• 2012年登録記事

また、見てしまいました。
銀河英雄伝説@TAKARAZUKAが駄作な夢・第2弾を(1回目は2012年5月10日記事参照)。
どれだけ心配しているんだ!と自分でも突っ込みたくなります。

今回は初日ではなく、プレビュー公演という設定。宝塚には存在しない公演制度なので、その時点で夢ですね。
前回の夢は、キャストの顔がほとんど判らない仕様だったのですが、今回は配役が発表済の為か、ビジュアルまでわかる内容にバージョンアップされていました。
ブツ切れの場面転換が多かったり、ラインハルトがミューゼル姓の頃から各方面に偉ぶっているという突っ込み所はありましたが、前回ほど酷い内容ではないため、こんなものかな、と微妙に収まりが悪い気持ちで客席に座る事およそ20分。
唐突にギターの弾き語りが開始されました。茫然としていると、如何にも優男という言動のその男が、なんとロイエンタール@蓮水ゆうやであることが発覚。
蓮水ゆうやの説得力のあるクールなビジュアルで、「女性はみんな“姫”なんだ」という薄ら寒い台詞を言われた瞬間、思わず客席から立ち上がり――夢から目覚めました。
逆夢、逆夢……(念)。
しかし実際のところ、夢を売る世界・宝塚で一番扱いが難しい役は、ロイエンタールかも知れませんね。

ちなみに、双璧を成すミッターマイヤー@七海ひろきは、そんな別人23号なロイエンタールに素っ気ない以外は原作から想像した通りの疾風ウォルフで、夢でも満足でした。
こちらは正夢になるモノと信じております。
その辺、現金な麻生でした。

四章に戻り、リズ先生のイベントを避けて進み直しました。
前回ループで先生の事情を知っているのに、「先生の戦う理由を知らない」という望美に少し違和感がありますが、結局、先生とエンドを迎えた望美と、戻って来た望美は別人ということになるんですかね。
取り敢えず、引き続きヒノエと敦盛と弁慶の3人に良い顔をする攻略で進め、弁慶エンドでした。

今回の熊野詣で、ようやくヒノエの正体を望美が知ることに。
これまでヒノエの正体が判明するイベントが見当たらず、敦盛を連れて大社に行くとダメなのか、などと悩んだりしたのですが、どうやら四章での行動は関係なく、ヒノエを二章で加入させておき、源平拮抗状態で四章に達すれば良いみたいですね。
間章「清秋の紀伊湊」が挿入され、このままヒノエルートかと思いきや、いつも通り福原攻めに進み、明らかになにかが足りなかった感にがっかり。
その時点で、敦盛は既に絆の関が欠けていたため、弁慶一本に変更しました。
前回の攻略で、福原後はどこを選んでも同じような流れと分かってるので、今回は京防衛。各拠点で、同四神の八葉が新しい術を入手するイベントが発生しましたが、これは京だけの特典でしょうか? 青龍コンビだけ発生しないところから、これは仲間同士の絆だなとピンと来たので、将臣と九郎を初めて一緒に円陣に出して、延々戦闘しながら各所巡り。無事、異変も解決しつつ術を獲得しました。
ちなみに、熊野で朱雀召喚を入手した時に、初めて弁慶が「朱雀」であることに気付きました(笑)。地属性の四神はいないから、八葉個人の属性も厳密に対応してるわけじゃないんですね。

さて、そんなわけで迎えた弁慶エンド。
弁慶が、こんなに贖罪意識が高い人だと想像していなかったので、その点に驚きました。
出来心で、共に暮らすことを拒否してみたらかなり荒んでいたので、即リセットして世界の平穏のために弁慶を選んであげました。というか、自信満々の告白を断られる現場に居合わせた仲間たちこそ居たたまれなそうです。
初めてあちらの世界に残るエンド。スチルがとても綺麗でした。
これだけ大冒険した後に現実世界に戻っても、物足りなくなったりその後の仲間たちが気になるのでは、と思っていたので、個人的には納得なのですが、将臣の無事が確認できないため若干不安が残る終わりでした。

前回「面倒くさい男しかいない」と書きましたが、弁慶に関してはそれほど感じませんでした。
それにしても、この弁慶は義経のために立ち往生することはなさそうですね。

「TCシンポジウム」という、テクニカルライター向けの発表会があります。
仕事の都合上、私も案内を度々頂き何度か伺っていますが、今年のシンポジウム(東京エリア)で開催されるという下記パネルディスカッションを知って、思わず仰け反りました。

パネルディスカッション03
萌えるマニュアルへの挑戦! ライトノベルに学ぶ新しいマニュアル制作
http://www.jtca.org/symposium/2012/panel_tokyo.html#03

パネリストが意外に本気の人選で驚きますね。
私は「オタク」に分類される人間だと自認しているので、逆にオタクではない方々に、中途半端に萌えへの理解を示されても困惑してしまうのですが、こういう時代なんですねぇ。
……と、話題にはしましたが参加しませんよ(笑)。

コメントを頂いたので、書きかけ放置のヴェスペリア考察記事に再着手しています。
当時の走り書きを統合し、だいたいの流れは組み上がってきました。
が、考察の中間ポイントとしてある年齢を求める重要な式に、1つだけ謎の数値があり、これの説明に困っています。
当時の自分は、どこからこの数値を持ってきたのでしょうか…。叶うならば、直接聞いてみたいところです。

リズ先生恋愛エンドを迎えました。

実は、今回はヒノエか敦盛か弁慶狙いで……と思っていたのですが、四章の途中に突然リズ先生のルートに入って驚かされました。
狙った相手と異なるエンディングに到達する原因を考えてみたのですが、見付けたイベントをすべて発生させているためかも知れません。
多くのRPGでは、イベントを数多く発生させた方が有利なので、可能な限りイベントを見る遊び方が身に付いています。そのため、先にフラグイベントが設定されている相手のルートに入ってしまうのでしょう。
次からは、攻略対象以外のイベントは発生させないようにした方が無難かもしれませんね。

一応流れとしては、前回二章の銀イベントをやり直した所から更に時間を遡り、先生と一章で会いました。
と言っても、先生が加入するのはほんの一瞬だけなんですね。いつも、先生とは初対面ということを忘れているかのように「先生」と呼び掛ける望美に若干緊張します。が、何周もしてると、一人だけ事情が分からず取り残されている譲がだんだん可哀想に見えてきます。

前回、平泉に行く道程だと八葉の絆イベントが発生しないと分かったので、三草山は山越えで痛み分けする方向で進みました。
五章以降は、完全に先生ルートで一本道。

途中、出来心で「先生の望み通り現代に帰る」を選んだところ、BADエンドは予想通りでしたが、スタッフロールもなく「完」になる演出で驚きました(ということは、銀が廃人になるエンドはBADではなかったのですね)。
で、続いて先生を追い掛け運命を上書きしていった先でも同じ演出の結末になって「あれ!」と驚かされました。そこから巻き戻っていく演出だったのですが、事前にBADを見ていた御陰で演出意図が分かり、良かったです。
先生と2人だけのボス戦というのは少し緊張しましたが、さすがにここまで鍛えた神子の敵ではありませんでした。このゲーム、複数の属性で構成された雑魚の方が強いですよね。
結末自体は、先生と一緒に現代へ帰るという内容。神経がすり減っていそうな先生の為には、温々とした日本で過ごしてもらうのは良さそうですね。
ただ、このエンドを迎えたことで、これまで繰り返して来た歴史は、「運命上書き」と言っているけれど、実際は別の枝葉で続いているのかな、と思わされました。だとすると、悲劇を迎えた状態で神子に置き去りにされた仲間が残っている枝葉もあるわけですよね……。なんだか、ちょっと寂しい気持ちになりました。

ところで、さすがに3人目ですので段々分かって来ましたが、このゲームの男性キャラクターって、面倒くさい人しかいませんね!(笑)