シンフォニアは、好感度システムを搭載したゲームです。
今回は、拙作「最終封印」のロイドが、ゲーム中に設定されている選択肢のどれを選んで、仲間たちの好感度を変動させているかを振り返ります。

まず初めは、03話
イセリア大聖堂におけるクラトスの「おまえは足手まといだ」に対する返答は、「……わかった」。これは、ロイドがただの熱血キャラではなく、意志を貫くキャラクターだということを示せる選択肢だと考えて採用しました。
クラトスの好感度が上昇(小)です。

続いて、10話
レミエル降臨後、最初に話し掛けたキャラクターの好感度が上昇(小)しますが、これは順当にコレットでした。

13話のジーニアスのお願い「ダイクおじさんに頼んでよ」は、「わかったよ」。ジーニアスの好感度が上昇(小)です。
が、続く14話でマーブルさんの台詞「お逃げなさい」に対して、即座に肯定しているため、ジーニアスの好感度が下降(小)。差し引き0になっています。
これは、別にジーニアスの好感度を下げたかったわけではなく、ロイドの状況判断力はそこまで低くない、且つ精神的に子供でないと思ったので、大人な対応をさせました。まぁ、どのみちその後で反撃しちゃうのでね(笑)。

ダイクの家に移ってからは、16話の「ベランダに行こう?」という提案に同意しているので、コレットの好感度が上昇(中)。
更に、18話で墓前の会話イベントを発生させているため、クラトスの好感度が上昇(大)です。
なお、ゲームでは、ベランダに行った時点で他の会話イベントが消失するのですが、「コレットを待たせるのは変」「墓前シーンは親父越え企画的に逃せない」という理由で、アレンジさせて頂きました。

間があいて、次に好感度が影響するポイントはトリエットの夜。
33話では、コレットと会話しているためコレットの好感度が上昇(小)。リフィル先生とも話していますが、先生は2回話さないと好感度が変動しないため、ここは変化なしです。
ここも、意図的にコレットの好感度を上げているわけではありません。コレットが1人部屋では護衛の意味がないと考え、ゲームと部屋割りを変えたので、リフィル先生にエクスフィアを渡すイベント発生の都合上、コレットと会話することになりました。
34話では、クラトスを追い掛けてクラトスの好感度が上昇(中)。個人的に好きなイベントです。

こうして確認してみると、見事に、コレットとクラトスの好感度しか上がっていません!
先生とジーニアスを軽視しているわけではないのですが、本編の流れに沿うとコレットが優先され、次いで親父越えという企画趣旨からクラトス偏重という結果になりました。

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