• 2011年登録記事

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木箱に鎮座ましますは、宮崎特産の完熟マンゴー「太陽のタマゴ」。糖度15度以上、大きさ2Lサイズ以上、と厳選されたブランド商品です。
いわゆる「アップルマンゴー」ですが、非常に濃い紅で、本当に林檎のようです。
食べ時を間違えないようにドキドキしつつ、指で軽く押して実の状態を確かめたのですが、良い頃合いになるとそれだけで甘い香りがしました。

で、実際に食べてみたのですが……もう、「これぞ、マンゴー!」としか言い様がありません。
繊維が豊富なのに、歯に引っ掛かったりはせず、むしろ口の中で溶けるような食感でした。

サウンドノベルパートをプレイ中。

普通にプレイすると、覇道編(信長の部下ルート)と王道編(秀吉の部下ルート)のどちらかに進むようです。
覇道編は、選択をミスって信長の機嫌を損ねると王道編に落とされるので、覇道編に居続けるのが難しいですね。最初は堺焼き討ちをスルーして王道編に落とされ、金ヶ崎の戦いの褒賞選択で覇道編に戻りました。その為、覇道編4章〜5章の展開が分からなかったので、後からやり直しで入れた時が嬉しかったです。
最初は、基本的に自分の歴史知識を活用しつつ、信長を救うと言うプレイ方針で遊んでみました。割と順調に進んだと思うのですが、姉川の戦いの詳細が分からなくて、敗北エンド「無気力な勝家」が初エンディング。
本能寺は細かい分岐が多数あり、最初は信長の死を見届ける「敦盛」へ。学園編で無気力だったあの主人公が随分と成長した姿に感動しましたが、「死にゆく人間は、美しい」のTIPSには、この局面でネタを仕込むか、と思わず笑いました。
実は、私がこのゲームの体験版を遊んだ時に面白いと思った要素は「蘊蓄ゲー」な部分なのです。それも歴史ネタとまったく関係ないことのTIPSが面白くて、好きです。
遊びネタも豊富に入っていて、ガンダム台詞、ドラクエ4の8逃げと言ったメジャー処に混じって、スレイヤーズがあったのも嬉しかったです。
なかなか信長を生き残らせるのは難しかったのですが、主人公が信長の影武者として本能寺に残るシナリオで、ついに信長の生存に成功。途中、選択肢的にはバッドエンドになりそうなものを敢えて選ぶ必要があったのが盲点でした。

あとは、覇道編と王道編を行ったり来たりしながら、双方のエンディングを概ね収集しました。
タイトル通り、自分が征夷大将軍になるエンディングは2つ確認しましたが、一方はバカ殿化だし、一方は名君だけれどあまり幸せを感じなかったです。織田軍団が長篠で破れるエンディングの一つ「努力、友情、敗北」など、バカな展開の方が好きです。
一部取り逃しがありますが、選べる選択肢はすべて確認しているので、ステータス不足なのかな?
そう言えば、エンディングを迎えた時に、スタッフロールが流れる場合と流れない場合があるのですが、これの基準が分からず疑問です。

一々初めからプレイし直さずに、チャートで過去のシーンに遡って、色々な展開を確認できるのが便利です。リストを見れば、大体どの辺で辿り着くエンディングなのかも想像できます。
ただ、エンディングを迎えると毎回、システムデータのセーブ、システムデータのロード、ブックマークのロード……と繰り返すのはいささか冗長。
また、操作性の不備として強く指摘したいのは、「学園編の最初から始める」がデフォルトである点。「ブックマークを選択する」方を選ぶ回数の方が多いのだから、こちらをデフォルトにして欲しいです。

とは言え、それは些細なことだと思うくらい、軽妙なテキストが面白くて延々遊んでいます。
一部、選択肢に関係なく進む展開や「頭領」を「棟梁」とする誤字が散見されますが、眼を瞑っても良いかな、と思えます。
主要な人物が皆巧くキャラ立ちしていて、どの人物にも愛着が湧きます。
覇道編では信長や勝家に絶妙な愛嬌がありますし、王道編は小六と半兵衛はわかりやすいキャラ分けがされているので、歴史に詳しくなくても直ぐ覚えられるでしょう。官兵衛の「若さ」と設定には驚いたけれど、有岡城の戦いで伊丹城から脱出するシナリオは、どちらも凄く入り組んでいて白熱しました。

そんなわけで、かなりガツガツやり込んでいます。
全エンディング目指して、しばらく頑張ります。

カフェ・ラ・ボエム銀座店に行ってみました。
http://www.boheme.jp/jp/ginza/home/location

渋谷のラ・ボエム クアリタと同じ、株式会社グローバルダイニング系列店です。
地下に入っていく店構えや、内装、メニュー等も似通っています。
煉瓦作りの壁で、シックな雰囲気です。こういう雰囲気のあるお店に弱いんですよね。

真ん中にオープンキッチンがあり、厨房スタッフが手際良く料理を仕上げる姿を見ることができます。竃焼きのピザを焼く様子もじっくり観察できて楽しいです。
ただ、このキッチンのスペースがある為に、店内はコの字形をしています。その為、通された席によっては、お手洗いに行って帰るのが少し面倒です。
また、恐らくこの構造的に客を見通し難いのと、スタッフ数の問題で、注文取りはやや遅いように思いました。その代わり、店員は明るく感じが良かったので、私は許容範囲でした。
備え付けの食器に、箸置きが置いてあるのは珍しいですね。
ストップするまでチーズを掛けてくれるサービスの良さ。トッピングを追加して、好みの味にして貰うことも可能です。
味付けは割とハッキリした濃い目のもの。お酒が欲しくなりますね。ピザの生地はもっちりしています。

ひとつ気になったのは、テーブルに対して椅子が妙に低いこと。結果、肘の位置が下がるので少し食べ難く感じました。
それを除けば、銀座ではリーズナブルな部類で、気取らない友人と気軽に使うのが良さそうです(この辺だと日比谷界隈と言う認識ですが)。

PSゲームアーカイブス「高2→将軍」を始めました。
高2→将軍 ソフトウェアカタログ

ゲームを始めると、突然校門で鳴海に名前を聞かれるシーンから開始。
いつものギャルゲー用ネームを登録したのですが、どうもこの名前、システムデータ自体に記録されるようです。つまり、2週目以降に名前を変えることはできないようですね。

親友キャラと、4人のヒロインが登場しましたが、見事に全員の顔が同じです(笑)。
2人分、追加登場しそうな枠があるのですが、きっと同じ顔に髪型だけでバリエーションを作ってるんだろうなぁ。

年の初めには、空きコマに受講する学科を選択します。高等学校の時間割が懐かしいですね。こんなに授業数があったのか、と吃驚しました。
自分で選ぶコマは3つ。1回目なので、初期のコマ数が少ない教科を補強する方針で、社会、理科、体育、英語の4つを回してみました。
各学期の開始時には、勉強と遊び(恋愛)をどの程度の比重で進めるか選択肢がありますが、なぜか毎回選択肢が変わります。取り敢えずなにが良いのか分からない為、「勉強主体」「勉強50%、遊び50%」「女の子にも興味あり」など、折々で比重を変えてみました。
その後、勉強重視にすると試験で上昇する基礎成績が変わることは把握できましたが、遊び重視にした場合の利点が良く分かりませんでした。イベント発生数が変わるのかしら?

自動で日にちが進み、イベントが発生したら選択肢から答えを選ぶことになるのですが、意味が分からない選択肢が多いです。
なんせ、選択肢のどれを選んでも、相手の反応が変わらないのです。
また、繋がりのあるイベントが殆どなくて、期末試験で勝負しよう!と言う話をしておきながら、その後の顛末がなかったりします。
ちなみに、麻生は悉く「ハズレ」の選択肢を引いたようで、鳴海以外のキャラにはほとんど遭遇できませんでした。
選択肢以外の部分では、プレイヤーの意志を確認しない勝手な主人公にも吃驚しました。
現代で言うところの「引き蘢り」ですね。あまりに日々を無意に過ごしているので吃驚しました。例えば、ヒロインたちから部活動に誘われても、入部しようとする選択肢自体が存在しません。学期の方針を「ガリ勉主義」にしても、試験前は一夜漬けという酷さです。

各学期で10分程度進むと、期末試験になります。
各教科で1問ずつ出題。問題は中学レベルなので、普通に解けば全問正解を狙えると思います。ただ、回答時間が非常に短く、計算問題等に手間取るとあっという間に時間切れで不正解扱いになってしまうのが難しいです。

そんな感じで進んで行くと、2年生3学期(2003年3月10日)にタイムスリップが発生しました。
タイトルが「高2→将軍」ですからね。2学期にタイムスリップする場合が多いようなので、3学期に入った時はあれ?と思ったのですが、どうもイベント進行に影響されている模様。
この時点でのステータスは、英語72、数学64、国語67、理科76、社会74、体育74、芸術68
ハート(好感度)は、ともえ1、鳴海5のみ。
何故苦手の理科が一番好成績なのか疑問です。ただ、どれも特別高くないですね。ステータスを重視するのならば「ガリ勉」一択にすべきだったでしょうか。
取り敢えず、このステータスで行ける所まで行ってみます。

結局、学園シミュレーションパートは45分程度のプレイ時間でした。元々、目的はサウンドノベルパートなので、あっさりしているのは良かったです。
操作性で気になったのは2点。
一つは、テキストをスキップ出来ないのが少し面倒な点。もっとも、一文が短いので苦痛はありませんでした。
もう一つは、選択肢総当たりゲームなのに、プレイ中にロードができない点。セーブがいつでもできるので、ロードも同様にできたら、更に快適だったと思います。

宝塚宙組「美しき生涯/ルナロッサ」15時半回(VISA貸切)を観劇。
幕間の抽選会お手伝いは、瀬戸花まり。関ヶ原の兵士装束だったので、司会から娘役である旨の紹介がありました。

千秋楽には一週間早いですが、これで私の手持ちチケットは終了です。
残念ながら、天羽は復帰していませんでした。休演理由が分からないので、何とも言えませんが、心配です。このあと直ぐ始まる東京特別公演の出演キャストはどうなるのでしょうか?

芝居は、これ以上ないほど深化していました。
七本槍の面々が、いかに握り飯を喰う芝居を魅せるか、を研究し尽くしてきた……とかそういうことではなくて(笑)。いや、そこも手の平に付いた米粒を食む仕草などが余りにリアルで凄かったですけれどね。
各役の情感がぐっと増して、細かい台詞の言い回しがかなり変わっていました。
脚本が変わったわけではないので、筋の粗はあるのですけれど、ここまで各シーンで良い芝居を見せられると気にせず没頭できますね。
4週間前に観た芝居より、断然好きです。こうした公演期間中の変化を見ると、公演DVDは東京千秋楽近くを収録して欲しいな、と改めて思います。
今日は一幕も二幕もアクシデントがあり、芝居では11場A北の丸で三成分のスポットがつかず、彼の位置が薄暗いまま芝居が始まってしまったのでハラハラしました。隣に座っている増田長盛のライトを広げて、本人用のライトが付くまで凌いでいましたが、照明の不備に遭遇するのは初めての体験でした。
細かいことでは、おねが茶々を平手打ちするシーンで効果音が入りませんでしたね。音がないパターンを観たことで、あった方が空気が高まると、よく分かりました。

ショーの帽子は、鳳翔大がリリーフ。立ち位置は凪七瑠海の方が近いかと思ったのですが、真っ正面を向いて帽子に眼もくれない凪七と、真っ直ぐに帽子を拾いに行く鳳翔の対比に秘かにウケました。
ショーのアクシデントは、パレードで凰稀かなめのマイクが入らないと言うものでした。ここでは、マイクが入るまで地声で頑張る凰稀に感心しました。
今日は数年ぶりに宝塚を見る友人と一緒だったのですが、雪組下級生時代の凰稀と比べての成長ぶりに驚いていました。私も、立場が人を育てるという言葉は真実だな、とつくづく感じます。
前任の蘭寿とむとは持ち味が違うので、今後大空・野々等と組んでどんな芝居をみせてくれるのか楽しみです。