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ノイタミナの放送が遅かったので、感想も遅れましたが、予定していたものは全部観ました。

信長の忍び 〜姉川・石山篇〜

https://nobunaga-no-shinobi.com

53話(第3期)からスタート。
びっくりするくらいノリが変わらないので、安心して見ていられます。茶々(幼女)が微妙に悪女っぷりを発揮していて笑いました。

銀河英雄伝説 Die Neue These

http://gineiden-anime.com

放送までの情報で不安視したファンは多かったと思うのですが、失礼ながら、ちゃんとした原作リスペクトを感じる1話でした。
キャラクターデザインが受け付けない問題は払拭できていませんが、脇役は味があって良いです。キルヒアイスの吊り目であることと、キャゼルヌ先輩が家庭人に見えないこと以外は、この品質なら慣れそうな気がします。

船のギミックやホログラム装置などのSFっぽい雰囲気と、馬車や華美な椅子などの中世っぽさの共存具合が、とても銀河英雄伝説らしくて楽しいです。
CGの戦闘も迫力がありました。帝国ワルキューレ部隊の活躍っぷりに引き込まれました。原作だと、現役ワルキューレ乗りに名のある人物がいないため、同盟のスパルタニアン部隊に比べ弱い印象があったのですが、艦を一艘撃墜していましたね。
ただ、肝心の同盟軍の布陣が、三方向からの包囲ではなく、並列での進軍に見えたのが残念でした。あと、艦隊数が1の桁まで完全に把握されていたのは笑えました。

PERSONA5 the Animation

http://p5a.jp

ゲーマーの端くれとして1話は見たのですが……。
なぜ、遊べる環境があり、評判が極めて良く、プレイした友人たちも絶賛していたゲームなのに遊ばなかったか、ということが改めて明確になりました。
つまり、私は純粋に怖いのが苦手なんですね(笑)。暴力的なのも苦手。現段階では表面が見えているだけと思いますが、主人公も含めた登場人物全員の印象が悪く、気持ち悪さを感じるのも苦手。
そんなわけで、ペルソナ5に興味が湧かない理由がスッキリしました。

Caligula -カリギュラ-

http://caligula-anime.com

ゲーム(Vita版)の発売時点で、設定面や意欲的なシステムは惹かれつつ、アートワークが好みじゃないため見送っていました。
1話は、非常に癖が強いけれど、丁寧な描写で、主人公がわけのわからない状態に陥っている様を描いた導入でした。ただ、とにかく閉塞感のある不穏な空気と、これまで認識していた世界が崩れる様を見させられただけなので、まだ全体の雰囲気が掴めず、判断に迷っています。

ヲタクに恋は難しい

http://wotakoi-anime.com

原作は以前少し読んだだけですが、割と原作通りのアニメだという印象。
しかし、主人公の成海が可愛く見えなくて戸惑いました。動きと声がつくと言動の痛さが目立ち、顔の良さだけではごまかされなくなったのかも。例えば、元彼を「クズ」というけれど、交際中に二股されたのでなく、別れた後に新しい彼女を作っただけなら、文句を言う筋合いはないのでは。
さらに仕事ができない描写も辛いと思いました。ゲーマーなのに会社の複合機で操作ミスするとか、信じられないな!

なお、途中に7月放送「BANANA FISH」のCMがあって、そちらでテンションが上がりました。

ゲーム「ペルソナ5」に登場する土地・四軒茶屋のモデルである三軒茶屋周辺を聖地巡礼してみました。
といっても、私自身は遊んでいないので、プレイヤーの友人の付き合いです。

名前は知っていたけれど、三軒茶屋で降りるのはこれが初めての経験。
立派な商店街があって賑わっているのに、一歩裏路地に入ると道は暗いしスナックが多くて、初心者には少々緊張する街でした。ゲームで「ルブラン」がある周辺を探索する場合、世田谷通りから、肉のハナマサがある通りに入り、そこから路地へ向かう方が、若干遠回りですが安全だと思います。

まず、ゲームの「スナックニューマリーン」にあたる「スナックニューマリーナ」。
割とそのままの赤い屋根で、直ぐわかりました。
残念ながら、隣に「ルブラン」はありません。

ニューマリーナ

ニューマリーナの向かいには、「富士の湯」にあたる「千代の湯」。
利用者以外立ち入り禁止の札が掛かっていたので、中までは探検しませんでしたが、トタン板の壁など、現実で見るとちょっと驚くべき場所です。あと、入口を半ば塞ぐようにガードレールがあって、凄く入り難い構造だな!と思いました。

千代の湯

この2か所がよく取り上げられていますが、多国籍料理店やBar&dining田園、酔っ払いが屯している建物の空きスペースが、割とそのまま確認できます。
田園の看板は、ゲームだとかなり鮮やかなオレンジですが、現実では年代を経た感じに褪せていて、ゲームの方が現実より前の時間軸?とか思ったり。

多国籍料理店

「三軒茶屋バッティングセンター」に続く階段は、前述の「肉のハナマサ」(ゲームでは「スーパームラマサ」)の左に隣接しているのですが、階段の目の前に電柱があって見難いので、一瞬「どこ?」と探してしまいました。

バッティングセンター

私自身は遊んでいないゲームではあるものの、見せてもらった画面と照らし合わせても、なかなかの再現度で面白い散策でした。

明日ゲーム発売日なので、10日前に放映された「ペルソナ5発売直前特番」および「PERSONA5 the Animation -THE DAY BREAKERS-」を観ました。
http://www.aniplex.co.jp/p5a/

前半はゲーム紹介と製作陣・声優インタビュー、後半はオリジナルアニメという構成の一時間番組。
録画倍率のせいか、ゲーム映像の画質が非常に粗かったので、ゲーム中の画面を見たければ、PS Storeで配信中のHD画質版をレンタルした方が良かったのかな(15日まで無料)。

アニメの方は、今作の設定や雰囲気を要所で分かるようにしつつ、アクションも盛り込んで魅せる作り。
今回では仲間キャラにコードネームがあるので、名前のない主人公も、コードネームで呼ぶことができて、良かったですね。個人的には、ペルソナ主人公も初期ネームを作っていい時期だと思いますが……。
高巻杏は、ギャル風に見えて実は普通のいい子なんですね。モルガナも、もっと煩わしいタイプかと思いきや「マスコット」をしていて、この二人はアニメで可愛いと思いました。逆に喜多川祐介は、少し怖そうですね。

ゲーム本編は、ファミ通クロスレビューで39点(40点満点中)という好成績で、素直に凄いなと思いましたが、それでもゲームを買う気にならなかった辺り、私は自分がピカレスクロマンにまったく惹かれないタイプなんだとよく分かりました。
アニメのお陰で「心を盗む」という怪盗団のやっていることは分かったけれど、心を盗まれた悪党が、改心というには劇的に人格が変わるので、少し怖くなりました。主人公達は世直しのつもりでやっているけれど、逆に歪みが生じていくというような展開だったりしないか心配です。
そんな点も含めて、ちょっとペルソナ2罪/罰の風味を感じました。