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久しぶり(旧日誌5月27日以来)にデスティニーを進めました。
と言うのも、DC版に移行するとクリアデータを引き継ぐようなので、二周目も天上編まで来ているのだからクリアしてしまおうかなぁと言う、主に「勿体ない精神」が働いたためです。
でも良く考えたらスタンモード(本編)情報はリオンモードに引き継げないかも?

プレイはオベロン廃工場~隠されし神殿まで。

オリジナルが忘れられず、PS2版には何かと批判的な発言もしてしまう海底洞窟のイベントですが、スタンがリオンに手を差し伸べる展開だけは、王道とは言えやはり夢見ていた展開なので、ジンとします。
結局、PS2版スタンはオリジナルよりも「アツい男」なのかなと思います。
だから海底洞窟後は視野が狭くなり、リオンの事しか頭になくて状況や周囲の事を思い計れない。一周目はそんな彼の姿に、悲しさと違和感を覚えたのですが、二周目は先の展開を知っているので、心理的には理解しやすいキャラ作りかなと納得しました。
非常用レバーの非常識加減には、突っ込み疲れたので、良い所だけ見て満足をしておきます。段々PS2版との付き合い方が分かってきました。
で、一周目の時も述べたと思いますが、深刻な事態なのに海竜に乗ると能天気な音楽が流れる仕様は本当にがっくりくるので、DC版で修正される事を心より祈ります。

ちなみに、プレイとは無関係にロイドを描いていたのですが。

ロイド

ロイドもスタンも、周囲からバカにされつつも終始リーダーで、関わった相手に多大な影響を及ぼす陽性タイプの主人公ですけれど、PS2版スタンが怒鳴るキャラであるのに対して、ロイドはあまり大声で叫ぶシーンが思い出せません。

ロイドが年齢の割に冷静なのか、スタンが年齢の割に熱血なのか、どちらでしょうか。

TOD小説「残された男」更新。
日誌に引用していた小説がようやく書き上がりました。
「涙、拭って」に続く、リオンとサブキャラ話第二弾です。……と勝手に銘打ちましたが、第三弾以降の予定はありません。長期間同行しているマリーはともかく、コングマンは難しいでしょうね。特に絡むイベントもないし。

会話が主体なので、若干地の文が少なめ。このくらいの比率だと読みやすいかしら。いかがでしょうか。
出来上がってみれば、リメイク設定とも、PSオリジナル版設定とも言い切れない、好みなトコ取りのお話しになってしまいました。やはり自分の場合、リオンのキャラ付けに関してはPSオリジナル版で練り上げてしまった部分が大きく、作品に影響してしまうようです。
しかも、オチを考えずに書いたらまた仄暗いお話でした。
もっとも、リオン中心に話を展開する以上、この点に関しては当然なのかも知れません。と言うのも、彼が幸福と言うものを知るのは、D2のお話に入ってからだと私は思っているためです。だから、TOD時間軸の小説は、どうしても根から明るいお話には出来ません。
ただ、リメイク版は「リオンは本当の事をなにも知らない」と言う設定なので、カルバレイス以後第一部の仲間たちのお話、なんて形で書けば、もっと明るい楽しいお話は沢山出来るのかも知れないですね。
と言う事で、次のD小説更新機会があれば、カルバレイスのツンデレ化リオンあたりでしょうか。
何度も書いている通り、個人的にはPSオリジナル設定の方が好きなんですけど、流石に十年近く以前にプレイした記憶で新作執筆に挑戦するのは難しく、書くのはリメイク設定が多くなりますね。その分、リオン本では、私がPSオリジナル版設定から考えたリオン・マグナス像を描かせて頂こうと思いますので──いつ書き上がるのかが一番の問題なんですが。

さて、次こそAKCの小説で、そのあと最終封印更新を目指します!

日誌に適切な話題がないので、またも抜き出し。

「……それでも愛した女(ひと)なのだろう」
 少年にとっては、それが万象の免罪符だった。愛する者の為ならば、自らの命を捨てる事も、何者かの命を奪う事も、厭うに値しない。

この話のネタを考えたのは、リアルタイムにPS2版をプレイしてティベリウス戦を終えた辺りだったので、まさか海底洞窟がああいう結末になるとは思っていませんでした。そのため、今改めて書きながら振り返ると、若干PS版のリオン性格が混ざってしまっている気が……。
でも、この箇所を抜かすと締まらないので続行。

予定外のところから執筆し始めました。
ネタ自体はチェルシー話より以前に出来上がっていたのですが、今回ようやく着手しました。そこそこ順調です。
ただ、オチが決まってないので、そこで時間がかかるかも知れません。

 明月は天の高みで輝いていた。それは、王の圧政から解き放たれたトウケイの民へ久方の光を与えるためであるかのように、強く。
 その明かりの下、赤塗りの高欄に腰を下ろした格好で、男は楽器を爪弾いていた。四弦から生まれる万の音は、橋上から零れ落ちたかと思うと運河の一滴になって流れに溶け込み、街中をその柔らかな響きで包もうと渡っていった。
 ――鎮魂歌だ、とリオンは理解した。誰へ向けた調べかは定かでなかったが。

リオンとジョニーは、PS版の頃から「愛する女性を失った(&失いそうになった)時に、どう行動するか」と言う命題を持つ対の存在だと思っているので、割と書きやすいペアです。
ちなみに、実はジューダスとジョニーのお話と言うのも、簡単なネタはあるのでした。

TOS続編以外のテイルズ新作情報をスルーしていましたが、「TODディレクターズカット」という代物も出ていたのでした。

正直、PS版リオンファンとしては、PS2版の更なる焼き増しにはあまり食指が動きません。PS版なら「リオンはその時なにを考え、なにをしていたか」という裏話に興味があります。けれどPS2版のリオンは、基本的に何も知らない「シロ」なので、わざわざモードを設けるほど深い話が出てくるのか疑問です。
でもこれ、よく考えたら発行を予定していたリオン本に影響が出ますね。どうしましょう!

ちなみに、PS2版無印からディレクターズカットへのデータ引き継ぎは出来るのですね。
それは良い要素だけど、結局、期間限定イベントなどがあって、再プレイを強要されるのではないでしょうか。