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有料DLC「ファイナルファンタジーXV オンライン拡張パック:戦友」を遊びました。
http://www.jp.square-enix.com/ff15/dlc/online/

MULTIPLAYER EXPANSION COMRADES

私は基本オフライン状態で遊んでいるユーザーで、且つ低速回線のためマルチプレイはしない方針でいます。PlayStation Plusにも加入していません。
しかし「戦友」は1人でも遊べると聞いたので、久し振りにディスクを入れ替えました。

戦友で遊ぶ前に立ちはだかったもの、それは……

感想の前に、FF15シーズンパスを購入済みの方のための「戦友」の始めかたを解説します。
※必要のない方は読み飛ばしてください。

11月無料アップデート(Ver.1.18)を適用したFF15を起動すると、今までなかった「ネットワークに接続されていないため、マルチプレイはできません」という意味のメッセージが表示されました。「戦友」対応のため、起動時にオフラインだと警告する機能が付いたようです。もちろん、私はマルチプレイしないので、このメッセージは気にせず進みます。
タイトル画面で「DLC」を選択。
……おや? 「戦友」が見当たりません。1回も起動していない「EPISODEプロンプト」が、「早く遊んでよ」と言いたげに主張しているだけです。

DLC

念のため他のメニューも覗いてみましたが、影も形もありません。
前述の起動時メッセージに惑わされ、「起動時点でオフラインだと選べないのかも」と考えて、オンライン状態にしてから起動し直したりもしましたが、これも空振り。

実は「Ver.1.18なのだから、戦友が遊べるはず」と思い込んでいたのが間違い。「戦友」は追加コンテンツなので、別途ダウンロード指示が必要なのです。

PS Store

PSストアから「戦友」を探し、「ダウンロード」を選べば解決でした。
なお、ストアにはシーズンパスを持っていないユーザー向けの個別有料版「戦友」が別途おかれているので、誤ってそちらを購入しないようにご注意ください。
ダウンロードが終われば、無事「DLC」に「戦友」が現れます。

戦友

ちなみに、他のDLCコンテンツも同じ仕組みです。つまり、私はこれまでの有料DLCでも同じことをしているのですが、久し振り過ぎて忘れていて、思い出せないまましばらく本編(タイムドクエスト)でガルラを狩ってました。
とても阿呆な話ですが、「シーズンパスは買ってあるけれど、クリア後は放置していた。戦友の評判が良いから遊ぼうかな」と思って、同じような状況に陥ったユーザーさんの助けになれば幸いです。

第二の壁、アバター作成

無駄な時間はありましたが、無事「戦友」を開始。
まず、オープニングイベントの映像に驚きました。映画「KINGSGLAIVE」から抜粋されたシーンだったのですが、あまりに細密で実写だと思ってしまいました。そんな驚きと懐かしさを覚える映像の後、声をかけて来たのはーー

リベルト

リベルト!
彼が生き延びて、「王の剣」のリーダー的存在になっているという事実だけで、映画視聴組としてはもう感無量でした。

このタイミングで、アバター作成になります。

アバター作成

今回は、せっかく実写風のキャラクターが作れるので、自分好みに設定するいつものアバターとは少し趣向を変え、ある実在の人をモデルに作ってみました。

基礎フェイスの選び方が少し変わっていて、祖先を2人選ぶと、その中間の顔が抽出されるようです。もちろん、その後細かく調整できます。僧帽筋の厚みとか尻の大きさとか、マニアックすぎます(笑)。
ゲーム開始後でも、性別含めた全設定やり直し自由なので、実際に動かしてみたら印象が違った、という場合も対応できます。

アバター作成

服は、初期状態だと上下2種類しか選べないのですが、カラーリングをパーツごとに細かく指定できるので、同じ衣装でもかなり違う印象を受けました。これも良い要素ですね。

ちなみに、名前入力時に間違って何も入力しないまま「R2」を押してしまったところ、名前が「AVATAR」になってしまい、ここまで調整したキャラメイクをやり直すのか!? と絶望しました。しかし、オープニングイベントを済ませてから、アバター変更を担当するダスティンに話し掛けてみたところ、名前も再入力できたので助かりました。
ダスティンは、本編では存在価値を見出せなかったけれど、「戦友」でのこの功労は忘れません!

ちなみに、ゲーム内で第三者が撮ってくれる写真機能は「戦友」でも存在しています。
アバターの写真を撮ってくれるのは嬉しいですね。

アバター写真

最大8人までアバターを用意できるから、もう少しフォトジェニックなキャラクターも用意してみようかな、などと考えています。

ゲーム本編の感想に辿り着いていませんが、長くなったので次回へ続きます。


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参考記事

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映画「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」(キングスグレイブ ファイナルファンタジー15)を観てきました。
http://kingsglaive-jp.com

写真は、来場者特典のイメージボードミニ色紙。
会場は満席で、意外にも男性率が高かったです。実際、中身はバトル映画なので、男性の方が楽しめるのでないかと思います。

FF15ゲーム本編冒頭の時間軸に、ルシス王国首都で起きた事件を描くフルCG映画。
事前の評判が概ね好評だったので、期待値が少し上がっている状態でしたが、FF15スピンオフ映画として面白かったと思います。ゲーム本編でこの高揚感が転けることにならないか、却って不安になるくらいには、のめり込みました。

ゲームらしさは「クリスタル」「魔法」という要素に感じる程度で、移民問題が根底にあったり、登場人物のやり取りといったノリがハリウッド映画風だったりと、しっかり映画作品として作られていました。
徹頭徹尾シリアスですが、シフトを駆使したバトルが派手で、エンターテイメントとして楽しめます。
ただし、終盤の戦闘は、守護神たちやグラウカ将軍、シ骸といった登場キャラクターの造形が一見似ているのと、カメラ転換&シフトによる高速移動が繰り返されるので、誰が何をしているのかわかり難い面がありました。全体的に白と黒ばかりなので、もう少し色味があっても良かったのでは。
服装と言えば、ニブルヘイム宰相アーデンの左腕のインパクトが凄かったです。肩幅も妙に広いので、もしや、服の中身は機械仕掛けだったりするのでしょうか。

映像に関しては、国産の3DCG映画としては、圧倒的な美しさだと思います。最初は「洋服の質感が均一」「料理はCG感が出てる」等と批評しながら観ていたのですが、次第に気にしなくなっていきました。

ルナフレーナの兄レイヴスはレギス国王を恨んでいるという設定で意外と小者でした。でも、確かに祖国に争いごとを持ち込んだ疫病神だし、それが正しい判断とは言えさっさと息子を連れて逃げていく姿を見たら、恨んでも仕方ないかな。
変わらずレギス国王を慕うルナフレーナの方が、聖女過ぎるのかも知れません。一歩間違えれば、黒幕化しても奇怪しくない設定だと思います。

なんにせよ、直接ゲームに繋がる内容なので、早くゲームを発売して欲しくなると同時に、やはりこの映画を観ずにゲームを遊んだ場合の「未知数感」も知りたかった気がして、なんとも複雑です。
「世界の未来」なんて重たいものを知らぬ間に背負わされていて、ノクティスはどうするのですかね。「ルシス一国の未来」というなら理解できるのですが……。ノクティス個人に隠された能力があるのか、ルシス王家の血筋がそれだけ重要ということなのか、どちらなのか、ゲーム発売まで気になります。

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アニメ感想

アニメ「BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV」3話(Sword and Shield)
https://www.youtube.com/watch?v=qgq0aKWcUEI#t=465
1日経過したのにまだ公式サイトからはリンクされておらず、Youtubeでのみ公開という不思議な状態です。

前回が“静”な展開だったのに対し、今回はアクションから始まりました。毎話、食事シーンを入れる縛りがありそうな本作ですが、今回は肉を食べたくて全力で戦うという4人の男子っぽさが可愛かったです。
過去編においても、グラディオの髪型が違ったり、年齢相応に苛つく青年っぽさが新鮮でした。
ただ、予定調和的なストーリーなのに細部がチグハグしていて、纏まりが悪い気がしました。王族に対して敬語でないのも、違和感があります。ルシス王国がそういう国家なのかも知れませんが……。

特番感想

映画公開直前特番「FFXV UNIVERSE REPORT」も観ました。
番組を観て気付きましたが、いつの間にか、ゲーム、アニメ、映画という作品群を指して「FINAL FANTASY XV UNIVERSE」と呼ぶことになっていました。スクウェアはこういう展開が好きですね!

アニメは楽しめているし、本編前にキャラクターに愛着を持たせるという試みは巧く機能していると思います。実際、好みでないと思っていたプロンプトを2話で好きになりましたから。
しかし、アニメや映画の知識を前提としたゲームになっていないか、という心配を払拭することは出来ませんでした。

番組後半は映画「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」の話。
CGキャラクターをリアル寄りに作る場合、モーションキャプチャーは必須だと思っています。でも結局役者に演技させるのなら、CGで人間を描く意義はどこにあるのだろう、と不思議な気持ちにもなりました。なんだか、二度手間という気がします。
ただ、本作はゲームの世界を描く映画なので、外見ごと持って来て、齟齬を生まずに済むのは利点ですね。ルナフレーナの顔だけ、ゲームより彫りが深くなっていますけれど。
フェイシャルモーションキャプチャーは、「スターウォーズ フォースの覚醒」メイキングで凄まじい技術を観た後なので、マーカー数が少なく感じました。ただ、これは生身の役者とCGキャラが共演する「スターウォーズ」ならではの贅沢かも知れません。CGキャラクターしか出演しないのであれば、表情筋の量に差異はありませんから。実際、トレーラーでは表情の付け方に感心しました。

ところで、映画でもルシス王国では看板等が日本語表記なのでしょうか。アニメやゲーム以上に白人風に描かれている映画キャラクターが日本語の文書を読んでいたら、私は笑ってしまうかも知れません。

遂に、「ファイナルファンタジー15」発売日発表&プロモーション開始!
http://www.jp.square-enix.com/ff15/

PS Store

発表会の内容は、「UNCOVERED FINAL FANTASY XV 日本公式放送」参照。

発表が多過ぎて帰宅するなり情報収集が大変でしたが、とりあえず最新PVを見て、アニメ1話を見て、映画の予告を見て、“触れるテックデモ”という名で予告されていた体験版「PLATINUM DEMO」を遊んでみました。
……年度末に相応しい、忙しい締めくくりでございました。

ゲーム

まず、ゲームのトレーラーからチェック。
父と子を描くという前情報に「なるほど」と思う物語の雰囲気が感じ取れたり、ゲストと一緒に5人パーティが成立してる箇所が垣間見えたり、サプライズで笑わせてくれたりと盛りだくさん。
キャラクターは輪郭が少し浮き上がって見えるのと、歩きかたに若干硬いところがあるのが気になりましたが、風景はとにかく美麗で満足しました。徒歩・自動車(飛空挺)・船・チョコボと交通手段も色々あるし、アニメでも、状況の割に楽しそうだったので、観光を楽しむゲームになるんだろうなと思いました。

チョコボ

アニメ

発売までに5話が配信されるという、アニメ「BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV」1話(Before the Storm)は、ゲーム本編の一部抜き出しという感じ。
まだ遊んでいないのに、なんとなく4人の関係性が掴めて、キャラクターを身近に感じられるのは面白いですね。ただ、ゲームまでにあまり予習し過ぎて新鮮味がなくなってもつまらないと思うので、残りの4話を公開時に見るかどうかは検討します。
最近、輪郭線の細いアニメばかり見ていたので、線の太さが気になったけれど、アクションシーンはよく動いていたと思います。
とりあえず、バーガーから野菜を抜いちゃう王子は可愛かったです。

FF15アニメ

映画

全編フルCG映画「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」に関しては、フルCG映画を作って会社を傾けた過去があるのに、よく企画が通るものだと、そちらにビックリしました。
映像は凄まじい美しさで、もうCGと生身の役者の見分けは付きませんね。
国王はあまり変わらないけれど、ルナフレーナは、映画だとやや現実寄りの顔をしていて、ゲームの方が目が大きく顎が細くて可愛い感じでしょうか。

▼映画版
映画版ルーナ

▼ゲーム版
ゲーム版ルーナ

映画レベルのCG映像を見てしまうと、ゲームのCGはやはり荒いし髪の毛一本一本に柔らかさがないなとか、より高度なものを求めてしまって、もったいない気もしました。
そもそも映画はあまり観ない人間なので、前回のCG映画「ファイナルファンタジー」は最初から興味がなかったけれど、ゲームと繋がっている映画と言われると、観ておいた方が良いのか?と思わされるのが悔しいですね。

再びゲーム

体験版も遊んだのですが、長くなったので感想は別途まとめます。
とりあえず、“ゲーム”というよりは、正に“触れるテックデモ”というべき内容だったと思います。
私はFF15を技術面で楽しみにしていたから、こういうアプローチは嬉しいですけれどね。

ただでさえ異常な長さの開発期間に加え、プロモーションが大掛かりで、果たして収支が合うのか?と思ったら、ソフト価格も高くて納得!
まぁ、これだけ金が掛かっていますから、価格に対する文句はありません。
ただこれまた、どの店舗でどのエディションを買うかという選択の問題は出てきてしまいますが……。映画やアニメが欲しくなったら別途購入すれば良いから、とりあえず通常版かな。