• 2012年登録記事

2周目をはじめました。
W.O.R.L.D.ではなく、NEW GAMEからのやり直しです。バグを利用して、アイテムのみ前周から引き継ぎました。収支が合わなくなる現象を防ぐため、GOTHは0引継ぎです。
(私は、改造等によらない、ゲームを普通にプレイして発生するバグの利用は肯定派です。過去にはPS版TODのリリス加入や、TOD2の称号バグも活用しました)
装備品はレベル制限があるため、そんなにバランス崩壊はしていない印象。転職証が潤沢にあるおかげで育成を楽しめるので、アイテム引継ぎは標準機能で備わっていても良かったのでは、と思います。

なお、前周のデータと区別するため、主人公名は変更していますが、プレイ記録上はデニム表記とします。

今回のプレイは、ゲームを楽しむため下記のルールで縛っています。
1:顔キャラはデニムとゼノビアンズのみ
2:各ユニットにエレメントを自己設定し、属性外の呪文書・装備は使わない
※仲間になる顔キャラは全回収、C.H.A.R.I.O.T.不使用、負傷者0、といった普通の縛りも入れています。

1点目は、本当は全員汎用キャラにすることを検討していたのですが、カノープスが出撃しないと私のモチベーションが下がるのと、1周目で活躍出来なかったミルディンを使いたかった為、ゼノビア人だけ特例としました。
2点目は、リメイク時に消滅した要素を自分で勝手に復活させようというもの。
雰囲気を出す為に、スキル「○○属性補正」でちゃんとスキル枠を1つ使ってます。
ちなみに、汎用ユニットはエレメント設定を間違えないよう、アグニ(炎)、ライトニング(雷)、天華(氷)など、分かり易い名前にしています。
カノープスは、風使いなので風属性と認定。
ミルディンとギルダスは、最初から神聖魔法(ヒール)を覚えてしまっているんですね。属性をどうすべきか悩んでいます。

シナリオは、Cルート進行でサクサク4章まで進みました。
CルートはSFCオリジナル版とPS移植版で複数回遊んでますが、微妙に異なる展開や新要素に色々驚かされました。特に3章のディダーロはいい男過ぎて、これは確かに無念だと感じました。そしてこの周で初めて登場した新キャラのクレシダは、デニムが肉親の仇なんですね。アロセールの場合と事情が異なるので、彼女がどう納得して部隊に加入するのか、非常に興味深いです。
SFC版から変わっていない要素でも、大人になったためか、セリエ姉さんが妹思いの良い姉であることなど心に染みました。
家族想いと言えば、オズはシスコン具合が強化されていて、なんだか可愛く見えました。Lルートで仲間になるオズマと一緒に、パーティに入れてみたかったキャラかも知れません。

僕の姉さん…

「運命の輪」1周目はシステム回りの変更に戸惑わされ、その辺が割り切れた2周目だと、オウガバトルの世界観を堪能できて楽しいですね。
1回も「合成」を使っていないと言うのも、ストレスなく遊べている所かも知れません。

小川洋子「博士の愛した数式」

80分しか記憶が保たない博士と家政婦の「私」、そして息子の3人による心の交流の物語。

とても静かな世界感の物語でした。
淡々としているけれど、優しさがあって、とにかく美しい。

前向性健忘症の人を愛せるか?という疑問がありますが、純粋で愛すべき「博士」というキャラクターの魅力は理屈を超えたファンタジーの面白さがあります。
あっと言う間に読み進めて、最後のページに辿り着いたのが残念なくらいでした。
結局、数式はほとんど理解できなかったけれど、「私にまつわる数字にはどんな意味があるのかな」と知りたくなりました。

PSP「LORD of APOCALYPSE 体験版・ロードの誘い」を遊んでみました。
チャプター2のアルカナ解放クエストのボス2体目・建御雷に全滅させられたため、そこまでで終了。
http://www.square-enix.co.jp/apocalypse/

マルチプレイアクションRPG。
見た感じ「モンスターハンター」的なゲームですが、NPCキャラがいて、ストーリー主導型なので、ソロプレイがメインかな。
ちなみに、絵柄も見たことがあると思ったら「タクティクスオウガ 運命の輪」の政尾翼氏でした。ちょっと尖った画風ですが、私は結構好きです。

解説書はほとんど読まずに始めましたが、最初にチュートリアルもあり、操作している内に大体把握できました。
操作は□通常攻撃、△○特殊攻撃、×防御。セットしている属性によって特殊攻撃の軌道が異なるため、切り替えた直後の操作は少し戸惑いますが、武器数×属性分のアクションがあるのは気分が切り替わって良いですね。
アイテムの「カード」とか、風のエレメントを纏う技など、使い道が分からないものもありましたが、取り返しのつかない要素は特にないようだったので、色々試行錯誤するのも楽しかったです。
ミッション中に装備を変更できないため、属性が合わない装備だった場合はリトライするしかないのは残念でした。せめて、エレメントだけは自由に付け替えできたら良かったです。

最初にプレイヤーキャラのメイキングがあり、ここで30分くらい費やしました(笑)。
ただ、顔は作り込めたのですが、実際に動かしてみるとアクション時の体勢がガニ股開きのため、ちょっと格好悪いのが残念でした。
アニメ調のムービーシーンでは主人公のシルエットも表示されますが、自分が選んだ髪型に近い女性形シルエットだったので、ちょっと嬉しかったです。これ、まさか複数パターンが用意されてたりはしません、よね?

通常の依頼は割とサクサク遊べるのですが、ボスは30分くらい粘って倒す感じで、結構難しいです。
武器は遠距離攻撃のスピアライフルを選択。この武器を装備していると、防御アクションができず避けるしかないのですが、私は防御アクションが苦手なので、避けることに集中できて良かったです。
溜めてから放つか、とにかく連打すべきか、と局面に応じた戦術性もあって、なかなか楽しい武器でした。
連続で遊び過ぎ、腱鞘炎になりそうになりかけたのはご愛嬌。

ストーリー自体はやや雰囲気先行な印象で、詳細が分からないまま勝手に進むため、私としてはあまり惹き込まれませんでした。
ただ、とにかく操作性が良く、ストレスがないのでアクションRPGとしての部分は良作だと思います。
しかも、この体験版はチャプター3まで遊べるとのことですので、かなり良心的。これで、製品へ引き継ぎができたら文句なしでしたね。

120424.png

「ベアルファレス」5周目データを使い、ルカを攻略しました。

データをロードして、ルカを誘いに行くと、「今からお出掛けですか?」と非常に軽く問われて、一瞬戸惑いました。
普通のMISSIONに連れて行くときのような選択肢だけれど、これ、「精神の海」直前のパートナー選択だったのです。
クリア後の再会も他のキャラのように不安を抱えながらでなく、半ば確信している感じでしたし、その後も主人公とベッタリではなく己の目標の為に敢えて一度別れるというのも意外でした。
私も薄々感じていたし、バルデスさんからも保証されていた通り、MISSION「光を産みし者」クリア後のルカは芯の強さが表に出るようになったんだな、と思います。
そんな男から尊敬される立場は、照れますね。

エンディング内容は、ディアスの結末と微妙にリンクしている部分があって燃えました。
もしかすると、ルカは主人公の帰りを待つ1年の間のある日、ディアスと話し合ったのかも知れない、と思いました。教皇庁の内情を語る辺りに、ディアスらしい言い草を感じたのでした。

ルカ攻略の際も、最後はパスカを加えて前回と同じ3人で進めました。
パートナーが変わった場合、全台詞が単に「パートナー用の台詞」「3人目の仲間の台詞」に置き換わるのではなく、キャラの性格等と組み合わせで、どの台詞を言うかが変化することが良く分かりました。
……「鋼鉄の審問者」でディアスが絶対に「フラグ」台詞を言わなかったのは、この設定によるものなんでしょうね。

パートナーにして連れ歩くと、興味がなかったキャラも内面が見えて来てなかなか面白かったです。
ただ、さすがに5周7キャラ攻略しましたので、次のプレイは少し間を空けようかなと考えています。