• 2016年登録記事

160114.png

現在地:レムリア大陸突入前(仲間集め終了済み)

ナルシアは、森の魔女じゃなかった!!
となると、「海水に触れると泡になる」とか、「人間とは結ばれない」という話は、森の魔女の話なのか、妖精の話なのか混乱してきました。ギルダがあれだけ注意していたということは、「海水に触れると泡になる」は実際のこと=妖精の特性なのでしょう。「人間とは結ばれない」の方は、なにか問題があるわけでなく、単に前例がないということだったんですね。なんだか拍子抜けしちゃいました。

仲間達の方は落ち着いたのですが、世界情勢は更に悪化して、バルバランが復活。
竜の石版を巡る戦いはとても哀しいものでした。……が、その前から続くイベントが長くて、まだ続くのか、と思ったのも事実です。
その後は、各地を巡って仲間を集めました。
ジルバ姫の母親への怯えっぷりには、さすがに可愛そうになりました。ああいう母親に育てられたら、ジルバがこう育つのも仕方ないかな……。
レオナとガミガミ魔王は会話イベントのみで簡単に復帰してくれて、楽でした。
それから、存在をちょっと忘れていた鬼面童子も仲間に。
居たのは「うぐいす城下町」という日本テイストの国でした。パロディ満載でポポロクロイス物語らしくない感じもしましたが、水戸黄門、子連れ狼、遠山の金さんといった有名どころに加え、御家人斬九郎と思しきネタがあったのは嬉しかったです。
道中のガマガエルが強く、唯一Lv.40を超えているナルシアと白騎士しか生き残りませんでした。それも、もう負け覚悟で回復を諦めて全力攻撃に転身したら、ちょうど相手も体力が尽きていたという、かなりギリギリの内容でした。

仲間を自由に入れ替えできるようになったものの、連れ歩けるのはピエトロ+3人だけなので、難しいですね。
ジルバは雑魚殲滅用に入れたい。そうするとナルシアも連れて行かないと悪い気がするので、これで2人は確定。あとは前作からの愛着とピエトロへの喝で一層好きになった白騎士で確定か?と思いきや、ガボも急上昇。
ガボは、HPは低いし遅いし技も使えないしと思っていましたが、技はイベント習得するタイプだったのですね。ジルバ姫を迎えに行った際、ロマーナ城で突如イベント戦闘が発生し、全体を完全回復する「モノケロース」という予想外の強力技を習得したことから、一気に最終戦候補に挙がりました。
というわけで召喚獣探しに乗り出したのですが、「ブルンバブン」戦の開戦直後に放たれる「メイルシュトローム」で全滅し、呆然としました。結局「ケモノのお守り」を装備する対策を取ることに。今作は、どのお守りにどの属性効果があるのか解説されていないため、単なる「防御力アップ」のお守りだと思っていたのですが、“水属性吸収”効果まであったのですね。他にもそういう効果のあるお守りはありそうだけれど、調べようがないので、数値で決めるしかないのが残念です。

阿部智里著「烏に単は似合わない」
http://hon.bunshun.jp/sp/karasu

【あらすじ】
世継ぎの若宮の妃候補として、大貴族四家から姫君たちが桜花宮に登殿した。姉の代わりに急遽登殿した東家の二の姫・あせびは、教養不足を他の姫君や女房から当て擦られ気後れしていたが、若宮が幼い頃出逢った少年だと気付いたとき、恋が始まるーー

タイトルと文庫版表紙、最初の数ページをザッと読んで「ファンタジー王朝物」の大人向けライトノベルと見当をつけ、読みました。
その点を前提としての、感想です。
ちなみに、今回のあらすじはミスリード感たっぷりにしておきました。

序盤は、4人の姫君の誰が入内するのか、という「後宮小説」のような雰囲気。主人公は高貴の姫だが父親が権力争いから遠いという辺りは「彩雲国物語」みたいだし、主人公が周りから教養がないと蔑まれているのは「なんて素敵にジャパネスク」みたいで、いいとこ取りの作品なのかな、と思いながら読み進めていたのですが……
終盤、若宮が登場してから「え!?」の連発。
序章からのミスリードと、終章でのオチはちゃんと決まっているし、意外な結末でもう一度読み直したりもしたのですが、個人的にはどうにもモヤモヤしてしまいました。
「秋」のラストで突然ガラッと話が変わったところは惹き付けられましたが、どうせなら最初から4人の姫君を平等に描いて欲しかった気がします。

このモヤモヤ感の理由は明らかで、この作品は「ファンタジー王朝物」を装いつつ、実態は「推理小説」なんですね。
しかし、最終章で探偵役が突然登場し、全てを暴くという構成になっているくらいなので、読者に与えられる推理材料が乏しい。初読で違和感を覚えたのは、「秋」で真赭の薄が襲われた事件と、「冬」で明かされる一巳の台詞が食い違っているところくらい。それにしても、初読時点では推理小説だと思っていなかったので、推理するという発想に至りませんでした。
そもそも、ファンタジーとミステリーの相性が悪いことは、良く語られていますし、私もそう思います。本作の世界観設定などは凝っていて面白いので、雰囲気造りは良くできているけれど、推理物に敢えてする必要はあったのかしら、と疑問に思いました。

真赭の薄は最初は高慢だけど筋の通った美女だし、浜木綿は姉御キャラで格好良かったです。
探偵役でもある若宮は、焦らし続けて最後にやっと登場しておきながら、録でもない男だったのでガッカリしました。私ならこんな男に嫁ぐのは御免です。入内が決まった彼女に少し同情してしまいました。まぁ、心底では両想いなんだろうから幸せなんでしょう。

最後に、重大なネタバレを含む不満を、続きに隠します。
本書を読む予定のある方は、回避をおススメいたします。

160112.png

現在地:4章終了
スクリーンショットは、同意せざるを得ない悪役の台詞。

前回の続きとしては、ナルシアの尽力でピエトロが復活。
神の国は、戦闘は一カ所のみで、後はちょっとしたミニゲームイベントという感じの構成でした。たぶん、勇気の神の爆弾は、自分で避けないといけなかったのですね? 普通にイベントとして眺めてしまい、失敗しました。他はすべて能力を向上して貰えたので、成功だったと思います。
しかし、大神ユリウス以外は「これが神様で良いのか?」という感じの個性派揃いですね。最初に勝利の神様を見た瞬間は、ちょっとギョッとしました。

次は、ピエトロがナルシアを追って妖精の国まで。
ピエトロの復活により、雑魚戦を回避するスキル「マジカルロード」を再び使えるようになったため、こちらはサクサク進めました。
鬱々と思い悩んでしまったナルシアが騙された上、追い掛ける王子たちも敵がナルシアの側に付いていて、変化能力を持っていることを知っているのにコロっと騙されていて、歯痒いイベントが続きました。
石版が奪われることは分かっていたけれど、敵の容赦のなさで、物語が重苦しくなってきたなと思います。
ジルバ姫も、また擁護し難い言動があって残念。魔物化したナルシアを蹴ったこと自体は、姿が魔物であり、ナルシアだと気付かなかったのだから仕方ないと思うのですが、その前の台詞「なんかあなた見てるとイライラするの」がちょっと頂けませんでした。それに抵抗しない相手を苛めているように見える絵面でしたよね。どの局面でも、他の仲間が決して彼女に同調しないところを見ると、スタッフはジルバを恋敵役としてプレイヤーから嫌われても良いつもりで設定したのか?と感じます。でもせっかく仲間キャラなのだから、私は愛着を持ちたいです。

章ボスのガープは、仲間に変身するタイプの敵。前作で仲間に変身する敵に苦しめられた記憶が蘇り恐怖しましたが、一番レベルの低いピエトロだったためか、楽勝でした。なぜか一度、元の姿に戻った後もう一度ピエトロ化するという、行動ターンの無駄遣いをしていました。敵が何の技を繰り出すかは、ランダム設定なのでしょうか。

映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒(吹替版)」を4DXデジタルシアターで観ました!
ということで、今回は4DX演出に関する感想です。映画自体に対する感想は、2015年12月23日記事参照。
http://l-oiseau.skr.jp/blog/index.php/view/2591

実は今作を観るまで「4DX」というものを知らなかったのですが、要は3D映像に座席揺れ等の体感アトラクションを組み合わせた、テーマパークのような映画でした。
動画自体は手軽に観られる上、マニアなら自宅で十分な設備を備えられる現代では、映画館でしか楽しめない作りを訴求していく必要があるのでしょう。
私は東京ディズニーランド「ミクロアドベンチャー!」やユニバーサルスタジオジャパン「ターミネーター」を観ていますが、この2作品には少し苦手意識があります。しかし似たような作りの「スター・ツアーズ」は大好きです。そこから考えてみると、私は予想外のタイミングで刺激を受ける(驚かされる)ことが苦手なのだと思います。その点、本作は一度2D字幕版を観ているので筋は頭に入っていますし、恐怖シーンもないし、なにより「スター・ウォーズ」だということで、4DX体験にうってつけだと思い、座席を取りました。

結論から言うと、私にはキツかったです(苦笑)。
最大の要因は、風が頻繁に吹き付けること。移動速度や爆風、大気の流れなど、多くが風で表現されるので、肌寒いし、非常に喉が渇いて圧迫感を感じました。よって4DX鑑賞の場合、飲み物は必須だと思いますが、急に座席が動くので、飲むタイミングを計らないといけません。
座席の傾きや揺れは楽しかったのですが、視界が強制的に揺れるせいで、前後の座席シートの動きも見えて、映画に没頭しにくかったです。
他にフラッシュ、ドライアイスの煙等色々ありましたが、水の演出のみ、座席スイッチでいつでもオン・オフを切り替えできます。また、遊園地のアトラクションのように濡れるほどの水が掛かるわけでなく、飛沫程度です。しかしオフにしていても、左右のシートで発射された水飛沫が掛かるので、オフにする意味はよく分かりませんでした。もしかしたら、映画によっては大量の水も被るのでしょうか。

ちなみに、3D映像の方は奥行き感があって綺麗だと思いましたが、距離感を出そうとしてフォーカスが合ってない箇所は滲ませる等の加工がされていたように思います。2D版の時に比べると、自分の観たい箇所が観られない、という印象がありました。
そのため、私は「映画そのものを楽しむのであれば、やはり2D版が一番良いのでないか」と思います。でも上記の点が問題ない方なら、アトラクションとして楽しめると思います。

160110.png

現在地:3章・ラダックの庵(ジャンボ救出後)
ラダック仙人って誰?と思った前作プレイヤーの麻生です。ハタハタ村という単語が出たところで、気付きました。
これから、章タイトルである「神々の国」へ導いてくれるとのことですが、一方通行と聞いて少し逡巡中。

今回のプレイ中、ディスク交換が発生しましたが、なんとその直前(DISC1最後のセーブ確認メッセージ)で、フリーズバグが発生しました。
セーブすることも、先に進むこともできず、泣く泣くリセットして再度ズールを倒しました。まぁ、そこまで厳しい戦いではなかったので、2回戦っても大した手間ではなかったけれど、イベントを飛ばせないので、やり直しはなるべく避けたいですね。

ピエトロ王子が離脱し、ナルシアが立ち上がるという素敵な展開でしたが、道中、ジルバ姫によるガミガミ魔王虐めがちょっと心に痛かったです。
勝ち気ですぐ手が出るワガママお姫様、という要素は良いのですが、ガミガミ魔王をジャングルの奥地に置き去りにして笑い転げている様は、ギャグとして流せませんでした。
勿論、ジルバ姫からすれば、ガミガミ魔王には、拐われた挙げ句、他人の扮装を強要されるという許しがたい仕打ちを受けたわけですから、仲良くしろとは思いません。だから、怒って仕返したと言うなら、良くやったと思うのですが……。
戦闘では特技が充実していて優秀だし、かないみかさんの声の可愛さもあって、嫌いにはなれませんが、早く成長して良い子になって貰えると嬉しいです。