• 2014年登録記事

垣谷美雨著「結婚相手は抽選で」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
少子化対策として「抽選見合い結婚法」が施行された。見合い相手を3回断ると、テロ撲滅隊に従事しなければならない。モテないオタクは密かに期待し、恋人から振られたOLは焦りつつ、見合いが始まると、それぞれに結婚や家族との関係を考え直す機会となる。

とてもテンポが良くて軽い娯楽小説だけれど、見合い法が対象とする25歳から35歳の独身男女に、結婚について考えさせる本だと思います。
吹っ飛んだ設定ですが、もし本当にこんな社会になったら、と思わず考えてしまいますよね。

物語なので、断って「離島行き」になった人も含めて、最終的には全員一歩良い方向に進むので気持ち良いです。
なにより、見合い法で一喜一憂する若者を描くだけでなく、相手から断られたら、自分のなにが悪かったのか見つめ直したり、そもそも結婚をどう思っていたのか、男女の仲とはなんなのかを問うていくので、軽い読書の割りに色々考えさせられました。
特に、母親と共依存関係で高慢な奈々、独り立ちできない母親を背負っている好美など、母親と娘の関係は色々と身につまされました。

現在地:DISC1終了(10/25)

4戦目にして、初めて本戦で勝ちました!

勝利

やはり、なんでも良いから特ダネ要素が高い記事を1面に持ってこないとダメなんですね。
ただ、「この組み合わせでネタが取れそう」と予測できても、必要なチップが手元にないことが割と多くて難しいです。
また、今回は「ゴツさ」が0状態なので、初めて攻撃チップを使ってみましたが、酷い勢いで作業環境が悪化していくので直ぐ中止(別の指示で上書き)しました。
最大15個しか持てず、週の半ばには記事の加筆修正チップで3つの枠が強制的に埋まってしまうことを考えると、攻撃チップを確保しておく必要性は薄いかな。その分、ゴツさを補う方法を考えないといけませんが……。

5戦目も勝ち、これは勢いに乗って勝率を半々に盛り返したいところ。
6週目の活動中、空港に取材に行ったグレアンがテロに遭遇。なんと、戦闘イベントに移行しました!

戦闘

慌てて説明書を開いて、戦闘シーンの操作方法を調べましたよ。
MPに余裕があったので、思い切り技を放って倒してやりました。
記者が実際に体験したテロなんて、これは超特ダネですよね!
……と意気揚々としていたのですが、今週の読者傾向とあまり合っていなかったのと、他の2件がステータスの高い記事ではなかったこともあり、負けました。
2勝4敗です。ゲーム中のヒントによると、6敗したらやり直しを検討しろとあったので、少し拙い状況ですね。

取材と関係ないイベントでは、ある日の夜中に中村と会いました。予選は終わっても、時々登場してくれるので、この戦いで出来た繋がりがちゃんと生きているようで嬉しいです。
で、どうやら彼は、大阪圏総長連合の解散をBABELで宣言しようと画策していたんだな、と分かりました。実現すれば、大変大きな改革ですよね。この壮大なビジョンを主人公が潰したわけですから、やっぱり本戦を頑張って勝ち抜かないとなぁ。

後は、「ミスター」こと参仁と長い会話が成立するようになってきたなと思います。段々、心を開いてきたようですね。単に主人公が慣れて来ただけかもしれないけれど。

なお、以前イベントのフラグ管理がされていないということを書きましたが、順番の問題だけでなく、同じイベントが発生することもありますね。
夜中に「ゴミ収集の日の変更お知らせ」チラシが届くイベントが連続で起きたときは、どんだけ頻繁に変わってるんだ!と突っ込みたくなりました。

ディケンズ著 中川敏訳「クリスマス・キャロル」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
スクルージは、ケチで意固地な嫌われ者である。だが、聖夜に訪れた精霊によって、「金より人を愛して幸せだった過去のクリスマス」「身近な者が迎えている現在のクリスマス」「孤独の内に死ぬ未来のクリスマス」を体験して心を入れ替え、寛容と親切を実践するようになる。

季節外れの読書。
「世界文学全集」で同じものを読んでいるはずですが、ほとんど記憶がなく、かなり新鮮な気持ちで読みました。

キリスト教の精神が根底にある作品ですが、キリスト教視点が下敷きになった「ナルニア国物語」等と違って、キリスト教信者でなくても普遍的な内容として読めます。
有り体に言えば教訓ものですが、スクルージが体験する3つのクリスマスはそれぞれ興味深いし、説得力があって面白いです。
子供に読んでもらいたい本として選定しておきます。

現在地:修学旅行終了(9/20)

本戦は3連敗してます(WORDSの全勝)。とても、旅行を楽しむ気分じゃありませんでした……。

結果

完敗です。
実は本戦に備えて、発行部数が多くなっても対応できるようアンプを買ってあったのですが、今のところ、宝の持ち腐れです。

今回のプレイでは、ネタ探しで焦るあまり、参仁を倒れさせてしまいました。今までも、HPの減り具合は注意していたのですが、MPが底をついてもダメなんですね。
薬を使って回復すれば働かせ続けられるけれど、一度に同じ薬を複数買えないので、使うタイミングと対象を選ぶのが結構重要だと思います。
まあ、長期休暇を挟むと一気に回復するんですけどね。

さて、本戦では部員を1人増やせるそうです。ということで、総長連合から助っ人として、グレアンが寄越されました。

グレアン

いつも通り音声を切って遊んでいたため気付いたのはだいぶ後でしたが、なんと、グレアンは英語を喋ります
音声はすべて英語、テキストで日本語という形式。
今まで、色々な外国人キャラクターがいましたが、他の登場人物は日本語を喋っている中、一人だけ完全に英語で喋るキャラクターというのは初めて見ました。
ちなみに、声を当てている声優は遠藤みやこ。でも流暢な英語です。

で、グレアンが加入したことで気が付いたのですが、セーブ画面のメンバー枠、6人分ありますね。
もしかしたら、最終的に1プレイで6人揃うのかも……?

現在地:予選終了(8/9)

決戦会

対戦相手である大阪圏総長・中村が好きになって来たところだったので、予選終了は少し寂しいです。まぁ、街で総長連合関係のイベントが起きそうな気もしますが。
続く本戦の相手は、主人公の元恋人・岸田葉漁と、参仁の師匠・安意という、味方側に因縁がある人々。

勝負の方は、2・3・4週目は特ダネを確保しまくって勝ちました。
5週目は特ダネを取れなかったので、仕方なく1週目同様汎用の記事でまとめて無理矢理発行。とにかく、特ダネ勝負ですね。
ファンレターの傾向からすると、地域密着系のニュースのウケが良さそうですが、選るほど余裕はありません。

イベントも多数起こっています。

言葉を持たない少年

驚いたことに、ゲーム版も、主人公は言葉を持たない少年でした。
小説版の陽阪勝意とはまた少し意味合いが違うようですが、大阪圏に「己の詞を持たない少年」が現れると、やはり物事が大きく動くのですね。
また、言葉を持たない=他人に影響されやすいという要素も、主人公としては意外と重要なのかなと思います。

葉漁

更に、ヒロインと主人公の間には謎の過去があるわけで、ゲームでありながら、川上稔作品らしいですね!

真面目にコツコツ取材するスタイルなので、予選の間にチームの「ゴツさ」がガンガン下がって、目に見えなくなりました。
ゴツさを上げようと思って明晃にガセ記事作成の指示をしたら、一気に不機嫌になってしまって弱りました。どのキャラクターも、ガセを嫌がるんですよね。当然かもしれませんが……。
WHAT「内勤」や「休み」を投資すれば、大阪の方のゴツさを下げられるといっても、お金が掛かるし、一度ゴツさを調整しても、変動しちゃうんですよね。

ちなみに、九条家は大阪守護役で、当代は句刻の姉・文音とのこと。
小説版では古都圏守護役の結城しか登場しなかったので、守護役というのは古都圏だけの職かと思っていました。和解騒乱=2年前の文音は高校1年生なので、まだ御山にいて騒乱に関与できなかったと解釈すれば良いのかな。

ちなみに、イベントの数はあるのですが、どうもフラグ管理はされていないようで、参仁からは安先生の話を別パターンで2回聞くことになりました。