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エピソード20 ある守銭奴の災難

拒みの森で、謎の勇者探し。
今回も、初っ端からオチが読めるエピソードタイトルの通り、報酬に釣られて異様に張り切るミレルが、様々な災難に見舞われる展開でした。

むぐぐぐ…

喰われるミレル。超シュールです。
報酬の中身が悪いという気もしなかったけれど、価値観の違う異世界人を理解していなかったミレルにとってはガッカリな結末だったのでしょう。

今更、新顔が仲間になるわけもないので、リウイ側で名前だけ出ていたキャラクターが登場するかな、と予想した通り、謎の勇者とはレナードとイザベルの二人でした。
「リウイ」シリーズは多少読んでいるのに記憶がない人物だと思ったら、レナード関連のキャラクターは、アニメオリジナルなのですね。しかし人の話を聞かないコンビであったため、物別れしました。困った人たちです。

エピソード22 カガメリ石を求めて

今度は、輝きの谷でカガメリ石採掘。
採掘の間は会話シーンが多かったのですが、クーガーの読書趣味に読子さんが食いついたのが可愛かったです。アニメ本編で実際に読んでいたタイトルからの選出でしたが、クーガーの読む本のジャンルが、

『罪と罰』とか
『小動物と友達になろう』とか
『世界の盆栽』なんてのも

と幅広くて脱帽しました。
今は『駄馬と駿馬、どうして差が付いた?』を読んでいると語ったのは、なにかの示唆なのでしょうか。
舞-HiMEの「オーファン」のネーミングが、オーフェンと同様「孤児」に由来するとか、リウイたちの故国もオーファンだとか、クロスオーバーならではの考察が盛り上がるのも嬉しいところ。

ここでは、アーヴィンからの支援を受けたズーマから襲撃を受けました。
単体攻撃しかしてこない時点でまず負ける筈もなく、サクッと返り討ち。ゼロスが連れ帰るということで、退場となりました。ゼロスの方も、これで退場かな。黒たちのことを散々煽ったりしていましたが、ファンサービスという感じの登場でした。

自由行動できるようになったので、気を使って、真っ先にS.I.R.事務所に寄ったのですが、相変わらず所長に事態を報告しない忍にヤキモキです。
以下、エピソードの消化順に記載です。

エピソード18 廃棄工場潜入

S.I.R.事務所にて、「D67の研究がサンクフレシュ社の廃棄工場で続けられている」という情報を得て出発。
ここでは鎮目弦馬が待ち構えていました。
鎮目は、ヘルズ・ゲートがないこの世界自体は気に入ってるけれど、自分一人では嫌なのですね。寂しがり屋か!と微笑ましくなったけれど、原作設定を調べたら割と本気のショタコンだったので、そっとしておくことにしました。

道中、チーム内の会話イベントも増えて、だいぶパーティ内の絆が深まっている感じがします。

エピソード21 常夏の果実

魔導の洞窟へ。
無常の命令により、HOLYの来夏月&瓜核が密かにアドロアスへ派遣され、魔導の洞窟を探索していたところに遭遇し、撃破。ミッチたち非戦闘員が人質に取られるという局面がありましたが、カズマは人質がいようと躊躇しないだろうと思ったら、その通りでした。
1回目の常夏三姉妹戦中、読み込みエラーで止まってしまい、心底ギョッとしました。再現はしなかったけれど、心配だからセーブも分けた方が良いかな。

来夏月が本当に酷い男で、三姉妹が可哀想になりました。正直、来夏月を直接殴れない仕様は悔しい。

常夏三姉妹

まぁ、女の子たち=自分のアルターを罵った時点で、アルター使いとしては終わったはずなので、洞窟に出る超強敵な雑魚クロウリーにでも殺されておけば良いと思います。

このエピソードの後、2エリアが追加されました。
1つは、最近何者かが侵入してモンスターを次々退治しているという危険地帯「拒みの森」。もう1つはセリッシュ姫から教えられた、クルルが開発している対レイン用武器の素材・鉱物資源Ge3520(カガメリ石)が採れる「輝きの谷」。
恐らくこの2つはエピソード22以降に繋がると思われますので、先に開放されてるエリアの攻略を優先します。

エピソード19 ジョエルの日記奪還作戦

続いて、偉人の拠点。
偉人の翼手を作ろうとしているとか、ジョエルのクローンを作ろうとしている、といった推測もありましたが、三蔵戦でどちらの野望も潰せたのかな。
ここは、黒がこの世界で目覚めた場所だったということで、黒の世界に通じるゲートが存在していたようですが、ゲートは既に閉じていたので、黒が離脱する展開にはなりませんでした。
逆に言えば、ゲートは閉ざす方法があると分かったわけで、このヒントさえあれば、そう遠くない未来、クルルがゲートを解明しそうですね。

探索途中、久し振りの奈緒とも戦闘。負けた奈緒は、ほとんど精神崩壊状態で凪に連れて行かれてしまいましたが、大丈夫なのでしょうか。「舞-HiME」って、まさか鬱展開アニメじゃないですよね?

エピソード17 狙われた風華学園

前回の奈緒が気になったので、風華学園へ。
ところが、導入はアーヴィン側の様子が分かるエピソードでした。
アーヴィンの、アドロアスの社会構成への不満と、そこから来る現実世界への憧れが分かり、やはり根から悪人ではないように思いました。
そして、アーヴィンの夢で、忍の父親が初登場!

忍とは思ったより似ていないというか、キャラデザの方向性が違いますね。

英雄

アーヴィンにも英雄にも「あれ?」と思わされる台詞があって、どうも掴めない人々です。

学校に到着したところ、HiMEの身柄を狙うシアーズ財団とHOLY(来夏月)が武力行使を仕掛けてきました。改めて来夏月を倒せるか?と一瞬期待しましたが、エピソード順が逆転しているので、残念ながら今回の敵ではありませんでした。
理事長からの依頼もあり、学園を守って戦うことに。
学園内は翼手まで徘徊しているということでしたが、雑魚とは一切遭遇せず、イベント発生地点にたどり着きました。このゲーム、時々、雑魚の出現率が著しく低いときがあります。

というわけで、障害なく深優&アリッサと戦闘。
この戦いの裏側で「HiMEのチャイルドが倒されると、そのHiMEの一番大切な人が消失する」という設定が明かされました。
……やはり、鬱アニメだった!?
アリッサが破れたことで、このルールが適応され、シアーズ財団の会長が消失。当のアリッサはグリーア神父に始末され、深優も後を追う、という痛々しい結末になってしまいました。でも主人公達はこの事実をまだ知らないから、暢気なものですが……。

遂に、忍を戦闘メンバーから外しました。

戦闘メンバー

初期配置メンバーは、とにかく防御と連携だけ固めてあるのですが、この面子で一番硬いのが「紙使い」の読子さんというのは、なんだか変な話です。岩人形の頑強さ、見せてくださいよ!

エピソード16 黒魔術師とアルター使い

タイトルで想像が着いた通り、オーフェンとカズマが共闘中。
予想外の気の合いかたを見せて、驚きました。決して仲が良いという雰囲気ではないけれど、思考回路が近いのか、丁々発止のやり取りです。後の展開で、オーフェンがカズマから劉鳳のことを聞いていたと分るのですが、表現力のないカズマがオーフェンにそんな話をしたという時点で、結構心を開いていますよね。
しかし2人を指して「口が悪くて乱暴で自己中の塊!」とクリーオウが評すことには「君が言うか」と苦笑しました。
劉鳳との再会では、危惧していた通り喧嘩になるかと思いきや、2人の性格を見通してるクーガーが煽ったことで回避。でも、ナンシーが言う通り、一度完全に衝突してしまった方が、後腐れないという考えもありますよね。今回お互いに文句を溜め込んだことで、この後でトラブルになるのかも知れません。

奥では、なんとザナッファー(スレイヤーズ)が登場。
意外過ぎて、なんとも反応できませんでした……。そういえば、Rのラスボスってザナッファーでしたね。単にスレイヤーズ出典のボスキャラが少ないから、水増ししただけかな。設定上、攻撃が効かない筈の敵でも、物理攻撃で倒せるのはだいたいどんなRPGも一緒ですね(笑)。

撃退後、ゼロスも登場。

ゼロス

「いかがわしい」とか「詐欺師っぽい」とか「勇者には見えない」とか、散々な評価はともかく、凪(舞-HiME)と立ち振る舞いや声が似ていると言われて、思わず笑いました。なるほど言われてみれば、神出鬼没で高みの見物という行動は、正にC.V.石田彰!(笑)

このイベントの後、両世界のゲートが自由に使えるように。次元を超えた携帯電話まで用意してくれるし、クルルの有能さは群を抜いていますね。
異世界メンバーが現実世界でも過ごせるように「ペコポンお試しツアー作戦」が決行され、「ペコポンいち、懐の深い家」日向家へ。オーフェンの世界観は割と現代文明に近いと思っていたのですが、冷蔵庫とかはない程度の文明でしたっけ。
黒が料理を作ったり、なかなか和気藹々としたパーティになってきました。

エピソード形式は変わらないけれど、今後の進路は複数から選べるようです。
新しい進路「偉人の拠点」「魔導の洞窟」が解放され、遂にサブクエストも受注できるようになりました。
ひとまず、現実世界に戻れるようなので、S.I.R.事務所に寄って、また無断欠勤していることを釈明すべきですかね。

エピソード14 流星核を持つ少女

ホールド本部に真正面から乗り込んだ忍たち。
そこに、黒を探しているという「流星の双子」の蘇芳とジュライ、そして喋るモモンガ(猫)が登場。
ここでようやく分かりましたが、「黒の契約者」から登場している黒は、2年後の世界である「流星の双子」のメンバーと面識がないのですね。鎮目と黒の会話が噛み合わなかった理由も、これに起因する模様。
契約者の払う「対価」の説明がゲーム内にないので、それだけ調べてしまいました。ドシリアスなのに、割と愉快な対価が多いですね。

救出前に、カール戦。
撤退時に「君たちとはもう会うことはないだろう」と言っていたので、カールはもう登場しないみたいですね。謎を残したままですが、アニメへ続くということかな。

救出後は、鎮目戦。
こちらは非常に厳しい戦いになりました。終盤、敵ターンになると誰かが戦闘不能になり、仕方なく自ターンで英雄モードまで待たず復活させて、ゲームオーバーだけは避ける……という酷い戦いかたで、どうやって勝てたのか分からないような、ギリギリの勝利でした。

無事全員で脱出した後、改めてポイントデルタ12のゲートへ。
今度はアンチバリアを用いることで、誰にも見付からず到達しました。こんな便利な兵装があるなら最初から使え!と言いたくなったけれど、よく考えたらギロロ達だけで行くこともできたのに、わざわざ忍に解析結果を知らせてくれたのだから、一応ペコポンの女戦士への敬意なのかな。

エピソード15 再会

久し振りのアドロアス界!
再会したいキャラクターが沢山いると期待していたのに、最初の再会はまさかのガルル中尉でした。
思わず「お前か!」とズッコケましたが、直後にリナ、リウイ、ケロロも登場。
怪物レイン戦の後、どうやって退避したのか気になりますが、無事は確信していたので驚きはありません。唯一、オーフェンたちがあれ以来行方不明だそうですが、恐らく心配する必要もないでしょう。

せいせいするけどな!

むしろ、ツンデレのテンプレートのような発言をするボルカンに感動しちゃいました。

森の奥で稼働していたケロン軍の自動判別型究極侵略兵器キルルを退治したところに、劉鳳が登場して思わず身構えましたが、前回のゲート奪還作戦時にアドロアス界へ転移していたので、既にリナ達の仲間になっていたという点には、意表を突かれました。
続いてセリッシュ姫、リュードックとも再会。
ゲート奪還戦に巻き込まれたかなみちゃんと君島もここで保護されていましたが、カズマは不在。カズマがいたら劉鳳を喧嘩になるのが目に見えているので、バラバラに飛ばされたのは運が良かったと言えます。

忍が現実世界に戻っていた間のアドロアス界の出来事は、リナとリウイから教えてもらえました。
ちなみに設定上、リナの魔力はアドロアス界だと抑制されているのですね。ドラグスレイヴの威力等に不満があったので、本来の威力でないと分かって安心しました。
また、クルルの見立てでは、怪物レインは攻撃を別の空間に受け流しているとのこと。それを抑制する装置を作る展開になりそうですね。

そんな情報交換を行う中、リュードックから、赤い霧の洞窟でアーヴィン側の手勢と戦っている一団を発見したと報告が入ります。オーフェンとカズマらしいので、合流に向かいます。
しかし、劉鳳が仲間にいると、今度はカズマと対立することになりそうで、なんとも不安ですよ。

ここに来て、ようやく戦闘システムが理解できました。
面白い!
前回最後に入手した「アルターの背骨」が、取得経験値を二倍にするという素晴らしい効果のアイテムだったので少しレベルを上げたのも功を奏し、楽しく戦闘をこなせるようになりました。正直、COボーナスがこんなに重要だとは思っていなかったです。

エピソード12 ゲート奪還作戦

ポイントデルタ12の攻略開始。
前回、アルター結晶体の力を手に入れたことで、カズマのシェルブリット演出が変わっていました。結果、カズマの必殺技は四パターンあることに。ただPP不足が激しいので、第一形態とどちらが良いか、吟味する必要がありそうです。

シェルブリッド第二形態

道中、ギロロたちと合流。
猫がタママを見て、「オタマジャクシが喋った!」と驚いていましたが、「お前が驚くのか」という可笑しみがありました。まったく動じない小夜は大物だし、「ペコポンの指揮官」と言われて戸惑うデヴィッドも愛嬌があって、「赤い盾」メンバーがどんどん好きになって来ています。

ゲート前では無常、更に劉鳳と戦闘に。
無常はほとんどイベント戦扱いで、強いのか弱いのかは未知数でした。また、卑劣な悪党となっていますが、兵士から退避を勧められて「嫌です!」と断る姿を見て、ここまで命を顧みずに自分の欲望を貫く姿勢を打ち出されると、突き抜けた清々しさがあると感じました。「スクライド」は元々、主人公のカズマもろくでなしですし!
その後、カズマと劉邦の激突する力とゲートが共鳴し、なんとレインが出現。次元嵐に巻き込まれ、ゲート奪還作戦は失敗に終わってしまったのでした……

エピソード13 牢獄からの脱出

捕まった忍&ハジを助けるべく、読子さんや小夜たちがポイントデルタ12のシアーズ分析施設へ。舞衣たちも助太刀に現れ、潜入というより殴り込みのようでしたが、合流まではこれといった妨害もなく、サクサクとした救出イベントでした。

敵側で新たに登場した鎮目弦馬は、目に光が入っていないデザインを見てDTBのキャラクターか?と予想したら、その通りだったので少し嬉しくなりました。
今回のボスは深優、クーガーの2戦。
しかしクーガー兄貴の戦闘はあくまでポーズ。アルター使いの翼手化や赤い霧の研究に強力しているHOLYを見限り、ホールド本部に「契約者とカエル型宇宙人」が捕らえられていることを教えてくれました。
ここのクーガー兄貴の長台詞は、ぜひ音声付きで聞きたかったです。

本部に戻ったクーガーは、前言通り翼化の件を隊長に質し、HOLYを脱退。行方不明の劉鳳を探したいというシェリスも。
このゲームだと、まだ、あすかはHOLY所属のままなのですね。ちょっとハブにされていて可哀想でしたが、この後、なんらかの見せ場はあるのでしょうか。

無常のアーヴィン評が、非常に面白くて思わずメモを取りました。

モダンバレエに拍手喝采し
ロシア文学に涙し
モダニズム建築に頬ずりし
四川料理で皿を舐め
夜の街で全ての自我を解放する
異界からの来訪者……

大魔導士殿、ヤップ=ナー1万の民が云々という大義名分を忘れ、現代文明を完全に堪能してますね!
一方、本部で囚われているギロロも「マッド・スクリプト」雲慶が見せる妄想ストーリーでメロメロにされていました。あいつ、助けない方が良いかな?(笑)。