• 2007年09月17日登録記事

ゲーム音楽コンサート「PRESS START 2007 -SYMPHONY OF GAMES-」に行って参りました。
オウミさんにお誘い頂き、ハルコさんとご一緒に参加。突然のことで、どんな曲目を演奏するのかも分かっておりませんでしたが、FF・DQ以外のゲーム音楽をオケ形式で聞けるのは珍しいなと思って興味深く感じました。
パシフィコ横浜の規模的に、残念ながら生音ではなく音源通してですが、オケ+混声コーラスで、たまにバンドと言う構成で、面白い造りになっていました。

ちなみに、プログラム記載の曲は下記の通り。

  • 大乱闘スマッシュブラザーズXメインテーマ
  • ロコロコのうた
  • アクトレイザーメドレー
  • シューティングメドレー(全10社17ゲーム)
  • エースコンバット・ゼロ「ZERO」
  • ワンダと巨像
  • ファイアーエムブレムのテーマ
  • [H.]演奏2曲
  • クロノトリガーのテーマ
  • オブリビオン
  • スーパーマリオブラザーズ
  • 悪魔城ドラキュラメドレー
  • 檄!帝国歌劇団 (vo.横山智佐)
  • キングダムハーツメドレー

いきなり植松伸夫氏がじんべえ姿で登場したのでズッコケました。桜井政博氏はスマブラXマスターアップの忙しい時期に拉致された模様で、若干お疲れも見えましたが、とても社交的な印象でした。野島一成氏は髪の毛が葉加瀬太郎でした。主催メンバーで私が分かったのはその辺ですね。
小林啓樹氏は、ナムコ社内サウンドクリエーターなので、リッジ等最近のナムコゲームで時折見掛けるお名前。田中公平氏は、もう有名過ぎますね。
ちなみにテノールは錦織健氏で、彼はトークさせても根っからのゲーマーなので面白く、また好きになってしまいました。それに「FFT獅子戦争」とか「FF12ジョブシステム」とか、サブタイトルまで言うのが拘っていましたね。

感想は、記憶に残ってる曲だけ抜粋。
シューティングメドレーは、知っている曲が全然なかったのですが、舞台上スクリーンに演奏曲のゲーム画面を映してくれた御陰で、出典が分かりました。が、植松氏曰く「大人の事情」でゲーム画面が使用出来なかった作品は、代わりに「不思議な映像」が挿入されて、会場の笑いを誘っていました。
エースコンバット・ゼロ「ZERO」は、曲も好きな調子でしたけれど、なにより映像が綺麗だったので感心。トレイラーを繋げただけと言う適当な映像でしたけれどね。スマブラの時は音響さんのせいかテノールに喰われていたソプラノが、とても良く響いていたのも素敵でした。
ファイアーエムブレムのテーマは、CMの歌付きで、私はCMの記憶が無いのですけれど、こんな歌だったんだと知る事ができて面白かったです。
檄帝は、その時だけノリがアニメ舞台でちょっと苦笑しました。横山智佐が司会で出て来た時に普通のドレスだったため、「檄帝の時はサクラコスに着替えるのでは」と思ってたのですが、チャイナっぽい衣装でした。完全に振り付きだったので、サクラの歌謡ショウでも歌ってるのでしょうね。
キングダムハーツは、メドレーにするより「光」だけにしぼった方がもっとオケ向きで良かったのではないかなと思います。
全体的に1曲が短く感じたのは、やはり元がゲーム曲だからなのでしょうか。

そしてアンコールですが……
実は、出演者の中に[横浜]THE BLACK MAGESと記されているのに曲目にFFがない、且つコーラスが混声合唱と言う二点から、絶対「再臨・片翼の天使」をやるに違いないと目星をつけてました。
ところが、アンコールに応えて演奏開始したのはオーケストラ。
「……あれ? 聞いた事あるようなメロディだけど、これなんだっけ」
と思ったままメドレー構成らしき曲が終了。終わってから、ゼルダメドレーだったと明かされて、任天堂ゲームに疎いなぁと我ながらガックリしました。多分、ゲーマーを名乗る人は、メロディを聞いて直ぐ分かるべきですよね。
で、その後にWアンコールで「片翼の天使」が演奏されました。流石に大人気ですね。
スクリーンはFF7ACの映像で、いきなり若社長が出て来たので凄い悶えていたのですが、結局白ローブを取ってはくれませんでした。社長の御尊顔は、ACを買わないと見せてくれないという事ですね。
植松氏は片翼の天使前に「エアリスのテーマやります」と冗談を飛ばしたのですが、本当にやったらウケたと思うので、次回に期待します。

帰宅が遅くなったので、ギリギリ更新になりました。

ゼロス30題「子供時代」更新。
またも予定を裏切ってお題更新です。まぁ、なにも更新しないより良いですよね。

「子供時代」は、順当に子ゼロス物にするか迷いましたが、彼は子供時代を引きずったまま大人になった人だと思い、こんなお話にしてみました。
白い世界で泣いている子供、と言う情景は、クラトスSS白夢と同じパターンですね。そういう形が好きなので、つい多用しますが、我ながら引き出しが少ないと反省もしています。
ちなみに、同じ情景でも、AKC(オリジナル)では子供が泣き止むお話を書いています。
テイルズの方でも泣いている子を助け起こしてあげたい反面、ゲーム本編がそれを担っているから、自分で書かなくても良いかなと思うのでした。書くとすれば、最終封印になるでしょうか。