「テイルズオブシンフォニア THE ANIMATION 世界統合編第2巻」を視聴しました。
OVAシリーズは、テセアラ編でいったん独自路線に舵を切りましたが、結局ゲームの展開をなぞることにしたようですね。
前巻同様、ゲーム(ファンダムvol.2含む)の台詞が多々盛り込まれていました。
すべてのキャラクターに一応の見せ場も用意されていて、各ファンにだいぶ配慮していたと思います。
好意的な感想は以上で、以下は辛口です。
正直なところ、30分視聴して、良かったと思ったシーンはコリン(ヴェリウス)登場の瞬間のみでした。
脚本と演出、そしてシリーズ構成については、世界統合編1巻先行上映会以来、良いところ探しができません。
私はOVAについて、公式ライセンスの二次創作だと思い、楽しむ方向で観ているのですが、公式ライセンスで作っている以上、監修はちゃんとして欲しいと思います。もっとも、ゲーム版スタッフでも、作品やキャラクターの本質を理解しているのは実弥島氏だけなのかも、と最近は思います。
なお、親子一騎打ちがないこと自体は、物語展開のひとつとして受け入れました。その分、3巻では親子の会話があると信じています。
最後に、これまでのネガティブな気持ちを吹き飛ばすような大団円がくることを願いつつ、視聴感想でした。