• 2010年登録記事

PSPを買う事が決まったので、ソフト一覧を延々眺めてみました。
同梱版が出たらそちらを検討したいので、今直ぐ購入する予定はありませんけれど、遊ぶ予定を立てるのは楽しいですね。

取り敢えず、これは買うだろうなぁと思うのは、前から遊んでみたかった「勇者のくせになまいきだ。」。敢えて1作目を。
それから未プレイの「テイルズオブリバース」にも挑戦したいですね。
携帯ゲーム機的に、時間つぶしなら「ことばのパズルもじぴったん大辞典」でしょうか。
この辺はtheBestが出ているので、ちょっと買い揃えても問題なさそうです。

今「AKCで恋愛ゲーム」と言うネタが熱いので、恋愛ゲームもちょっとだけ気になっています。
実はPS2の時に設定が気になってた「リアルロデ PORTABLE」は、移植されたと言う事は面白いんでしょうか? 異世界飛ばされ物で、主人公がその世界のことを良く把握していると言うのは目新しい気がしています。
男性主人公で女性キャラを攻略する方に関しては、PSP製で惹かれる物は見当たりませんでした。これはゲームアーカイブスの方が充実していそうかな?
パラメーター上げてキャラを育てて、その数値によってエンディングに到達すると言う要素から見れば、恋愛ゲームの元祖はプリンセスメーカーかな、と考えるのですけれど、「プリンセスメーカー5 ポータブル」は母親プレイが可能なんですね。システムや世界設定的には「同4」の方が良いみたいなのですが、絵柄は懐かしい「5」の方が好きです。

始めるとプレイ時間が長くなるので、興味はあるけれど、あまり本気に購入に至らなそうなのは「ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険」「Zill O'll 〜infinite plus〜」「ヴァルキリープロファイル2 −シルメリア−」「プリンセスクラウン」ですね。
キャラクタークリエイトを目的に「ソウルキャリバー Broken Destiny」に手を出すのは愚かでしょうか……。
FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争」は、逆にTオウガでSRPGは充分になりそうなので要らないかな。
ざっとそんな感じです。

現在公演中の宝塚宙組「トラファルガー」のこと。

義父子和解シーンで、ジョサイアがこんな台詞を言います。
「私は貴方の右腕まで奪ってしまった」
ここで言う「〜まで」は、そんな大きなものを、と言うニュアンスで使われているのでしょうが、「右腕以外になにを奪ったの?」とも思います。

もし、ジョサイアが奪ったものが右腕だけでないとしたら、それはなんでしょう?

私は、ファニーのネルソンへの愛情だと思います。
ジョサイアは、マメに手紙を送っている様子や関わり方からして、かなり母親想い、言ってしまえばマザコンのようです。加えて、わざわざエマのことを母に知らせる筆には、両親の間に波風を立てようとする意図を感じます。
結局ジョサイアの望みは、「二人を離婚させ、自分だけの母上を取り戻す」ことだったのでしょう。
毎週の手紙は、母への思いやりだけでなく、かなり明確な義父への悪意を持ったものだった。だからこそ、義父から与えられていた愛を知ったジョサイアは、それまでとは180度態度が変わるのだと思います。
深い、贖罪の意識をもって。

……ジョサイア青年を単なる「ツンデレ息子」と片付けて良いのか?と気になったので語ってみました。

いつの間にか、「Akinator」が日本語に対応していました。
http://jp.akinator.com/

少し遊んでみたところ、残念ながら英語の頃より正答率が下がったような気がします。
日本語に訳しているのではなく、別途データベースを構築しているのでしょうか?
対応しているキャラが多くなり過ぎて、割り出す為の設問数が足りないと言うこともあるのでしょうけれど、1回の質問タイムで「男性?」「女性?」「女の子?」と来た時には、定められた設問数を無駄に消費しているなと思いました。
でも進化した点として「テイルズシリーズのキャラクター?」「マスクを被っている?」と言うピンポイント過ぎる設問が出来たことで、リオンとジューダスはちゃんと別に当ててくれるようになりましたね。
「詳細を見る」でどういう判定をしているのかが分かるようになったのも、データベース的には良いかな。逆に、よくこれだけの情報で当たるものだと一層疑問になった気もしますが……

ベニー松山著「風よ。龍に届いているか〈上〉」

ベニー松山氏の作品をちゃんと読んだのは、実は初めてです。
読んでいたのは、ベントスタッフの攻略本のゲームノベライズ短編のみ。PS版「BASTARD!!」は如何にテキスト重視ゲームと言っても小説でないし、同作の小説「黒い虹」は、完結してから読むつもりで、流し読みしかしていません。

キャラの善悪の属性で侵入できるフロアが違う、呪文使用回数など、ウィザードリィ「リルガミンの遺産」を遊んでると説明されるまでもない所なのでしょうけれど、巧く説明付けて盛り込んでいるので、「ゲーム的」などと一々引っ掛からずに小説として読めるのは、さすがだと思います。
国を救おうと迷宮に挑む冒険者の宿で、なぜ金を取るのかの下りは、そこを説明するかとちょっと面白かったです。
また、WIZ自体の設定ですが、僧侶が善悪どちらかでないといけない(中立では僧侶になれない)と言うのは、真理だなぁと思います。
バンシーが予告した死の危険は、登攀からの落下だけなのか。アドリアンは何者か。消息の分からないフレイはどうなってしまったのか。そしてそもそもの問題である大災厄はどうなるのか、先が気になります。
そして主人公として爽快なジヴに、マイノス、ザザと言った味のある仲間キャラが脇を固めていて、キャラ小説としても楽しめます。
が、敵の妖獣ゼノの表現が生理的に不快で、読破後に気持ち悪くなってしまいました。
これから展開されるだろう閉鎖空間での戦いが恐ろしく、続きを読む事を少々躊躇してしまいます。ボルフォフの手傷はどう読んでも危険な伏線で恐怖を煽るし……。文章表現力が豊かすぎるのも、ここまでホラーだとマイナスかも? 描写として成功している、と言えますけれどね。

「隣り合わせの灰と青春」も合わせて読むと、キャラの背景などが分かって楽しいのだろうな、と思いますが、さすがに「隣〜」を今から入手するのは難しいでしょうね。

再び、宙組公演「トラファルガー/ファンキーサンシャイン」11:30観劇。
前回と対極の、2階端(B席)です。今回の舞台では、唯一の上手側席。これまで見えていなかった側の表情などを楽しみに、脇役中心でがっつりオペラを覗き込みました。

どういうわけか、今日は芝居でもショーでも、オペラを持ち上げると鳳樹いちが視界に入って来ました。特徴のある顔立ちなので、眼を惹くのでしょうか。
バラス役以外に、イギリス兵も演じているなことは前回気付いていましたが、同様にフェルディナント国王陛下@天羽珠紀も出番終了後はイギリス兵に変わっているのですね。段々、プロローグやトラファルガーの海戦でどのキャラがどの位置に兵士として紛れ込んでいるのか、見分けられるようになってきました!
あと、鳳翔大のアピール力って凄いですね。どんな端で踊っていても目立つ、不思議な空気を持っていると感じます。

芝居の方は、前回より一層深まって、毎回泣かされるエドマンドの台詞以外に2度も目頭が熱くなりました。
具体的にはジョサイアとの和解と、ラストのホレイシア抱擁シーン。
ネルソンの「父親」としての包容力、愛情の深さが増して来ているのでしょうか。勿論、父だけでなく子であるジョサイアとホレイシアとが良くなって、相乗効果と言うことなのは間違いありません。
あと、レストランシーンでのファニー@花影アリスに、「女の怖さ」を今まで以上に感じました。「カード遊びに興じたり」など言う度に、ネルソンの顔が強張り、ハミルトン卿が嬉しがり、と場の居たたまれない度合いが増していましたね。

今回、同行した友人がハミルトン卿を「嫌な男」と受け取っていたのが興味深かったです。
演者がハートフルな印象なので、もう少し二人が違う関わり方をしていれば、エマを芸術品としてでなく人間として愛せたのでは、と私は感じていました。
でもレストランのセッティングや、その時の「楽しい」発言の嫌味っぽさを考えると、友達にはなりたくない人ですね。もし主人公とヒロインの恋愛を肯定的にするならば、ハミルトン卿は嫌な男描写の方が正解なのかも。けれど、賭けの勝利を伝えるシーンなどは良い人だったりするので、これは脚本の方向性が中途半端なようにも思います。

ショーは楽しみ方が分かったので、逆に語る所が少なくなってきました。
気になる所としては、3組デュエットで、北翔海莉&純矢ちとせペアが今日も物凄い速度で回ってました。
最も体格的に厳しいペアに見えるのに、全力回転!と言う勢いに、大江山花伝でも一人回転が早かった渡辺綱を思い出して笑った反面、残り2組の回転速度と合わせて貰った方が、全景として綺麗に見えそうですよね。
千秋楽までに、他2組の様子も見て速度を合わせて貰えると良いなぁと期待しています。

公演と直接の関係はありませんが、キャトルレーヴで逆転裁判曲「フェニックスライト」が販売中止になっていました。
著作権上の理由と言うことでしたが、ゲーム音楽を使っているのってこの1曲だけでしたっけ? それとも、CAPCOMとは無関係の著作権でしょうか。ちょっと気になりました。