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司馬遼太郎著「新選組血風録」

有名な隊士も多数登場しますが、基本的には、隊の末席にぶら下がっているような無名の隊士たちにスポットを当てた十五の短編集。
新撰組に詳しくないので、こんなに色々な隊士がいて、それぞれの人生があったということを知り、面白く感じました。
文庫は本編628ページという厚さですが、一編が読みやすい長さですし、司馬先生らしい平易でスルスルと読める文章のお陰で、読んでいる最中は分厚さがまったく気になりませんでした。
ただ、話ごとに時代が行ったり来たりするので、各話がある程度年代順に並んでいると、もう少し読みやすかったのでは、と思います。

個人的には、本物を贋作、贋作を本物と信じて霊験を与えてしまう「虎徹」が面白かったです。

クリアしました(バッドED)。

地図は出来てしまったし、ピラミッド型の謎の遺跡は入口が崩れてしまって調査不能になって、モチベーションが下がったので「帰国」コマンドを選んで終了。
箕田くんからはこう言ってもらえたんですが……

帰国

結果は、お偉方からの叱責でした。

日本国バッドED

ガッカリです。地図を埋めた程度では評価されないのですね。あんな島に22日も滞在したのに、逃げ帰ったとか言われちゃうのか。
遺跡を調査するには、なにか条件があるのだと思うけれど、こんなマイナーゲーム、攻略本もないし攻略サイトだってないし……と思ったら、あった! もの凄い充実度の攻略サイトが2つもありました!
http://dclab.web.fc2.com
http://dario.gloomy.jp/tt/d.i-top.html

今回の最終的な全発見率は61%だったのですが、7割を超えないとグッドEDに辿り着けない模様。
その上、完全なEDを見るにはグッドEDを見たあとそのまま2周目に突入する必要がある(クリアデータの記録がEDの条件なのに、EDを迎えた段階でシステムデータがセーブされない)とか、プログラムのツメが甘過ぎて面白い(笑)。

カーグランが「監視者」よろしく各地に現れたことや、警告を発した謎の球体など、超文明が存在することは序盤から明らかでしたが、それにしても遺跡の内部には驚かされました。

遺跡

KSSの無人島ものって、結局「無人島ではない」のがお約束なんでしょうか。

151130.jpg

木曽口・中津川の松月堂の栗きんとん。
http://www.syogetsudo.jp/webshop/

久し振りに頂きました。
「栗きんとん」とだけいうと、おせち料理に入っている栗餡のイメージがありますが、中津川の「栗きんとん」は、栗を漉したお菓子。言うなれば「和菓子版マロンシャンテリー」ですね。

大きさは横幅3.5cmくらい。
色は、かなりくすんでいますが、それもそのはず。なんせ、原材料は栗と砂糖だけ!
非常に素朴で、確かに素材通りの味がします。しかし非常に濃厚で、後味が残るのが実に不思議でした。
サイズは小さくても、十分な満足感がありました。

うたわれるもの 偽りの仮面

http://utawarerumono.jp

話が動くかと思うと、翌週に速攻否定されるという流れで、結局まだまだ全貌が見えません。
キャラクター紹介と日常話が続くのは平和で良いことだけれど、アトゥイの浮遊するお供が急に登場するなど、ところどころ話がブツ切れで、丁寧とも言えない進行だと思います。

ハクオロは皇だったから、知り合う面々がお姫様ばかりでも違和感がなかったけれど、いまのところ公式な立場がないハクがお姫様とばかり知り合うのは違和感。BLネタが多いのも、ちょっと食傷気味。そもそもアニメ・ゲーム内のBL好き女子って、需要があるのでしょうか。キャラクターの個性として1人くらい設定されていても良いけれど、複数のキャラクターに飛び火するのは少々引きました。それとも、ヤマト上層部が腐っているという暗喩だったりするのでしょうか。

ココポとムックルが縄張り争いを始めるかと思いきや、超仲良しだったのは、とてもホッコリしました。

スタミュ 高校星歌劇

http://hstar-mu.com

実は、今期一番楽しく見てるかもしれないアニメ。
4話まではギャグアニメだと思っていたのに、普通に青春アニメになってきました。これはこれで、嬉しいです。
ただ、主人公である星谷がチームリーダーになるのは「メタ」視点で理解できるけれど、作中でリーダーを決めるやり取りがなかったので少し釈然としません。主人公という理由を除いたら、空閑の方がちゃんとメンバーに目が行き届いていて、大人で、実力的にも妥当では。まぁ、本人が辞退しそうですが。
お披露目公演のアニメーションは、少しタイミングがずれていたり、ターンが遅れたり、ぶつかりそうだったりと、なにかしら人間的に「揃っていない」感があって、揃った動きを描くより大変だろうにと感心しました。

シーンに合わせて挿入することも増えてきたのに、相変わらずスタミュの曲は、ミュージカルらしくありません。なぜそう感じるのか、なんとなく分かってきました。
まず、スタミュの楽曲には、聴衆を笑わせたり泣かせたりしようという意図が薄く、単に格好いい曲になっています。
私は、ミュージカル曲というのは、実は「90年代ゲームサウンド」に良く似ていると思うのです。この1曲で「泣かせるぞ」だとか「笑わせるぞ」といった、シーンに合わせて観客の感情を動かそうという意図が強く、ドラマチックな構成になっているんですよね。
そして歌詞。ミュージカル曲の歌詞って、基本的に「心情吐露」か「状況説明」であって、それが次の行動に繋がると思うのですが、スタミュでこれに該当するのは、3話の天花寺が天使(猫)を探すシーンくらい。曲のシーンを飛ばしても話が通じてしまうということは、その時点でミュージカル曲ではないのですよね。

PSP®「プレイステーション・ポータブル」向けPlayStation®Storeにおける各種コンテンツの販売終了、およびUMD®Passportサービス終了のお知らせ

タイトルの時点ではPSP向けの配信サービスが終了するように読めたので、ゲームアーカイブス「信長秘録 下天の夢」を急いで買わなくちゃ!と焦りました。正しくは、PSPを直接PS Storeに接続して行うサービスが終了するということなのですね。
PSPは“WPA2に対応していない”という無線ネットワークセキュリティ上の問題があったので、仕方ないことですね。
現在の私はPCを経由して購入・インストールしているので、特に影響はないのですが、過去に色々とあって、PSPを持ってPS Spotを彷徨っただけに、サービス終了は感慨深い物があります。