• 2018年08月登録記事

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三菱一号館美術館「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 1780年パリに始まるエスプリ」
https://mimt.jp/chaumet/

フランスの老舗ジュエリーブランド「CHAUMET」の伝統と歴史を紹介する展示会です。
いくつかの展示室は写真撮影が許可されていたので、カメラを用意していけばよかったと後悔しました。

展示は、8つのテーマに分かれています。
前半(1 歴史の中のショーメ・2 黎明期のミューズ)が、事前に想像していたショーメらしい展示室でした。
創業から間もない頃は、ナポレオンと皇后ジョゼフィーヌの御用達ブランドとして、非常に政治的な意味合いを持つ作品を作っており、歴史的にも興味深い内容でした。
個人的には、宝飾実物とそのデザイン絵やそれを身につけた貴婦人たちの絵を並べて展示してあるのが面白かったです。当時の肖像画家は、実に細かく見たままを描いていたことがわかります。でも、これを描くためには、描かれる側の忍耐力が必要だったでしょうね。

圧巻は、壁一面にティアラ模型が飾られたフロア(3 戴冠!ティアラの芸術)。
模型といっても、フレームの細工は実物通りなので、そのまま装飾として遜色なく見えます。ティアラ実物も展示されていましたが、模型の状態で十分興味深かったです。

3DSの草刈りアクションゲーム「シバ・カーリーの伝説」体験版を遊んでみました。
http://www.librage.biz/shibakari

THE LEGEND OF KUSAKARI シバ・カーリーの伝説

任天堂の某有名アクションRPGと酷似したタイトルロゴに、おやじギャグっぽいタイトル。明らかに「バカゲー」だなと思ってダウンロードしました。
体験版では「ミッション」を3面まで、「エンドレス」を30秒だけ体験できます。

遠い遠い昔、サザンクロスという国でのおはなし。
魔王の出現と共に、モンスターが現れ
世界は戦火の中となる。

その時勢にて
シバ・カーリーというもの
戦わずして、草を刈り続けたという。

シバ・カーリーは
せめて、皆さんに気持ちよく戦っていただくため
草に足をとられて、不本意に負けたりしないように
フィールドの整備をしているのだった!

という導入通り、主人公を操作して、フィールドの草を刈ります。
できることはそれだけ。なんとも地味なゲームですが、意外と遊び心地は良かったです。

草刈り

シバ・カーリーはBボタンで目の前の草を刈り、Aボタンで回転切りを使います。
フィールドには魔物や兵士がいて、どちらも接触するとライフが減るので、上手く避けなければいけません。しかも時間経過でもライフは減少するため、下手な迂回策では時間が掛かってやはり死んでしまうことに。
結果、無駄のないコース取りを考えたり、どのタイミングで回転切りを使うか考慮するためにリトライを重ね、1秒ずつ詰めていくことになりました。これはある意味、パズルやレースゲームの面白さが加味されていると言えそうです。

クリア

面クリアだけなら多少無駄な移動があってもなんとかなるけれど、最適解でないとSにはならないので、難易度は見た目より高め。
特に、3面で登場する立っているだけで急速にライフが減る黄色い大地は、ミスを許さない、やや理不尽な難易度付け要素だと思いました。1つの面に掛かる時間は短いので、やり直しのストレスが溜まらないのが幸いでしょうか。

私は、ひたすら草を刈る効率を追求するエンドレスモードの方が面白く感じました。

エンドレスモード

音楽は、わざと外した音程が面白い「音痴な曲」。よくできた曲なのですが、長時間聞いてると不安感が増し、精神が病みそうになります……。
この曲を聴きながらプレイし続けるのは、少し辛いです。

体験版を出すだけあって、ゲームとしてちゃんと作ろうという意欲がある、好感触のバカゲーでした。

シバ・カーリーの伝説CM