• 2014年登録記事

カードの荒稼ぎにも飽きたのと、GFがもっと欲しくなったので真面目に物語を進めました。
現在地:デリングシティ(魔女暗殺作戦中)
そろそろディスク1終了ですよね。サクサク展開するので、物語自体は意外と短めなのか?という気がしてきました。

列車内ではラグナ編へ移行。
普通、個室にいた集団が全員眠りに付いたら、ゼルでもちゃんと催眠ガスを疑うんだな、と少し見直しました。
でも2回目ではもう慣れて「あっちの世界に行った」と言い出せちゃうのは、やはり元々ファンタジー世界の住人だからかしら。

ラグナ編では、ラグナ君の調子の良いところやテンパリ具合を見て、微笑ましい気持ちになります。

ラグナ

ウォードは銛、キロスはカタール装備という、とても正規兵には見えない武器ですが、3人とも歴としたガルバディア兵なんですよね。上官も含めて、あまり真剣味を感じません。現代でもウェッジ&ビックスが所属しているくらいだから、諸外国が抱く印象とは裏腹に、割と緩い軍隊なのかな。

ちなみに、ラグナ編でもG.F.付け直しはできましたが、魔法の受け渡しはラグナ編に来たメンバー間でしかできないのですね。直前にセルフィの魔法をリノアに全譲渡していたので、セルフィが未強化状態で焦りました。
あと、パーティの離脱でジャンクションが勝手に外れていることがあり、一見親切なようで微妙に不親切だと思いました。パーティの入れ替えが収まるまでは、魔法の配置など整えても無駄になるので、気にしない方が良さそうですね。

以前も書いた通り、シナリオブックを持っているので、知った話を追体験している状態ですが、森のフクロウとの契約書(シドの説明版)には笑いました。

森のフクロウさんへ

なんというブラック企業!(笑)

ティンバーマニアクス編集長とのやり取りは、4パターンすべて確認するくらい面白かったです。
幾つかのゲームのシナリオブックを持っていますが、さすがにどの作品も、街の人との会話までは網羅されていません。また、テレビ局の一件後、画面内にいるのにゼルが無言な姿に「責任を感じている」と受け取ったのですが、こういう「その場にいるのに何も喋らない」ことで受ける印象も、会話しか載っていないシナリオブックでは分からないところですよね。
こういう細かいことは、実際にプレイしたプレイヤーの楽しみだなぁと改めて思いました。

カードゲームの方は、物語を進めていると忘れがちですが、一応各地方で道行く人に挑むようにしています。
ティンバーでは、一戦目でアンジェロのカードを確保。バラムから持ち込んだ「オープン」ルールが伝わりました。
パブの裏の酔っぱらいと戦ったときは、「セイム」でカードをひっくり返された上、コンボまで発生して完敗しました。「サドンデス」も、単に連戦になるだけかと思ったら相手の手札と入れ替えが発生すると知って、ビックリしました。
慣れないルールが含まれていると、少し緊張しますが、ゲームに奥行が生まれて良いですね。

現在地:一家解散

急展開。
ランクの上昇と同時に、ジグに対する不満が積み上がってしまう今回の展開でした。

修練「回覧板配達人」で、ジグの修練を横取りしようとしたビャッケは、確かにズルいかもしれないけれど、機構という仕組みの中で上を目指しているだけなんですよね。
それを一々アンチ呼びするジグにまず違和感がありました。
これまでも、修練結果をジグを倒して手に入れようとするランカーはいたので、ビャッケだけが特殊ではないんですよね。まぁ、彼の場合は戦いもせず掠め取ろうとしたから、ジグの神経に障ったのでしょうが……。

で、その後、ベイガーと再会。
なんと、ベイガーのランクを抜いていました!

ベイガー

俺の存在が励みになっただろ、と言われてジグは否定するけれど、プレイヤーである私は、確かにベイガーによって奮起させられたところがあるので、肯定してあげたいところでした。
ジグはランク1位になっても修練していそうだと思います。その高みを目指す姿勢は凄いけれど、人間的に魅力を感じられないのは何故でしょうね。自分で考えて強さを求めているのではなく、機構の仕組みの中で動かされているだけに見えるからかなぁ。

その後、センゴクからの修練を受けるためラ・キット遺跡へ行き、ここでまさかのタイロン失踪。マキスも離脱。
はっきり言って、何が起きたのかよく分からないまま、1人でガンドアに戻ることになりました。
直前に「鉄道の歌」や、親方の為の道路掃除など、タイロン一家の可愛いところを見ていただけに、余計に呆然とするし、悲しいです。
ちなみに、前回ランカーズファイルに対戦履歴がないことを気にしていたリドは、一家解散命令の後戦うことになりました。タイロンがいなければ一家の絆もこんなものか、と凄くガッカリしただけに、その後のポッドの優しさが厳しくも心に沁みます。
タイロン一家に入った時以上の四面楚歌状態で、一瞬「せめてレンがいれば」と思ったけれど、彼女がいても無駄ですね。

しかし全体的に解せません!
ジグは口下手にもほどがあります。ベイガー相手ならあんなに口が回ったのに、ファズ相手だと全然ダメですね。実際問題、ユーリこそカンタレラに手を下した当人だと知っているのだから、そのことを皮肉ってやっても良かったと思う、意地の悪い私でした。
ちなみに、マキスの言い草も大いに不服です。あの時点で、カンタレラの生き残りを捜しに何処へ行けば良かったというのか。
会話が噛み合ない人たちばかりで、ちょっと疲れる展開でした。

佐藤賢一著「王妃の離婚」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
醜女と名高い王妃ジャンヌが、王ルイ12世から離婚訴訟を起こされた。義憤に駆られた田舎弁護士フランソワは、王の息がかかった国選弁護人に代わり、二人の結婚の成就=肉体関係を証明。遂に王を召還するも、王は愛はなかったと主張する。未練を捨てた王妃は離婚を受け入れ、フランソワもまた、裁判を通して学生時代の情熱と希望を取り戻したことで、各々自分の意志による人生を歩むことにする。

痛快!
冒頭は状況も分からず退屈に感じましたが、フランソワが王妃の弁護を引き受けた途端、鮮やかに状況を覆し、返す刃で相手を攻撃していく鋭い弁舌に、胸がすく思いをしました。
ジャンヌ王妃が、元々王女として生まれた人にしては庶民的だったり、裁判を引き受けるまでの展開が遅すぎるなどの突っ込みや不満はあります。しかし、エンターテイメントとして楽しめたので、それで十分でした。

この作者に対しては、下世話且つ露骨なエロス表現をするイメージがあり、なんとなく苦手感を抱いていたのですが、この作品は正に「やったか、やらないか」が論点なので、却って良かったと思います。

現在地:カドモール水源から帰還
ガンドアに帰還したところを襲撃され、逆にランクアップ。2万台ランクとお別れしました。

前回どこの誰か忘れていたクロヴァ(56896位)を倒し、依頼等で52246位までランクアップしました。その後フェオン(56114位)とも戦っておいたけれど、これだとお互いランクに影響しないので気楽です。
上区にも行き、ランクが低い順に3人倒して33962位まで。ランクが9万台の頃は少しずつ階を登っていたけれど、最近は1〜2段飛ばしの勢いで上がっていきます。
結果として、一家の兄貴分であるリド(61027位)を大幅に超えてしまいました。もしかして、リドは初遭遇時絡まれた段階で挑んでいないと、ランカーズファイルの戦績に残らなかったのでしょうか。取り返しが付くと良いのですが、リドは合鍵を渡す対象だから、任意のタイミングで挑めないのですよね。

ケーブルカー駅で喝を入れてくれたタイロンや、砂漠まで世話を焼きに来てくれたトレンスなど、見守る人に恵まれていると思います。
でもそういう周囲の気遣いは分からないジグなので、たとえアンチ討伐の修練中でも、道行くランカーにランキング戦を挑んでいきますよ。

ところで、ランキング戦によって上位側のランカーが受ける利点はありませんよね。
コピー能力持ちのジグは、下位ランカーと戦っても得るものがあるけれど、普通の上位ランカーにしてみたら、単にランクを奪われるリスクがあるだけです。以前ベイガーがランキング戦は避けたように、受けないのも一つの手だと思いますが、なぜかほとんどの人は、ランクが著しく低い相手からの勝負は断り、ランクが迫って来たら受け入れるのですよね。リスクが上がるだけなのに不思議です。
まぁ、バザルタ所属の人はみんな戦闘民族だから、基本的には強い人と戦いたいという性格なのでしょう。

物語的には、ただランクアップが目的だった時代から、アンチ問題というストーリー上の核になりそうな話へ突入。
いまのところ、イゴリダはピンク髪だったのでマキスの関係者。
乱入して来た鉄仮面は、顔出しNG=既出キャラ=ハースと疑っています。