• 2016年登録記事

本記事は、あくまで個人の使用感によるレポートです。商品に対する使用感や感想には個人差があるものとあらかじめご了承ください。
また、薬剤知識はないので、専門的な話もできません。

と言うわけで、久々の目薬レポートは、参天製薬株式会社の「サンテドウ プラスEアルファ」です。
http://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/products/otc/sante_de_u.jsp
※ロゴでは「ド」が小文字ですが、表記不能なため大文字にしています。

液色は赤色透明。割とサラッとしています。
味は、最初塩味を感じて、直後から甘く、最後は苦みとヒリヒリした感覚が残るという複雑なものでした。このような変化がある目薬は、初めてですね。

注した瞬間に染みることはないけれど、後から次第にスッキリしてきます。なかなか爽快だと思いました。
内容的には、ビタミンB12とビタミンEを配合。どの程度効果があるのかは分かりませんが、目元の倦怠感は薄れました。
用量は一回三滴までの使用となっていますが、多めに注しても変化を感じなかったので、一滴ずつで十分だと思います。

河出文庫で見付けた食談集3編。
これ以外も、一目見て「食エッセイ」と分かるものが多かったので、もしかすると河出文庫は食談の大御所なのでしょうか。

古川緑波著「ロッパ食談 完全版」

実際に店名を上げて書いているのに、褒めるだけでなく、不味いところは不味いと書いてあるのが凄い本。他人へのお勧めというより、純粋に食いしん坊が、自分の食の志向をユーモアを交えつつ語っている形式です。時代が古い話なので、自分が使う店の指針としては使えません。
文章のテンポが良く、元編集者として美食の作家達のエピソード、菊池寛、久保田万太郎の話も出てくるので、楽しみつつ読めました。
また、立川志らくの解説文が優れています。

ところで、私の母は明治維新(1868年)の話になると、必ず「いやぁロッパさん、明治だね」という語呂合わせを口にします。長年、「ロッパさんって誰やねん」と思っていたのですが、今回この本を読むことでようやく古川緑波氏を認識できました。

村松友視著「私、丼ものの味方です」

こちらはもう少し軽く、身近な食の話。
タイトルから丼ものに限定した話と思い込んだのですが、多岐に渡っていました。
魚、カレー、和菓子、酒など、ジャンル分けされているので読みやすいし、文章も素直で読みやすいですが……取り留めのない雑文という感じ。
伊丹十三との関わりを語るエピソードは面白かったです。
その他は、誌面の端に載っている分には薬にも毒にもならず構わないけれど、わざわざまとめて読むほどの価値は感じられませんでした。

石井好子著「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」

これぞ読みたかった食談!
文章だけで、描かれている食事の匂いまで感じられます。よく食べるだけでなく、自分でも作ってはそのレシピを説明しているため、お料理本のようですらあります。空腹時に読むと、酷い「飯テロ」を受けることになりました。
今では目新しくもない食材や調理法が、珍しい話として描かれていて、時代を感じる箇所もありますが、全体的には古さを感じさせない、生き生きとした息吹を感じる軽やかな文章でした。

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ラファエル編をクリアしました。

新大陸を制覇して地中海に帰還すると、遂にポルトガルの独立を賭けてスペイン無敵艦隊を率いるバルドスと全面対決する展開に突入。
こちらも、アルブケルケ総督と軍事同盟を結んで保険をかけてから、決戦の場セビリアに向かいました。
そして、バルドス艦隊に勝利……と思いきや、なんと連戦仕様だったので、続いて無傷の敵艦隊が登場。私は白兵戦をメインに戦う派なので、水兵の数が保たず、水と食料も切れてしまったので、回れ右で退却しました。イベント戦は退却不可能かな、と危ぶんだのですが、北海の辺りまで逃げたら大丈夫でした。
その後、海域で遭遇戦を繰り返しているうちに、バルドス軍からまたも停戦の申し入れが届き、受諾。
ところが、停戦を受け入れたせいなのか、なぜかアルブケルケ軍と敵対状態になってしまいました。本拠地リスボンのシェアを奪う良い機会だと思って、思わず交戦しましたが、ポルトガル国籍同士で相撃っても仕方ないので、停戦を申し入れて一度状況を落ち着かせました。

地中海のシェアが変動しなくなったので、ここで一旦、まだ海域を制覇していない北海へ移動しました。
このエリアの標的は、シュパイヤー商会に決定。クリフォード軍とホドラム軍とは友好関係を築きつつ、計略と海戦でシュパイヤーを追い込みます。
いつもは、本拠地のシェアを奪い取った後、海賊化されて困っていたのですが、今回は一度に資金投入せず、じわじわと外堀を埋めていったので、聞き分けよく解散してくれました。
勢力数が多いエリアは、劇的な勝利をあげなくても、謀略と交易で1位になれそうですね。
アムステルダム(シェア0)に寄らなかったせいで、キーアイテムが手に入らず時間はかかりましたが、無事、北海の覇者の証も入手。後は本当に地中海のみとなりました。

この頃になると、東アジア、新大陸からの上納金はあるし、出費は水・食料代だけなので資金が余るようになりました。そこで、資金の稼ぎ頭だったフェルナンドの地方艦隊は解散。代わりにアル艦隊(戦列艦中心)とイファ艦隊(鉄甲艦中心)という、完全に海戦向きの地方艦隊を作って、本体と一緒に海域を巡回させるようにしました。
この2チームが、地中海に戻ってからも大活躍することになりました。

ということで、改めて地中海。
一度海戦で負けて考えを変えたのか、頻繁に親書を送って来るバルドスに対し、しれっとラファエルから宣戦布告しました。
当然、戦闘状態になりますが、今度はイベント戦闘ではなく普通の海戦状態だったので、連戦になることもなく、一艦隊ずつ片付けていきます。後半は、部下を悉く失ったバルドスが移動しようとする度に、アル艦隊かイファ艦隊のどちらかが襲いかかり、ラファエルは何もしていないのにどんどんバルドスの勢力を削っていく状態に(笑)。
しかも積み荷を奪っているせいか、勝利時の儲けも大きく、地方艦隊は商会というより海賊と名乗るのが正しい状態でした。

何度も届く停戦の申し入れを、ミスって受諾してしまい、バルドスを解散させないまま戦闘状態は終了。操作ミスとはいえ、受諾した直後に宣戦布告し直すのも後ろめたかったので、後は計略や推薦状を重複使用することで、ハイレディンやチェントリオ商会のシェアを奪ってみます。
結果、気付けば地中海1位だったパシャ軍のシェアを上回っていました。結局、パシャ軍とはまったく事を構えませんでした。パシャ軍の打倒を期待してカストール商会に肩入れしてくれていたハイレディンに、悪いことをしたでしょうか。
覇者の証へ辿り着くアイテムも、都市の遺跡を巡るうちに入手できたので、後はエンディングへ進みました。
ほのぼのとした、「航海は続く」エンディングで良かったです。

少しだけ遊ぼう、と思って起動すると2時間くらい経過している、恐ろしいゲームでした。残りの主人公のシナリオも遊びたいところだけれど、あまりに没頭するので、少し時間を空けることにします。

冬アニメも完結!
※「昭和元禄落語心中」は後一話ありますが、機を逸しそうなので、まとめておきます。

プリンスオブストライド オルタナティブ(9〜12話)

努力・友情・勝利!の三拍子が揃った、とても爽やかなスポーツアニメでした。
原作は乙女ゲームだったはずなのに、恋愛絡みのエピソードは一切なく、徹頭徹尾、部員で競技に打ち込む展開だったので、中弛みがありませんでした。最終回も、決勝戦だけを特別に描くのでなく、練習風景から始まって、日常が続いていく終わりかたに満足。
後半戦での試合の見せかたは少し物足りなかったけれど、「ストライド」という創作競技を通して描きたかったものは、部員の絆だったと分かるから納得できました。

GOD EATER(10〜13話:メテオライト編)

10話「散華」で過去が分かり、以来レンカに感情移入できるようになったため、メテオライト編は面白かったです。
最後のディアウス・ピター戦は、音楽は「NO WAY BACK」で盛り上げるし、アクションも派手で魅せていました。レンカの神機がパージしていくのも、次にどんなギミックが来るか楽しめました。ゲームでの再現が難しい、アニメならではの機構ですね。
欲を言えば、喋っている間は棒立ちなのをなんとかして欲しかったくらい。戦闘中に長々と会話しないような構成にするしかないかも知れませんが……。
オオグルマ先生がノヴァに喰われたのと、サカキ博士がアーク計画を知っていた、というアニメオリジナル要素は驚いたけれど、どちらもさほど違和感なく原作に適用できると思いました。だいたい、原作ゲームプレイヤーの7割はサカキ博士を黒幕だと疑っていただろうし(笑)。
伏線を張るだけ張って「ゲーム(本編)へ続く」ENDという、正にゲームPVアニメでしたが、私は満足しました。

うたわれるもの 偽りの仮面(22〜25話)

視聴を打ち切ろうと何度か思いましたが、「GOD EATER」のついでに消化することで、なんとか完走。
2話でのやりとりが生きる墓参りシーンなど、終盤は持ち直した感がありました。

こちらも、「ゲーム(新作)へ続く」END。
原作ゲーム自体が3作目に続くエンドだと知っていたし、オチも分かっていましたが、これまでの25話は、本当に3作目の舞台を設定するプロローグでしかなかったのですね。番組終了直後に3作目の新CMが入ると、ゲームを買いたくなるじゃないか!と思いました。いや、買ったって良いんですけれど……。

ただ、ゲーム3作目で、CMの通りクオン率いるトゥスクルがヤマトを攻める、という筋になるとしたら(ヤマト=八柱将側だと思いますが)、個人的にクオンの人間性を更に疑う展開だなと思います。トゥスクルを攻めるヤマトに助力したり、いざハクが死んだらトゥスクルの兵を使ってヤマトに復讐するとか、想像するだけでヒロインとしての魅力が薄れていくのですが……。「予想は裏切る」と宣伝しているので、これはミスリードCMであり、実際は異なる展開であることを祈ります。
あと、ハクという緩急あるキャラクターが優れていただけに、オシュトルを演じているハク、になってしまうのは少し勿体ないと思いました。

昭和元禄落語心中(9〜12話)

原作の力もあると思いますが、とにかく惹き込まれるアニメでした。
落語は概ね短縮されていたけれど、ざっくりした筋は分かる程度の省略だったので、視聴に問題無し。八雲師匠の「子別れ」(10話)と、助六の「芝浜」(12話)には泣かされました。
最初は、与太郎編ではなく過去編の放送であることに対して、色々不満があったのですが、こうして次回最終話で現代に戻ってくる構造を見ると、これも良かったなと思えました。