• 2011年03月10日登録記事

先月27日に行いましたTOSOVA鑑賞会ですが、週末にはレポートを公開して、麻生の任務はすべて完了となる予定です。
レポートは基本的に当日行われた会そのものの話をしていますので、今回は「鑑賞会の裏側」と題して、準備等のお話を日誌に残しておこうかな、と思います。

仕込み

そもそも、テセアラ編鑑賞会の開催を決めたのは2010年10月の事です。この時から1月上旬までは、とにかく前回の「クラトスケーキ」を超えるネタを探す苦しい毎日でした。
既に日誌でご紹介した白ワイン「KRATOS」は、GC版TOS発売後に一度「そういう名前のワインがある」と言う話題になったのを拝見して、記憶していました。個人的にも飲んでみたいと思っていましたし、ワイン党でない麻生が飲むならば人数がいるとき、と言う目論見もあり、取り急ぎ11月にはこれを購入しておいたのですが、ケーキ程のインパクトに欠けると言う思いが拭えませんでした。長い事、オリジナルラベルのワインを作ってくれるお店で赤ワイン「Zelos」でも捏造して、クラトスと対にしようか等と悩んでいたのですよ。
結局、ネタの破壊力で超えられないならば、数で勝負と言う事で、スタッフの開夢さんが持ち込んでくれたネタ「チロルチョコ(DECOチョコ)」をもう一つのお遊びネタとして採用する事になりました。
早速チロルチョコを何種類か購入し、パロディ化できそうな構図を探して検討。「アーモンド→ロイド」と「BIS→TOS」が決まり、あと一点は開夢さん案から「きなこもち→アップルグミ」と言う3種類の絵柄を決定しました。
……参加された方は、実物と違うな、と思われましたよね。
イラスト作成を押し付け──もとい、依頼した開夢さんも相当苦労したようで、一つは意匠を変え、一つは開催前日に取り止めたのでした。
そもそも、3種類の絵柄を選んだのは、DECOチョコ公式サイトから発注する場合1箱1種類または3種類のチロルチョコを作成できる為でした。しかしイラストが間に合わず、前日に当日即作成してくれる店舗に持ち込んだところ、そこでは1箱1種類からしか作れないことが判明し、3種類作ると過剰在庫になると言う判断で、2箱2種類の作成と相成ったのでした。
その内開夢さんが折れたら、幻の三個目「きなこぐみ」イラストを公開したいと思います。

前日

今回は、初の日曜日開催だったことと、会場のスケジュールが空いていたことが重なり、前日の内に搬入を済ませました。
と言っても、この日は麻生一人でしたので、麻生家からOVAやグッズ類、飲み物等を持ち込んで、設備確認や不要機材の撤去をした程度です。
なお、この日会場設備の点検をしたことで、前回の鑑賞会時とスクリーンの位置が変わっていることに気付きましたが、今からの変更は不可能と言うことで、諦めざるを得ませんでした。三度目だからと見取り図を貰い直さなかった為のミスで、次回は反省したい点です。
スクリーンを使う利用者が皆無と言う事情もあり、あまり問題視されてなかったのだと思いますが、御陰で、日中は陽光が差し掛かって観難いシーンがありましたので、この件は鑑賞会終了後、改善されるようクレームを入れておきました。
午後には前述のチョコ作成のためまた別の場所へ移動。
夜に帰宅してからは、飲み物メニューやネームプレートの印刷等、ギリギリまで作業していました。

当日朝

当日、会は13時開始だったのですが、スタッフは10時に現地集合して準備を行いました。
まず最初に会場で行った作業が「座席位置確認」。三人でぐるぐる椅子に座り合って、できるだけ視界が開けるように椅子の位置を微調整すると言うお仕事です。これ、前回もやったなと思い出して面白かったです。
ざっと掃除して、ゲストを迎えた後のタイムスケジュールを確認、荷物を紐解いて展示し、麻生は手紙を書いたり買い出しに行ってもらったり、としてる内にあっという間に開場時間で焦りました。
「チロルチョコを袋に詰めるだけの単純なお仕事」とか言っていた作業が、実は一番手間取ったところかも知れません。
これより早い集合はスタッフ一同の住まいから考えても無理ですし、会の開始は遅くすると芋蔓式に終了も遅くなるので、ずらせても30分程度でしょうか。
前日をもっと有効活用すべきかな、と思う反面、日曜開催だと二次会が設け難いと言う点があり、悩ましいところです。