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アニメ「王立宇宙軍オネアミスの翼」サウンドリニューアル版(Blu-ray)を観ました。

ガイナックスのデビュー作品として、以前から名前だけは知っていた作品。
「SFアニメの傑作」とも聞いていたのですが、SFの定義がよく分からなくなりました。ストーリー的には「青年の成長もの」×「プロジェクト達成もの」だった印象です。有人ロケットの飛行を成功させようと頑張るシーンや政治的な思惑部分は、王道の展開とはいえ面白かったです。

この作品の凄さは、とにかく美術面にあると思いました。あらゆるカットで、手書きアニメの凄まじさを見せつけられました。
そして、地球とは違う世界を描いていながら、圧倒的な泥臭さ、リアリティを感じました。新聞紙一つとっても、わざわざ地球上の形と違う、「変なもの」にしてくるところは狂気すら感じます。

スピリチュアルな文明批判的要素や、ヒロインであるリイクニのキャラクターは、少し「風の谷のナウシカ」の影響を感じました。単純に、時代性かもしれません。
主人公とヒロインの2人が、下心があるシロツグに対し、あくまで布教対象者としてシロツグを観てるらしいリイクニという、価値観の違いから噛み合わない2人であることが面白かったです。でもラストのシロツグの雰囲気だと、帰還後、リイクニと上手く纏まっちゃったりするんでしょうか。個人的には、永遠に溝が埋まらないほうがこの2人らしい気がします。
なお、カバーに描かれたリイクニは近年の貞本氏顔をしているので、本編中のリイクニ(美人とは言えない)と思わず見比べてしまいました。

若いスタッフによる凄まじい力の入れようはよく伝わってきた反面、119分の尺は長すぎだと思いました。
例えば、暗殺者に襲われるシーンは必要あったでしょうか。逃走の連続で反撃に至るまでが長いし、最終的に人を殺したことが、シロツグの精神に影響を及ぼしたようにも見えません。せめて、リイクニを襲うシーンと前後が逆なら2つの要素がつながると思ったけれど、なぜか逆なんですよね。私が書き手なら、不要要素として全カットします。

そういった面では、本作はアニメではあるのですが正に「若書き」という言葉がピッタリ来ると思いました。

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栃木の銘店BAKERY PENNY LANE(ペニーレイン)の「バターシュガーラクス」を頂きました。
http://pennylane.company

封を開けた瞬間、濃厚なバターの香りが漂うのにびっくり。
そして、写真を撮った時は、ちょうど裏側になっていて気付かなかったのですが、半面にしっかり砂糖がコーティングされていました。まさに「バターシュガー」という名の通りです。
きちんと硬さがある食感で、ラスクを食べているという実感があります。
味は、最初はミルクの独特の甘みを強く感じました。そのため、子供向けかと思ったのですが、噛む内にしみじみラスクの味わいを感じられて、1枚、また1枚と食べてしまいました。
安価なのに量もしっかり入っていて、満足です。

(本記事は、誤って未公開投稿していたため公開が遅れました)

現在地:7章終了
遂に、ヴァンが名実ともに「主人公」認定されました!

主役はあなた

主人公は引退だ

本作のヴァンは、一つの冒険(FF12本編)を終えて一回り大きくなったけれど、まだ成長の余地を残しているバランスが、冒険物主人公としてしっくり来る、良いキャラだと思います。
私自身は、本編のヴァンも好きですけれどね。