• 2013年登録記事

PSPダウンロード専用ソフト「俺に働けって言われても 乙」体験版を遊びました。
http://www.e-smile.jpn.com/otu/

面白い!
プレイを止めるタイミングが見当たらず、なんと、人生初の「寝オチ」をしてしまいました。もっとも、体験版で遊べる範囲は作中時間の1ヶ月だけなので、慣れると1時間少々で終わります。

華麗なグラフィックやムービーに頼らない、アイデア一本勝負の昔懐かしい雰囲気があるゲーム。
公式ではRPGジャンルになっていますが、経営シミュレーション要素が大きいです。
基本のゲーム内容は、冒険者を雇ってパーティを作り、各地のダンジョンに派遣するというもの。その他に、町起こし的やアイテム開発等、関連したやりこみ要素があります。
難易度は、それなりの歯応え。1回目に、よく仕組みが判らないまま、冒険者の雇用上限を突破したくて宿屋を増築したら、財産状況が大変なことになりました(笑)。
建材しか目に入っていなくて、所持金マイナスになるとは思っていなかったのですよね。というか、マイナスでも費用を出せてしまう辺り、まるでクレジットカード地獄。家賃が高過ぎることも、このとき気付きました。優しいフリして、大家さんは鬼だわ。

SHIFTYLOOK」で連載されているウェブコミック「KLONOA: Dream Traveller of Noctis Sol」32話に、ガンツが登場してました!
シリーズの亜流作品に属するガンツは出て来ないと思っていたので、非常に嬉しいです。
公式にガンツが新しいイラスト・台詞で登場するのは、2005年発売の「ナムコクロスカプコン」以来でしょうか。
今思えば、31話のシルエットが三角耳+毛で、ガンツを示唆していたんですね。
クロノアシリーズは、メディアに応じてキャラクターの性格付けを変えるため、ガンツがウェブコミック版でどんなキャラクターに描かれるのか、多少心配もあります。取り敢えず、現在は冷酷な賞金稼ぎモードみたいですね。登場時は悪役、というのはガンツのお約束ですが、無頼に振る舞うだけで根が熱血なのは変わらないと良いなぁ。

「討鬼伝」体験版(PSP版)を遊びました。
http://www.gamecity.ne.jp/toukiden/

和風「モンスターハンター」

……と一言でまとめて、概ね相違ないゲームです。
このゲーム特有の要素は、武器に宿す「ミタマ」でしょうか。要はFF7の「マテリア」なのですが、ミタマ=英雄は、スキルを使った時に声を掛けてくれたり、獲得後イベントで自分のことを話してくれるので、只のアイテムとは違いキャラクターとして気持ちが寄添えます。特に、源頼光の「綱や金時の気配を近くに感じる」という台詞は、「大江山花伝」を思い出すという個人的理由でテンションが上がりました。
その他のシステムに目新しさがない分、世界感はきちんと作り上げて来ている感があります。キャラクター、フィールド、衣装、モンスター造形、台詞など、すべて「和風ファンタジー」で纏まっています。
世紀末の危機的状況な為、全体的に薄暗い雰囲気なのが残念。もっと明るい絵面でも見てみたかったです。

全方向網羅のキャラクター勢

登場人数は少ないものの、例えば「凛々しいお姉さん」「優しげなお姉さん」「勝ち気で子供っぽい妹風」「儚げで神秘的な妹風」など、重複しないキャラクター属性を巧く割り当てています。
男性陣では、モノノフのお頭・大和が渋くて一押しです。
イベントムービーは非常に綺麗ですが、主人公視点で作られているため、少し不自然に感じるところもありました。画質は劣るとしても、PC作成タイプのゲームはリアルタイムレンダリングムービーの方が合っている気がします。

正しく体験版なのだが……

受注できる任務は、合計10件。
2章の3つ目の討伐途中で任務が中断され、体験版は終了します。
終了後も、引き続き体験版を遊ぶことはできますが、その中断される任務を受ける前の状態に戻されるため、任務中に入手したアイテム等は手元に残りません。
また、アイテムが30種(最大150個)しか保存できず、常に倉庫整理が必要です。製品版で拡張できるようですが、最序盤とはいえ、任務に3、4回出掛けたら、アイテムをある程度処分しないといけない倉庫は物足りな過ぎます。
どちらも体験版ゆえの仕様とはいえ、素材を溜め込む必要がある狩りゲーとしてはストレスが溜まったのが残念でした。

PSP「ペルソナ2 罪 -INNOCENT SIN-」総評です。
http://p2is.atlusnet.jp/

1999年に発売された同名ゲームのリファイン版。
「ペルソナ2 罰」の前準備として遊んでみましたが、ペルソナシリーズに対する心の敷居が取り払われると同時に、同シリーズに期待していたものと実物のズレ修正に最後まで追われた気がします。
第一に、意外とギャグ要素が多かった。第二に、意外と怖くなかった。
プレイ前は「東京魔人學園剣風帖」のような伝奇モノの暗い雰囲気をイメージしていたのですが、凄惨なイベントがある割に、ライトでポップでした。どちらかというと「シャドウハーツ2」の方が似ていたかも?

キャラクターは、多過ぎも少な過ぎもしないメンバーだったと思います。
栄吉は、達哉が喋らない分、何事かあると熱くなってくれる良い奴。過剰なナルシシズムがなければ、真っ当にいい男だと思います。
舞耶も、最初は妙に軽薄に感じたのですが、「お姉ちゃん」であったことが判明した頃から、メンバーの姉または母として存在感を増し、深い愛情を持った良い女性だと感じました。

ストーリー的には、序盤の栄吉を中心としたエピソードや、中盤の10年前の事件が判明した頃は勢いがあったのですが、後半、特にゆきのと淳が入れ替わった以降は盛り上がりに欠けました。終盤のエピソードで最もポイントとなる、淳の苦悩が私に伝わってこなかったのです。達哉が喋らない主人公であるため、淳に対する気持ちが見えてこなかった、という要素も大きいです。
ところで、子供時代に淳が達哉から譲り受けた腕時計はその後どうしたのでしょうね。達哉が淳から譲り受けたライターは頻繁に登場するのに、腕時計はまったく触れられないので気になりました。

酷評されていたローディングは、確かに頻繁ですがさほど時間は掛かりません。
個人的には、下記の細かいユーザビリティの欠落の方が気になりました。

  • BGMに対して台詞の音量が小さい。
  • 戦闘中に行動順を変えるとコマンド設定し直しになる。

戦闘時の悪魔とのコンタクトは面白いけれど、同時に面倒でもあります。なにより、ペルソナ召喚に必要なため完全に避けることはできないのが若干ストレスでした。
コンタクトしたくない時に、悪魔側から話し掛けられた時が一番腹立たしいのですよね。

結局のところ、始めて遊ぶペルソナ(女神転生)シリーズというものに対して、期待し過ぎたのかも知れません。
とは言えストーリー関係の印象は「罰」で変わるかも知れないので、ひとまず続編に進みます。

尾張一宮のイタリアン食堂&ワインバル「HANADORA」で飲んできました。
HANADORAは、愛知県に数件の店舗を構える居酒屋「寅“衛門」系列のお店。東京では渋谷に進出しています。
http://www.draemon.net/

雰囲気のある小さなお店。多くの客で賑々しく、とても勢いを感じました。
店内に入ると、ピザを焼く石窯がまず目に入り期待感を高めてくれます。ちゃんと期待に応えてくれる、もっちりしたピッツァでした。
その他のメニューも、心惹かれる食材や組み合わせで、色々頼みたくなります。

飲み物の方は、普通のカクテルも充分ありますが、やはりメインはワイン。グラスでもかなり豊富な種類が頼めます。
私が頂いた中では、アイスワイン(ウーデンハイマーキルヒベルク)が格別美味しかったです。貴腐ワイン(アルツァイヤーローテンフェルス)が大変リーズナブルな価格で驚きました。
ワインを手軽に楽しく飲むのに向いているお店でした。
機会があれば、渋谷道玄坂DRAEMONにも行ってみようかな。