• タグ 『 洋菓子 』 の記事

アンリ・ルルー

HENRI LE ROUXのボンボン・ショコラ。
http://www.henri-leroux.com

サイズは小さいものの、濃厚で満足度の高い味わい。
食べた後も、しばらく口の中に味が広がります。それがあくまで上品な大人の味に留まっていて、ほろ苦くも幸せな甘みをじっくり堪能できます。

中身は、スタンダードなヘーゼルナッツのプラリネだったり、独特のフレーバーのガナッシュだったり、キャラメルや洋酒の利いたものありと、1粒ずつ違う表情を持っていました。
私個人の好みでは、最もスタンダードなチョコレートらしい「ベネズエラ・ノワール」が一番と思いましたが、その他も十分美味しかったです。

ノイハウス

ショコラケーキセット@ノイハウス銀座本店
http://www.neuhaus.co.jp

チョコレートケースの横に設けられたカフェスペースなので、比較的簡易な形式ですが、内装はお洒落に作られています。

「ねっとり」「どっしり」と表現するのが一番合致する、重くて濃い、ややビターなケーキ。口の中に結構な粘度が残ります。
フレッシュクリームは軽い味わいなので、合わせると丁度いい塩梅。個人的には、もう少しクリームが多くても良いくらいでした。

サイズは小さめですが、これで以上大きいと持て余す客が多いのではないかな。十分満足しました。

140222.jpg

最近食べたチョコレートの紹介ということで、奈良県バーマンズチョコレートの「シーズナリーチョコレート」3粒詰め合わせ(B)
http://www.bar-choco.com

甘党兼辛党向けの、洋酒をたっぷり練り込んだ生チョコレート。
季節ごとに9種類の味がある中、現在のBセットでは下記の味が楽しめます。

  • Bitter ラム(パンペロ・アニバリサリオ)
  • Semi-Bitter カルヴァドス(クール・ド・リヨンVSOP)
  • Sweet シャンパン(モエシャンドン・ブリュット)

聞いた話によると、男性人気No.1はA(グラッパ、シングルモルト、オレンジ)、女性人気No.1はC(ミュール、グリオット、コニャック)らしいですが、私の考えでは、Bが一番万人向けで癖のない味が揃っていると思います。

一粒の大きさは縦2.3cm×横2.3cm×高さ1.6cm。
サイズ自体に食べ応えがありますし、舌触りがもったりと重めのため、結構重量感があります。
Sweet以外の2種は、「Bitter」と名付けているだけあって、苦みが強め。後味も長く苦みが残る、大人の味です。お酒に合うだろうなと思います。
……お酒と合わせなくても、酒がかなり利いているので、飲酒しているようなものかも知れません。
カルヴァドスは、口に入れた瞬間「あ、ブランデー!」と思いました。
ラムやシャンパンは主張が弱い味のため、さほど酒精が強いと思わないのですが、食べ終わってしばらくすると暖かくなってきました。

チョコレートの味自体は、Bitterはちょっと苦さが強くて、好みが別れそう。
苦いにしても、Semi-Bitterくらいの塩梅が良いのでは。
Sweetは甘くて、至極普通に美味しかったです。

他のものも何種類か食べたことがあるのですが、かなりハッキリと入っている酒の味がします。
自信がある方は、9種類、利き酒しながら召し上がるのはいかがでしょうか。

140206.jpg

アンリ・シャルパンティエの「Petit a Petit」
http://www.suzette-shop.jp/shop/product_list.html?pageID=1&m_product_category_id=226

一口サイズのクッキー9種類詰め合わせ。
写真は26個入り(Sサイズ)。一番大きい70個入り(Lサイズ)でも、箱はコンパクトです。そのため、差し入れやプレゼントで持ち運ぶのに便利で、時々活用しています。
……むしろ贈答利用が多くて、自分の口に入れる機会の方が少ないかな。
真ん中の「フロマージュ」はチーズ味、黒い「ショコラ・ノアール」はカカオが利いて若干苦め。他の7種類は甘いクッキーですが、それぞれ食感等が異なります。焼き菓子自体が嫌いという方でなければ、1〜3つくらいは好みに合致する味が見付かるでしょう。

整然と並んだクッキーのどれから食べようかと迷うのは楽しく、思わず頬が緩みます。
でも一番印象に残るのは、クッキーではなく、可愛いエッフェル塔型のピックかもしれません。

140126.jpg

ル パティシエタカギのプチガレット(ガレット・デ・ロワ)

私にとって「正月の菓子」といえば、初釜に使う「花びら餅」と、公現祭の「ガレット・デ・ロワ」。季節物なので、どちらかは頂くようにしています。
ところが、今年は花びら餅を食べ損ねてしまいました。ガレット・デ・ロワはホールケーキであるため、人数が確保できる時に買う必要があり、なかなか手が出せません。ところが、ル パティシエタカギで切り分けた状態のガレット・デ・ロワを「プチガレット」として売っていたので、これに跳び付きました。

写真で断面を確認していただくとよく分かりますが、クレーム・ダマンドがぎっしり。ちょっと多すぎて重く感じるくらいです。
パイはやや固め。ほとんど隙間がありません。崩れないので食べやすいですが、サクサク感は堪能できず、パイとしては物足りない感じ。失礼な表現ですが、ちょっと日にちを置いた状態のような気がしました。まさか、公現祭に作ったものをそのまま売っているわけではないでしょうが……。

残念ながら、フェーブ(陶器人形)は入ってませんでした。
どうせ切り分けた状態で売るなら、全部にフェーブも付けてくださったら良いんじゃないかな。縁起物ですしね。