私ですが、ラインハルト役の松坂桃李くんファンで原作読者の知人も、「主演はミスキャスト」と評していたので、原作の内容は一旦忘れて観にいくつもりです。

 ジャネットは心地良い拍手の中にいた。
 上流階級の出でもない自分の成功を、単純に才能の結果だ、とは思わない。弾くことは純粋に楽しかったが、力不足に泣いた覚えは両手に余る。学ぶべき事も未だ多い。
 だが、女神に与えられた機会がこの場に彼女を導いた。
 折しも世界は有り様を根底から揺さ振られ、お伽話でしかなかったもう一つの世界が彼らの目の前に広がっていた。その文化的交流を担う為、演奏家としてジャネットはシルヴァラントへ赴いた。無論彼女の独断ではない。新世界には心の安らぎが必要だと説き、この機会を設けたのはレザレノ・カンパニーだ。
 正直な話、著名な演奏家には断られたのだ、と聞いている。
 それは当然だろう。ジャネット自身も初めは躊躇した。未開の地への恐れは勿論、彼女の元へ現れた担当者がまだ幼い少女であった事もその原因だった。


と言う、サブキャラSSシリーズのネタを書き出してあったのですが、なんせ6年近く放置してるので、どういう展開にするつもりだったのか記憶がありません。
ジャネットのサブイベント自体、1回しか見てないので、どういう話だったか覚えてないなぁ。

ED後のプレセアは、リーガルが身元保証人になって、レザレノカンパニーで働いてると言う想像をしていました。「ラタトスクの騎士」では直接レザレノに就職していなかったけれど、レザレノ傘下の企業に協力していたりしたので、まぁそんなに大外しした予想ではなかったですね。