• 2016年登録記事

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池袋のトルコパン屋「デギルメンベーカリー」のパンを頂きました。
https://www.facebook.com/degirmen.bakery

左上のやや平たいパンが、ミニピデ
ロールパン風の柔らかさともバゲットの堅さとも違う食感。もちもち……とも違うけれど、生地はしっかりしている感じで、よく噛む必要があるのですが、それによってパンの旨味を感じると思いました。
表面に白ゴマが付いているため、トーストして温めてから食べると、ゴマの香りが口中に広がります。やや塩味は付いていますが、おかずと一緒に食べる主食パン向き。
なお、このパンは結構大きいですが、「ミニ」というからには、恐らく「ピデ」自体はもっと大きい物なんでしょうね。

右上の甘食風のパンが、サムクラビイェシ
真ん中にくるみが埋まっている表面は、叩くと硬いのですが、重さはありません。食べるとポロポロ崩れる食感と共に、柑橘の爽やかな味わいで後味がスッキリ。
菓子パンという印象ですが、今回頂いた中では一番私の好みだな、と思いました。

手前のプレッツェル風が、トルコクッキー
生地に強い塩味がありました。食感は明らかに「パン」ではないですが、我々が考える類の「クッキー」でもなく、説明が難しい食べ物。
個人的には、パサパサして粉っぽいのに味が濃くて、苦手に感じました。食べ慣れれば、これはこれで味わいがあって美味しいかもしれません。

お店は、元々小さな店舗なのにイートインコーナーがあるので、かなり手狭。
パンはカウンター横の棚に並んでいる形なので、店の外から一瞥した段階では、売り物が少ないように見えました。しかしよく見ると種類は抱負で、どれも試してみたくて目移りしました。
価格帯も良心的な設定です。
駅から少し歩くのが難点ですが、機会があればまた他のパンを試してみたいなと思いました。

南陀楼綾繁著「小説検定」

小説ないし小説家にまつわる、8つのテーマの問題集。
義務教育を受けた日本人ならほぼ答えられるだろう問題から、知らなくても推理して解ける問題もあれば、「知るか!」と言いたくなるような奇問まで、各種揃っています。
例として、「食べ物」の上級問題から1つ引用。

問2
次に挙げる料理名が入ったタイトルのうち、小説として存在しないものは?
[A]やきそば三国志 [B]かつどん協議会
[C]冷やし中華太平記[D]支那そば館の謎

私は一冊も知らなかったけれど、回答の解説を読んでいたら、読んでみたくなってきました。
問題自体は、正直どうということもないし、特に私は作家自身に興味がないタイプなので、作家にまつわる問題はピンと来ませんでした。しかし「こんな小説があるのか」という発見が多く、面白かったです。

縄田一男編「食欲文学傑作選 まんぷく長屋」

タイトルと、縄田一尾氏編集という点で、時代小説アンソロジーだと思ったら、7作品4作品は現代物でした。
でも、時代物の方が圧倒的に面白かった一方、現代物は私には合いませんでした。

収録作は下記の通り。

  • 池波正太郎著「看板」
    さすがに池波先生。アンソロジーテーマの「食」はさり気ないアクセントとして使われていて、それが却って引き立っていると思いました。
  • 筒井康隆著「人喰人種」
    この手のブラックユーモアは苦手なので評価不能。人喰いシーンは良い気がしませんでした。
  • 尾崎翠著「アップルパイの午後」
    戯曲形式という時点で読み難い上、言い回しが独特過ぎて面白さが分からなかった作品。
  • 山田風太郎著「慶長大食漢」
    家康の吝嗇と茶屋四郎次郎の美食の話。少々荒唐無稽でも、掴んで話さない話。この家康の性格は、私は結構頷かされます。
  • 伊藤礼著「狸を食べすぎて身体じゅう狸くさくなって困ったはなし」
    頭から最後まで、タイトル通りの話だったので、反応に困りました。
  • 火坂雅志著「羊羹合戦」
    太閤から拝領した紅羊羹より美味い羊羹を作るドラマ。非常に面白かったです。
  • 日影丈吉著「王とのつきあい」
    読み応えはあったけれど、グロテスクな内容なので、食事の前に読んだのは大失敗でした。

1編ずつの感想とは別に、「食欲文学」と銘打っているのに半分くらいは食欲が減退するお話だったのが残念でした。食欲を刺激するような、美味しいお話が読みたかったんだけれどなぁ。

1日多かった2月も本日で終了。
3月は、空前絶後の分割1クールアニメ(笑)だった「GOD EATER」メテオライト編放送もあって楽しみです。広告バナーに「4話連続放送」とあるのを見るだけで笑えます。普通、12話連続放送だと思うけれどな!

プリンスオブストライド オルタナティブ(5話〜8話)

西星高校は、お互いに高め合うという良いライバル役で、青春もの感たっぷりでしたが、花京院高校は因縁の相手揃いで、ラスボス感漂う設定だなと思いました。決勝戦は西星ではなく、花京院ですかね。
勝敗に関係しない試合で負けておくのは予定調和だけれど、精神論だけで逆転できる実力差ではなかったので、どう挽回するのか楽しみにしています。
その他の敵チームも、リレーショナーの地位が低いチーム(三橋高校)に続いて、自チームも含めたランナーを見下しているリレーショナー(一条館高校)と、出番は少ないながら、印象に残る個性付けで、巧いなと思いました。

それにしても、陸のコンプレックス問題はどうなるんでしょう。普通、この手のメンタルケアはヒロインの仕事だと思うのですが、桜井さんって、2話のやり取りからしても、割と空気読めない派ですよね。それに、父親がストライド関係者だったとは思えないくらい初心者だったので、この辺の設定のチグハグさは気になりました。

……このシリアスな空気から、翌週に水着回を投入する謎の構成には脱帽です。
とりあえず、門脇先輩が、メンバーとしてしっかり参加し続けてくれているのは嬉しいです。
壇先生の四字熟語は、難しい熟語ほど解説せず、四字熟語と言えない普通の単語の解説がされるので、高度なボケと理解することにしました。

昭和元禄落語心中(5話〜8話)

私は本作をTBS放送時に録画しているのですが、6話の放送日の変更に気付かず、予約録画に失敗してから呆然としました。
幸い、土曜日のうちに気付いたので、その夜のBS-TBS放送を撮って事なきを得たのですが、もし土曜日に録画内容を確認しなかったら見逃していた危険性もあったので、やはりアンテナを広げる目的でTwitterとかやった方が良いのか?と少し思いました。

……という関係のない感想から始めましたが、お話は毎回じっくり観ています。
プリストとは真逆の、しっとりした大人の物語で、話が進むごとに不穏な空気が漂っていって惹き込まれます。
最初はゆっくり進行だと思っていたのに、8話を見終わった時点で「あと1か月あるなら十分な物語が観られそうだ」と思えたのが面白かったです。

うたわれるもの 偽りの仮面(18〜21話)

対トゥスクル戦が始まる!と期待したことが虚しくなるくらい、戦争の緊迫感は薄かったですね。特に、ライコウはこの侵攻を利用してムネチカとデコポンポの兵力を減らす目的があったのか、と勘繰ってしまうほど不自然な仕事放棄っぷりでした。

20話は盛り上がったけれど、純粋に旧作キャラクターが活躍するから盛り上がっただけという気もします。クロウ戦の「ダルマさんが転んだ」状態は笑うしかなかった!

クロウ

また、クオンがヤマトに協力するほどに、クオンへの好感度が下がっていくので困りました。「友達を死なせたくない」という気持ちは分かるけれど、それなら政治的介入をするとか、ちゃんとすべきでしょう。自国の兵士が死ぬのを手助けするのは構わない、と受け取れる姿勢は非常に気になりました。
崩御の知らせがなかったら、どうするつもりだったのか、問い質したいところです。

更に、帝都でも帝の崩御に続きアンジュが毒を盛られるという大事件が発生。
これも、オシュトル自身が犯人でないとしても、毒味を欠いたという責任問題がありますよね。11話(皇女の火遊び)では狂言誘拐の責任を取ろうとした人が、今回は潔白を主張するのも違和感がありました。
終わりが良ければ評価はひっくり返せるかもしれないけれど、ゲームが「次回に続く」な終わりだったという噂を聞いているので、期待できないのが辛いです。

現在地:死と闇黒の剣・5章攻略中

暗殺宣言か、と思っていたら本当に暗殺して回っていたらしいオズワルドさんの滅私奉公生活にビックリした3章。
自分の境遇を理解できなかったというより、したくなかったんだと思いますが、結局はメルヴィンに裏切られ、死の国に落とされてしまいました。
ただでさえ暗い展開なのに、魔剣に斬り殺された死者達から延々恨み言を聞かされ、憂鬱な死の国の旅路が始まりました。
それにしても、青い鳥はグウェンドリンの自我(深層心理)だと思っていたんですが、オズワルドにも見えるということは、実際に存在するのでしょうか?

4章はいつも通り女王との対決かと思いきや、魔石泥棒にやってきたオーダインを倒すよう指令を受けることに。魔王も最強を名乗る割に、彼方此方でヤラレ役になっていますね。
ところが、オーダインを見逃す代わりに一緒に死の国を脱出させて貰えることになって、契約も何のそので、地上へ帰還。
この展開は、ちょっとオデット様に同情してしまいました。契約上、オズワルドは女王の所有物になっているのに、指令を守らない、勝手に逃げる、そして未来では殴り込んできた嫁に殺されてしまうとなると、いくらサディスティック女王様でも哀れな話。
ちなみに、メルヴィンと死の国の女王が交わした契約書によると、闇の力を使う度に臓腑と骨が女王の物になるらしいですが、骨はともかく、臓腑って五臓六腑の他にありましたっけ? たぶんもう、使い切ったよ(笑)。

5章は、「一国の王が膝を折るのだ」と言われることに、「オーダインは最初から膝が折れ曲がってる姿勢じゃないか!」と突っ込みながら、ワーグナーを倒しに雪山へ。

オーダイン

今回も、フロストベン×2体に大苦戦しました。個人的には、メルセデス編より難しかったです。特に、操作ミスなのかバグなのか、2回も前のマップに戻されて、最初から仕切り直しになったのが辛かった……。
3回目は真面目にやる気が失せたので、手持ちの魔法薬をガンガン投げ付けてやりました。ケッ。