• 2013年登録記事

松尾清貴著「偏差値70の野球部」-難関合格編-

【あらすじ】
天才野球少年の新は、中学校で不慮の暴力事件を起こしてしまう。それでも野球の名門校・海鵬を目指して一般受験するが、合格した学校は進学校・海應の間違いだった。

タイトルに惹かれて読んでみました。
ところが、1巻では表題の「偏差値70の野球部」の活動が始まらなかったのです。偏差値70を謳うに相応しい頭脳派野球は、今後に期待でしょうか。
ただ、肝心の顧問とキャプテンの野球理論が、私の好みとは真逆です。
高校野球は条件が特殊なので、「絶対に打たれないピッチャー」がいれば試合に勝つ可能性はあるけど、それを受ける最低限レベルのキャッチャーと、1点を獲る打撃力のある選手は必要です。第一、どんな名ピッチャーだって全打席を空振り三振にはできませんから、エラーしない守備力も必要。しかし海應高校野球部には、どちらも備わっていないのだから、新がいても意味がないのでは、と思います。

設定は、荒唐無稽。
「カイホウ」と「カイオウ」を聞き間違える可能性は否定できないけれど、普通漢字を見て気付きますよね。学校まで行けば門に校名があるだろうし、ユニフォームにももちろん書かれているはず。
大体、高校受験の問題は学校裁量なので、いくら勉強をしたとしても、目標とする学校が違えば、出題傾向や深度が違ってお話にならないと思います。
主人公がバカだから、という理屈で納得するしかないのが残念です。

その「バカな主人公」は、一人称で書かれているため、比較的感情移入しやすいです。中学校の暗黒時代には泣きそうになりました。
高校の寮で同室になった佐久間も、なかなか面白いキャラクター。
しかし、他のキャラクターは主人公との間に会話が成立しないので、読んでいてストレスが溜まりました。

セカンドキャラによる縛りプレイ記録です。

STORY MISSION「スノーボール」

今回は、オウガテイル3体の討伐。
一見すると簡単なMISSIONですが、討伐対象外のコクーンメイデン3体に囲まれた状態から開始し、もたもたしていると右から左から攻撃を受けて動けなくなり、そこにオウガテイル3体も加わって、なす術無くタコ殴りにされる未来が待っています。
……ということを一旦「夢で見たのさ」的に経験した(笑)主人公は、開始直後、ダッシュで戦術的撤退。オウガテイル3体が思い思いの方向へ去ってしまえば、固定砲台であるコクーンメイデンを刺しては隠れ、刺しては隠れ、とチクチクやって安全を確保。あとは散らばったオウガテイルを各個撃破で完遂です。

【報酬】500fc、鬼牙、鬼面尾
【回収】低純度玉鋼、ナイロン、プラスチック×2、ヤドリギ
【捕喰】鬼面尾×2、鬼牙×3、荒爪×4、妖精殻×3、妖精棘×3、爆縮体×2、妖精弾性体
【追加】鬼兜、荒神骨片、荒爪
 SS+
スムーズではありましたが、未だに初期装備のため、時間が掛かってます。

STORY08 NPC配置

エントランス
ソーマ、サクヤ、コウタ、カノン、シュン、ツバキ

リンドウの部屋
リンドウ

次回、アリサ登場です。

シンフォニア10周年企画「いまさらだがシンフォニアを語ろう@天の響」
第2回の議題は「アンナはどんな女性だったのか」です。

《注意》
・リアリティーより個人的ロマン優先な場合があります。
・基本的にゲーム本編のみを根拠とします。
・あくまで麻生流解釈ですので、準公式作品や他の方の解釈を批判する意図はありません。

クラトスファンなら避けて通れないお題ですが、実は私はこれまで避けて通って来ました(笑)。
なぜなら、ヒントが少な過ぎるからです。
アンナがどういう境遇の女性だったかはある程度ゲーム内で明かされていますが、どういう性格の女性だったか想像する手掛かりは、スキット「おかえりクラトス」のこの台詞のみです。

アンナは全ての命が尊ばれる世界を望んでいた。

ここだけ切り取ると、心優しい聖女のイメージが浮かびます。でも、それがアンナという女性を本当に表しているのでしょうか?

この台詞の発言者は夫クラトスです。彼が今でもアンナを愛していることは、作中の言動から明確です。よって、多少の美化が入っている可能性は考慮しておかねばなりません。
そして、衰退世界の人間=社会的弱者であるアンナが、全ての命=人間も尊ばれる世界を望むのは、特別なことでないと思われます。
以上、「アンナ聖女説」の否定材料を揃えてみました。
これらは「聖女ではなかった」と断定するほどの材料ではありませんが、「聖女だった」と断定できるほどの材料もないことはご了承頂けたかと思います。

つまり、アンナのイメージは完全にプレイヤーに委ねられており、「こういう女性だった」と推察しても正答はないということです。
……長い前振りでした。

正答がないものに理屈をつけても仕方ないので、このサイト的には、単純に私の好みでアンナを設定させていただきます。
衰退世界の町で生まれ育った、特別な思想も教養もない、ごく普通の娘を想像しています。大した教育は受けていないから、あれこれ理屈を考えるタイプではなかったでしょう。人を嫌ったり怨んだり、そういう負の感情も普通に持っていたと思います。
ただ、クラトスから見て、朗らかで明るく聡い女性だった。それが、一番大事な要素だったのではないでしょうか。

セカンドキャラによる縛りプレイ記録です。

STORY MISSION「コンクリート・ジャングル」

第一部隊がこのMISSIONに挑んでいる間、裏番組でリンドウは単身ウロヴォロス戦に挑んでいるわけですね。ならば、勿論主人公も単身コンゴウに挑むぜ!
というわけで、今回はコンゴウとザイゴード3体に挑みます。
コンゴウとは「金剛の巨魁」でも戦っていますが、今回はザイゴードも巡回しているので、同時に複数匹を相手にしないよう、巧く立ち回る必要があります。

まず、MISSIONを開始すると初期地点は広場で、コンゴウが目の前に登場。
ここは戦術的撤退と断りながら、猛ダッシュで左側の路地に逃げました。コンゴウは聴覚が優れる代わりに視覚は狭いので、感知されずやり過ごせます。安全を確保したことを確認し、物陰から辺りを伺うと、ザイゴード1体が主人公の潜む路地へ近付いて来ていました。
このアラガミは敵を見付けると仲間を呼び寄せるので、相対したら直ぐ倒さねばなりません。
そこで、後ろを向いた瞬間を見計らって、潜んでいた場所から飛び出……したところ、もう1体のザイゴードと正面衝突してしまいました。
仕方なく2体を相手に戦い始めたところ、当然のように音を聞きつけてコンゴウも乱入。こうなると、狭い路地で戦うメリットはありませんので、諦めて広場まで戻り、3体と立ち回りを始めます。
ザイゴード1体を倒したら、最後の1体が駆け付けて、結局3対1の構図は変わらない悪夢のような展開に。
コンゴウが途中で食事(中型以上のアラガミは、一定ダメージを受けると、特定の箇所で食事をして回復を計る)に去ったのを機に、残るザイゴード2体を撃破しました。最初に倒したザイゴードは捕喰が間に合わなかった為、この2体しか捕喰できなかったのは残念でした。
コンゴウと一対一になってしまえば、大きな問題はなく終了。

【報酬】500fc、天使殻、荒砲体
【回収】メディカルキットA×3、廃棄された盾A、マナ石片、炭素繊維、低純度油×2
【捕喰】猿神太鼓片、猿神尾、猿神小鎧、天使殻、天使牙×2、爆縮体、荒砲体×2
【追加】天使殻
【部位】猿神太鼓片、猿神面片、猿神尾
 S+
回復錠は4つ消費。追加報酬が天使殻しか手に入らず、凄く落ち込みました。

STORY07 NPC配置

エントランス
コータ、シュン、カレル、ジーナ、ツバキ、リッカ

病室
リンドウ

更に、これ以降は第二部隊・第三部隊のキャラクターもMISSIONに連れて行けるようになりました。
カレルが登場してNPCが揃うのを待っていたんですね。さすがカレル、重役出勤です。