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冬アニメ終了時期ですが、2クール物と再放送を見ているのであまり関係なかったりします。
そして、今回感想を書く段階で初めて、3月は不得意な「ロボットアニメ」を2本立てになっていたことに気が付きました。

ダーリン・イン・ザ・フランキス(8〜11話)

http://darli-fra.jp/

不穏な空気は入れつつも、青春モノで進んでいるので、このまま誰も死なないんじゃないかと思いつつある今日この頃です。
ゴローが、イチゴへの告白を済ませて以降、モブ並みに影が薄くなっているんですが、まあ生きているのだから何よりです。

イクノがイチゴを好きなことは、これまでも示唆されていたけれど、ミツルはミツルで、ヒロが好きだったのですね。当たりがキツイのは、単純に性格だと思っていたので驚きました。そして、クロロフィッツ初期組がなぜ相性が悪そうなのにパートナーとなっていたのか、わかってしまった感があります。
ピスティル同士のコネクトを申し出たときは、思い切ったな!とワクワクしました。ステイメン同士のコネクトも無効なのか気になるところです。
あと、ミツルとイクノの操縦席を逆にしたらどうなっていたのか、少し興味があるんですが……。

フトシはココロちゃんを好きなままで良いと思うんだけれど、男女の関係を「パートナー」しか知らない彼らには、その辺難しいのかも知れませんね。
滅茶苦茶いい子なので、フトシも幸せになって欲しいものです。

新機動戦記ガンダムW(2〜5話)(再放送)

http://www.gundam-w.jp

4話での五飛の発言の数々は、現代にリアルタイム放送していたら物議を醸していただろうな、と思います。当初から「Episode Zero」の設定があったとすると、視聴者に誤解されたまま放送が終わってしまったキャラクターですよね。そう言う不憫なところも含めて、割と好きですが……。

そして、内容と一切関係ないけれど、メモリアルボックス版1巻箱絵のトロワの髪型に吹きました。

先日、TOKYO MXで再放送が始まった「新機動戦記ガンダムW」。
http://www.gundam-w.jp

第1話を見て、やっぱり「ガンダムW」は色々な意味で面白いと確信したのですが、それと同時に実は1話を初めて見ることに気付きました。

もともと私は、ロボットアニメは好きでないので、放送当時ガンダムは一切見ていませんでした。
しかし、ある授業で隣席になった友人が「ガンダムW」の大ファンで、授業で顔を合わせる度に、キャラクターや毎週の展開を教えられる事になりました。なんせ「ガンダムW」なので、説明されても意味がわからないことや、恐らく説明している側もわかっていなかったことは多々あったのですが、彼女が話し上手ということもあって、非常に楽しいひと時でした。
話を聞いて、そんなに熱中するほど面白いのか、と思わされたこともあり、TVシリーズ終盤を数話見ました。それから小説版を購入して、ボイスコレクション(ドラマCDのカセットテープ版)を購入して、OVA(EndlessWaltz)も見て……とまんまと沼にハマっていった感じです。
※余談ですが、「ガンダムWボイスコレクション」は抱腹絶倒するレベルで面白いので、今からでも術があれば入手をお勧めします。

そんなわけで、実は初見だった第1話「少女が見た流星」。
実に衝撃的な作りだと改めて思いました。
新番組1話として見ると、主人公・敵側双方の主要キャラクターが全員顔見せし、世界情勢説明を盛り込み、ガンダム5機の戦闘シーンも入っているという完璧な構成です。これだけならお行儀のいい作りなのに、常軌を逸した主人公の言動、あっという間に撃墜される主人公機、虚空に自己紹介するヒロイン、唐突に始まる学園物展開と、先が絶対読めないジェットコースター展開で、有無を言わさぬガンダムWワールドに圧倒させられます。
……やっぱり最高に変なアニメだ(笑)。

そんなエキセントリックな作品ながら、お話自体は、戦争と平和を真っ向から扱ったテーマ性、情報操作を駆使した戦い、テロ、非武装の理想と現実の折り合いの付けかたなど、考えさせられる内容だったと記憶しています。
せっかくの再放送だから、ただ尖ったキャラクターやセリフを楽しむだけでなく、物語の内容も味わい直したいものです。

先に最終回を迎えた2作品分の感想。

機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096(21話〜22話)

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最終話に、まさかの「100秒でわかる!ガンダムUC」挿入。
適度な突っ込みと「ソードマスターヤマト」(ギャグマンガ日和)的なスピード感で、日曜朝の最後に大笑いさせられました。
正直、半年間の放送の中で、これが一番インパクトに残りました。

マリーダ戦死以降、リディが急速に善人化していました。本作の裏主人公だったのだなと今更感じたと同時に、それなら此処までスタッフがイジらなくても、と思いましたが、愛情の裏返しなんでしょう。
その他のキャラクターでは、とにかくブライト艦長がいい男に成長していたのが嬉しかったです。

終盤、サイコフレームで何でも解決してしまう辺りは、宇宙世紀らしさを感じました。
しかし幾ら宇宙世紀とは言え、最後に初代の3人が登場したのは驚きました。感応波って、一個人の思念レベルで残っているのならば、幽霊と解釈しても良いのでしょうか……。 

Re:ゼロから始める異世界生活(23話〜25話)

http://re-zero-anime.jp

毎話、引きが巧い脚本だったので、最終回もそのノリだったらどうしよう、と思いましたが、ハッピーエンドで気持ち良い終わりでした。
原作だとまだまだ難題が降り掛かり続けるようですが、アニメ視聴者としては、一先ずこれで終わって安心です。

戦力を整えた後のペテルギウス戦は呆気なかった、と思っていたらまさかのリセットが起きた23話は面白かったです。
残り話数が足りるのか心配もしましたけれど、後は消化試合でしたね。ループして正解の一手を探している都合上、完全正解ルートに行き着くと少し緊張感が抜けるのがこの作品の弱点でしたが、それでもテンポは緩まないので、最後まで面白かったです。

折り返し地点到達。
「アルスラーン戦記」が終わったので、週末のラッシュが少し緩和されました。

Re:ゼロから始める異世界生活(19話〜22話)

http://re-zero-anime.jp

華麗なる反撃開始!
毎回、引きが巧いので飽きさせません。

クルシュは誠実な武人という感じなのに、交渉もキチンとできるので、かなり良いリーダーですよね。初登場時から、王選候補者として一番信頼できそうだと思っていた通り、クルシュ、アナスタシアの順で真っ当ですね。それにしても、このままプリシラやフェルトはスバルと関わらないまま終わるのでしょうか……。
ユリウスとゴタゴタするのかな、と思ったのですが、意外とスバルが大人の対応で、ホッとしました。
ただ、正解ルートっぽいのに、モブが結構死んで行くのは辛いですね。

機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096(17話〜20話)

http://www.gundam-unicorn.net

キャラクター整理が始まり、リディ少尉が嫌われている理由は分かりました。
でも私としては、元々お坊ちゃん育ちだから性格的に甘いのは仕方ないし、苦悩は一族の立場から来ているのだから、結構同情に値する存在だと思います。歴代ガンダムパイロットにも駄目な奴やヘタレや人殺しは沢山いましたし、人間的には現在視聴中の「91days」主人公アヴィリオが圧倒的に嫌な奴なので、少尉なんて可愛く感じます(笑)。
ただ、20話までは「ラプラスの箱」が謎の存在だったため、いったい何に苦しんでいるのかが分からず、苦悩する自分に酔っているようにも見えたかな。

あと2話で終了ということは、最後は戦闘メインかな。
ラプラスの箱をどうするのか、きちんと決着をつけてくれることを期待します。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(05話〜08話)

http://toz-thex-anime.tales-ch.jp

ベルセリア編の感想は、先行試写会に行っているので割愛します。

ミクリオが離脱して神殿に向かったのは、ライラが邪魔者を排除したように見えました。そのため、本当に神殿と神器があって、ホッとしました。

08話は、珍しく就寝前にリアルタイムで観たのですが、期待に違わず面白かったです。その代わり、ザビーダのテーマのイントロが頭の中でエンドレス再生されてしまい、なかなか寝付けなかったけれど。
エドナ視点で見る「アイゼンお兄ちゃん」が、笑顔の好青年だったのでちょっとウケました。体験版を触った感じでは、あの人、終始仏頂面で、笑うにしても悪人面って感じだったのに(笑)。

ようやく物語が動き出した気がするのは、分かりやすい目標(ドラゴンを救う方法を探す)が据えられたためだと思います。

私は、この場でアイゼンを倒す改変が入るのでないか、と思ったのですが、どちらかというと希望を持たせる改変でしたね。ただ、ベルセリアでの展開を伝え聞いた限りでは、安易にアイゼンを助けるのも問題が残るようなので、アニメでの結論がどうなるか、注目したいです。

91Days(5話〜7.5話)

http://91days.family

毎話、どんな展開が待っているかワクワクしながら視聴しています。それだけに、今月最後の放送回が総集編でガッカリしました。
アヴィリオが完全に牙を剥いてみせた、7話のゾクゾク感が最高です。復讐相手以外の人間を犠牲にすることを厭わない冷酷さを見て、アヴィリオは最終話で死ぬしかないな、と感じました。
巧いことヴァネッティファミリーを潰し合わせたけれど、まだ「4人目」は分かっていないし、OPにある教会で演説しているようなシーンなど、気になるカットが残っているので、眼が離せません。

ちなみに、ファンゴの「ラザニア」は、コック姿の時点でオチが読めていましたが、本当にオルコを挽肉にしてしまったのか、ファンゴのブラフなのかは分からないよな、と思っています。人肉だと思うと、当面ラザニアが食べられなくなっちゃう……。

合計6作品視聴。結構頑張ってます。
「SHOW BY ROCK!!しょ〜と」は、毎回1話完結と思わせておいて、まさかの「徒然なる操り霧幻庵」で過去編連続ドラマ仕様という月跨ぎにはヤラレました。
「Re:ゼロから始める異世界生活」は、単独記事で後日投下します。

機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096(13話〜16話)

1年戦争でしか知らなかったブライト艦長が、非常に落ち着いた頼りになる大人になっていました! 部下から慕われているのも当然と思う格好良さです。それなのに、執務室に飾っている写真が盗撮写真というところに、心の闇を感じます(笑)。
個人的には、ジンネマン隊長が死ななくて安心。ここで生き延びたので、後は最後までしぶとく生き抜くタイプな気がします。

“サイド共栄圏を作り、地球連邦を1地方都市化させる”というフロンタルの狙いを聞いて、どこかで聞いた話だと思ったのですが、「銀河英雄伝説」の地球の状況がそんな感じでしたね。
一度広大な宇宙に進出したら、地球の手の届く範囲にはいられないものなのかもしれません。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(01話〜04話)

※公式の表記に合わせて、初回放送を00話とカウントしています。

全体的に本編は暗くシリアス一辺倒ですが、次回予告で毎回笑わせてもらえて、少しホッとして見終わります。エンディングアニメーションも、非常に温かい雰囲気で楽しいです。

本編の方は、ゲーム原作のせいか、全体的に説明不足に感じます。特に「天族は見えない」という設定をまったく知らない視聴者は、0〜1話の間、アリーシャ側の出来事は意味不明だったのでは、と心配になりました。私としては、聖剣祭の騒動をスレイの視点からではなく、一般人の視点から見たらどうなるのか知りたいな。
お話自体は全体的に改変しているようなので、先がどうなるかは楽しみです。

ビジュアルに関しては、今期見ているアニメは「アルスラーン戦記」以外どれも綺麗なのですが、TOZは背景が非常に細かいと思います。CGなのかな。あまりに細かい背景過ぎて、時々キャラが浮いて見える気もします。

91Days(2話〜4話)

毎回、OP・ED付きでも濃い30分を楽しめるので視聴継続。
謎を作りつつその話で解決し、でも次の大きな謎を提示する、という飽きさせない構成になっています。なんといっても、先が読めないから面白いです。また、アニメオリジナル作品なので、先の展開を知る術がないというのもワクワクさせられます。

4話は唐突にギャグ調だったので少し拍子抜けしましたが、4人目の復讐相手という新しい謎を持ってきて、緩急を付けてくるのが巧いですね。
毎話死体を見ているので、非常に血腥いのですが、無意味に流血しているのではないので好感。深夜アニメだからこそ描ける重さだと思います。