• カテゴリー 『 イベント 』 の記事

「リアル脱出ゲーム」を手掛けるSCRAPと、東京都の地下鉄業者・東京メトロのコラボイベント「地下謎への招待状」に参加してきました。
http://realdgame.jp/chikanazo/main.html

東京メトロ一日乗車券を駆使して、駅を回りながら謎を解いていく謎解きイベントです。
私のプレイ時間は、昼から開始して途中休憩も含めて、五時間強。移動が多くて、最後はヘトヘトになりました。
友達同士でワイワイと「オリエンテーリング」的に楽しめます。また、今回は元々存在する建築物等をネタにしている箇所が多く、プチ東京観光気分も味わえますね。

解く糸口が見付からずヒントが必要だったのは1問(b)。これは、若干不親切な問いだったと思うので、ヒントなしで解けた方は尊敬します。
あとは、最後の問題を解く情報の解釈を間違えて少し手間取りましたが、その分解けた時には達成感がありました。

参加者が多く、キットを手にした仲間をたくさん見掛けました。特に、謎のヒントがある場所は人が群がっていましたね。意外に年配の方もいらっしゃいました。
ある駅の改札では、あまりに多くの人間が謎を解く為に立ち止まっているので、「電車が止まっているのか?」と勘違いされている一般乗客もいらっしゃいました。多くの参加者で賑わうのは企画運営側にとっては良いことですが、ゲームと関係ない本来の利用客がビックリしないように、なるべく邪魔にならないところで楽しまないといけないですよね。

141109.jpg

汐留ミュージアムの「ジョルジョ・デ・キリコ展 変遷と回帰」
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/14/141025/

習作も多いですが、1人の人物の展示にしては点数が多くて見応えがありました。
とはいえ、人物や馬等を写実的に描いている作品がある一方で、デ・キリコ独自の「形而上絵画」も並んでいる図に、同じ人物の作品と思えず、正直困惑しました。
ピカソに対しても思うことですが、どうしてこういうシュルレアリスムに行き着いてしまうのか、凡人たる私には理解できません。それが芸術だと言われればそうなのか、と思う反面、精神の病ではないかとも思ったり……。

美術館が用意されていた「ジュニア向け鑑賞ガイド」が秀逸だと思いました。デ・キリコがどういう作品を作った芸術家なのかという情報や、奇妙な作品に対する謎掛けがされています。小学校3・4年生向けの手引きとなっていますが、大人でも面白く、参考になりました。

Bunkamuraザ・ミュージアムの「進化するだまし絵 Into the Future」展覧会を観てきました。

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_deception/index.html

だまし絵(トリックアート)が好きで、名古屋でもわざわざ渡辺健一トリックアート美術館に行ったことがあります。

この展覧会では、本物と見紛うような絵だとか、逆に本物をシュールレアリズム化したような作品も展示されていて、「だまし絵」の定義が、私が考えていたよりずっと広いと知りました。
現代美術の多くや映像作品は、正直ちょっと理解できなかったかな……。
もちろん、角度によって違うものが見えるとか、一見すると違うものに見えるとか、そういった分かりやすい古典的なだまし絵も多数あり、楽しめました。

現代作品で面白かったのは、2点。
一つは、ケリー・ライガンの「トカゲ」。ある一定の角度で光を当てた時だけ、影がトカゲの姿になるオブジェ。どうしてそういう計算ができるのでしょうね。同じ作りの「蚊」は、観るだけで痒くなってくるリアルな造形でした。
もう一つは、ダニエル・ローズィンの「木の鏡」。仕掛けは凄く単純でコンピューター仕掛けという時点で狡いのですが、あの単純な木片が、非常に細やかに人を映すので感心しました。

佐賀県はどうしちゃったんですか……(笑)。
http://romasaga.jp

サガシリーズと佐賀県のコラボによる「ロマンシング 佐賀」。
佐賀県のホームページでも、ちゃんと扱っています。
http://www.pref.saga.lg.jp/web/kensei/_1368/_73131/_78201.html

誰もが一度は考える駄洒落を、本当にやってしまうところが凄い良いと思います。面白い。

でも、イベント自体を開催するのは佐賀県ではなく東京(六本木ヒルズ)なんですね。サガチーム側主導なのでしょうか。

「王子と! 恋するプラネタリウム」𣜿彰吾編15:00上映回に行ってきました。
http://www.kitabunka.or.jp/elink/koipura/

「王子と! 恋するプラネタリウム」は、王子駅にある、北とぴあプラネタリウムで上映される「乙女向け」オリジナルプログラム。男性声優が演じるキャラクターが、自分の為だけ(という設定)で星を解説してくれるという内容です。
企画4回目にあたる今回の声優担当は、遊佐浩二氏。
先にお断りしておくと、特に遊佐氏のファンというわけではありません。あまりアニメも見ないから、遊佐氏が演った役で把握しているのは、アラシヤマ@パプワと市丸ギン@BLEACHくらいです。純然たるファンの方々には誠に申し訳ありません。

150席に座ったのはすべて女性客。まぁ、この企画で男性客がいらっしゃっても驚きますが。

聞き手の反応や台詞を想定しつつ一方的に喋ってストーリーを展開していく形式で、タイプとしては「添い寝CD」などのシチュエーションCDに似ています。
プログラム内容は下記の通り。
 1.君、よく来てる子だよね。
 2.冬の星座の探し方
 3.オリオンの神話
 4.冬の星座と惑星
 5.北極星
 6.たくさんの星座たち
 7.春を想う夜明け前
 8.プラネタリウムという場所は

計測し忘れましたが、おそらく50分ほど。
あらすじとしては、「プラネタリウムより本物の星の方が良い」と思っている𣜿彰吾くんが、聞き手のために解説をしているうちに、プラネタリウムにはプラネタリウムの良さがあると再認識し、ついでに聞き手にも惚れるという内容(笑)。
春〜秋に行われた他のキャラクターは、元々聞き手と顔見知り且つプラネタリムのスタッフの設定ですが、𣜿くんは聞き手と初対面且つスタッフの幼馴染みなだけなので、この展開には色々突っ込みたくなりました。

通常のプログラムではなく、主人公のためにプライベートな上映会をしている、という設定のため、最初に緯度・経度を合わせるところから始まります。普通見ない光景だろうと思うので、興味深かったです。
その後も、時々脱線はしますが、ちゃんと真面目に星の解説もしてくれるので、全然知識のない星座の勉強ができました。
冒頭に、市内観光(旧古河庭園)を薦める要素が入っている辺りが、区の企画らしいですね。
声優ファンではないので、また参加したいかと聞かれると悩ましいけれど、企画としては良くできていて面白かったです。