• 2013年登録記事

難易度6終了(無印版ストーリークリア)まで。

難易度4〜5のストーリーはのんびり進行だったため、難易度6で本当に一区切りするのか疑問視していたのですが、急展開で一気に終わりました。
主人公はソーマでした(笑)。
終末捕喰を引き起こした方が良いほど世界が末期状態だとは感じていなかったので、支部長の計画実行のタイミングが納得できませんでしたが、愚民嫌いの選民思想者らしい結論かな。理解できない計画ではなかったです。
ノヴァの巨大さが最初分からず、あれが頭部であることに途中気付いて「こんなデカ物相手に戦えるわけがない」と思いましたが、実際に戦うボスは別だったんですね。久し振りに回復錠を使い切りましたが、評価はAAだったので初見の割にスムーズだったのではないでしょうか。
スタッフロールで1人でいるシオの姿に悲しくなったけれど、同時にシオは月で生きているんだ!という希望も持てました。
ところで、この世界の月はアラガミになったということで良いのかしら?

ストーリーとは全然関係ないですけれど……
毎回、湯気が出ている熱々コーヒーを一気飲みするアリサを、面白いなぁと思って見ています。最初は、一気飲みモーションしかないのかと思っていましたが、他のキャラクターがゆっくり飲むモーションをしていたので、技術や容量上の都合ではないですよね。
実はコーヒーが苦手なアリサが、少ない配給の中からサクヤが振る舞ってくれたコーヒーを無駄に出来ず、味を感じないように一気に飲んでいるのだ、と妄想しています。

以前装備について触れましたが、この難易度に達して、全面的に見直しました。
基本的に、私はMISSIONごとに装備を変えることはせず、慣れた装備で挑むようにしています。そのため、どのようなMISSIONでも対応できる万能性を重視しました。
まず、盾は付随スキルが好みで「オセロー」を活用していましたが、少し耐性が見落とりする気がしてきたので、あらゆる耐性数値が上回る「抗汎用シールド 改」に変更。
銃も、従来のブラスト「バシリスク(イビルアイ系列)」は神属性特化で万能性がないこととから、各種属性倍率が高いブラスト「ビューグル砲 新改」を作成しました。この変更により、銃の貫通力は著しく低下しましたが、その分は属性ダメージで補います。元々、貫通攻撃はショートソードで対応させているので、今のところ不都合はありません。
最後に、制御ユニットをBURST中は体力を自動回復する「プラーナ」に変更。以来、回復錠の使用数が著しく減少しました。
変更しなかったのは、ショートソード「獣剣 老陽 序」と強化パーツ「応急キット1」&「体力強化2」。この辺は、もっと劇的に性能が良い装備が手に入らない限り、変更しないと思われます。
これで、武器防具を合わせた時のビジュアルも良い感じになったと思っています。今まで、イビルアイ系列に付いている「目玉」が微妙だと思っていたので。ただ、スキル「駆除部隊」を失ったことだけは残念に思っています。

ちなみに、装備を見直したのは、獣剣とイビルアイの両方の強化に素材「帝王牙」が必要だった為です。獣剣は牙4本、イビルアイは牙2本。
帝王牙入手は難敵ディアウス・ピターを倒す必要があるため、延々と同じMISSIONに挑みました。のべ11体目で、獣剣に必要な4個目の牙を確保しましたが、これ以上挑み続けるのが苦痛で、イビルアイは諦めることにしたのです。
今度の装備は、強化素材が被っていないと良いのですが……。

ミユキ蜜蜂作「Jupiter ~THE IDOLM@STER~」

昨年「花とゆめ」系列3誌にて、ゲーム「アイドルマスター2」に登場する男性ユニット“Jupiter”を題材とした公式コミカライズが行われました。本作は、その中で「花とゆめ」本誌に連載されたストーリー漫画版。
http://www.hanayume.com/hanayume/jupiter/

表紙のカラー絵が私の好みと合わないので少し不安でしたが、本編の白黒絵は非常に良かったです。
特に「天使のミルクティ」TVCMの翔太が可愛過ぎて感動しました。

他のタイアップ漫画とは異なりストーリー性の強い内容。
ゲームで求められていた悪役ポジションから解き放たれ、正統派男性アイドルとして活躍していました。961プロを止めるまでが半分で、残り半分は新事務所での活躍、とサクサク進むのも良く、アイドルを愛でるファン視点で、気持ち良く読めます。結構笑いどころもありますしね。
キャラクター造形に関しても、最も公式+ファンイメージと近い印象。個性の異なる3人のバランスも良く、特に弄り倒したくなる「アホの子ツンデレ」な冬馬が良いです。
特定キャラをピックアップした「コミカライズ」として、非常に良い漫画だと思いました。

なお、最終話のオチは事前に知っていました。その為、単行本の描き下ろしページで詳細が発表される可能性に期待していたのですが、残念ながらそれはありませんでしたね。
トリオとして完成している3人なので、新キャラを投入するにしても、どういう性格の子が来るのかドキドキします。個人的には、1人ではなく2人投入を期待。その場合、一方は眼鏡ビジュアルだろうと決め付けています。

描き下ろしページの大半を占める公式小説は、既に漫画本編でも見たような展開で、目新しさはありませんでした。どうせなら、翔太か北斗視点のお話になっていれば、視点が変わって少しは面白かったかも知れませんね。

花とゆめOnlineで連載された「D@YS OF Jupiter」は、3/28までウェブ掲載。
ぷろとん先生の4コマ「ジュピターさん」の単行本もお待ちしています。

「KI・CHI・RI」渋谷店で夕食をいただきました。
http://www.kichiri.co.jp/

創作和食だと思って入店したら、ピッツァやココットまであって意外と幅広いメニューを楽しめました。
どの料理も、それなりにボリュームがあり、味付けは酒が進む濃さ。色々目移りして頼むうちに、ちょっと食べ過ぎました。
特に「甘エビの和ヒージョ」を食べた後、残った味噌ソースに米を入れて出し直してくれたのですが、そんなサービスがあるとは知らなかったので、締めの御飯を別に頼んでしまったのでした。嬉しいけれど、注文した時か皿を下げる段階で、その辺の説明が欲しかったですね。
飲み物の方も、ワイン、日本酒、カクテルと豊富。その中でも、ティーセレクションが面白かったです。要は紅茶なのですが、ブレンドした茶葉を十数種類持って来てくれて、自分の好みの匂いや効用から選べるのが新鮮でした。

店内はモダンで寛げる雰囲気。
ただ、通路(廊下)と席の境界となる天井部分を低くした構造は個人的に不満。ちゃんと仕切るか、簾を下げて貰った方が嬉しいですね。微妙な高さなので、頭をぶつけるし、その割に通路を通る人の目線が遮られるわけでもなく、あまり意味を成していないと思いました。

全体的には、アタリだったと思います。
女子会等で活用するのが良さそうです。

五十音順キャラクター・ショートショート【る】
→ルールは2012年12月17日記事参照


 ルーン文字が刻まれた、古ぼけた杖だった。
「判定するぞ」
 期待と不安が互いに引き合う緊張の中、私は宣言し、魔力に満ちた壺を傾けた。その口から、紅い魔力の液体が流れ落ちる。液体の触れた箇所から杖の輝きが蘇る光景に、心が逸る。
 この魔法の液体に浸せば、あらゆるものが本来備わっていた力を取り戻す。
 私と彼は震える手で杖の表面を拭い、いまやはっきりと視認できるようになった銘を読み上げた。
「……ルーンスタッフ」
 現代では製法が失われた、伝説級の杖だ。
 危険な坑道から杖を持ち帰った友人は、感動を籠めて息を吐いた。
「念願のルーンスタッフを手に入れたぞ!」
 ほとんど同時に、私は彼に伏して願った。
「譲ってくれ、頼む」
 一瞬の間があってから、彼は私に笑いかけた。
「だめだ」
「見損なったぞ、エドワード」
 呻くような声が出た。
 勿論、発見者である彼に第一の所有権があることは認めよう。だが、坑道の入抗許可証を手配し、金欠の彼に代わって魔法の薬ルーンボトルを用意した私の助力も鑑みて貰わねばならない。
 その上、私は宮廷魔術師なのに、いまだに店売りのルビーワンドを使っているのだ。魔法大国たる我が国の威信を保つため、国民の協力を期待しても良いはずだ。
 私の訴えを彼は一蹴した。
「私の方が危険な旅をして、世界の魔術発展のために貢献しているさ」
 だが、その危険な旅の中で彼が杖に求める役割は、私が許容できることでない。
「どうせ、ただの杖として使うのだろう」
「そういう歳なんだよ」
 魔法の発動体として活用されないなら、ただの樫製ロッドで十分だ。
 しかし彼は頑なだった。
「とにかく、これは譲らない」
 そして、神話に登場する杖の名をあげて、こう約束したのだ。
「次にスターメイスを見付けたらこっちは譲ってやるさ。お古だがな」

 ――結局、スターメイスを見付けることなく彼は逝ってしまい、形見としてルーンスタッフは私の元にやって来た。
 だが、私は待っている。彼がスターメイスを見付けて帰ってくることを。それまで、この杖は預かっているだけなのだ。

ルーンスタッフは遺された
……ルーングロム(ゲーム「テイルズオブファンタジア」)


何も考えずに書いた典型のようなSSで、ごめんなさい。

ルビーワンドは過去のアルヴァニスタで販売している杖。一方、ルーンスタッフは過去のモーリア坑道B10で宝箱から入手可能。攻撃力が倍以上違います。
未来のアルヴァニスタではルーンスタッフより2.5倍強い「ホーリィスタッフ」を販売中。この後、ルーングロムの下でルーンスタッフの研究開発が進み、ホーリィスタッフ開発に寄与したのだと勝手に宣っておきます。
なお、ルーンスタッフの次に手に入る杖はユニコーンホーンですが、エドワード・D・モリスンは清らかな乙女じゃないので最初から狙っていません(笑)。
スターメイスは、未来世界のダオス城の宝箱から入手可能。エドワードが入手するには、クレス一行に入れて貰うしかありませんね。

2012年4月1日エイプリルフール限定公開したベアルファレスサイトより、そろそろ時効と言うことで収録。


 毎朝の習慣として顔を洗い、覗き込む水瓶の中に亡霊を見る。
 数多い兄弟たちの中でも、ディアスと彼は特に似ていた。
 蒼い髪、浅黒い肌、切れ長の眼、薄い唇――そして、一度敵とみなせば即座に切り捨てる冷徹さまで。
 だが、彼の歳を超えた頃から、ディアスは水面の向こうの男が本当は誰に似ていたのかを知った。
 感傷はない。
 感傷は多くのものを奪い、なにも与えない。
 ディアスはただ、水中の男を見下ろすだけだ。
 同じ顔の男を、もう一度殺すことになるだろう予感と共に。


ウェルド「ディアスって、ナルシスト?」
ディアス「……」