• 2008年02月14日登録記事

しばらく日誌をサボっていた間に、DCリオン編ノイシュタットでの武装船団撃破まで進みました。
本編進行は変わりないので、以下はリオンサイド特有イベントに関して所感をまとめていきます。

まず、カルビオラでスタンが石化して翌朝に目覚めるまでの間。
当たり前ですが、私が練っていた話とは相当違いました。バルックの「人助けしたいことに理由はない」発言で引き返す展開は、正直、翻意の理由としては弱い気がします。それまで「弱者は切り捨てないと生きていけない」と考え、しかもスタンのことを「自分に取り入ろうとしている」と思っていたのに、どうして助けたい気持ちが湧いたのでしょう。まぁ、この時点でスタンの事をそう思っていたと言う事自体が、私の前提と相当違うのですが。
バジリスクは弱点を突いてあっという間に倒したのに、グレバムにはお約束通り逃げられました。一体、グレバムは逃げ足が速すぎます。

続いてノイシュタット。イレーヌ邸での挙動不審っぷりに、リオンってこんなギャグキャラだったかしらと思わず半笑いが浮かびました。待ち時間を潰す為とはいえ、人の家の玄関で、突きの練習をしている姿はシュールです。暑がってアイスキャンディが欲しいアピールをするのも、なんとも幼稚。
リオンは「クールなキャラ」だと10年近く思い込んでいたけれど、実はロイドと同じ「クールぶっているキャラ」だったんでしょうか……。
なお、私は「ファンダムvol.1」を遊んでいない為か、甘党設定が公式と理解しつつも、ハマっているとは思いません。結局アイスを食べられなかったのは可哀想だけれど、そのことに不思議と安心もしました。

個人的に、PS2リメイク版ノイシュタットのくだりはあまり納得しておらず、PSオリジナル版の方が好きでした。そのため、リオンサイドだとイレーヌとコングマンにほとんど関わらず、直ぐ終わったのが嬉しかったです。
その代わり、リオン視点で観ていると、武装船団に乗り込む時点で突然やってきたコングマンは「誰?」状態。参戦宣言によく文句を言わなかったものです。

それにしても、DCはリオンとシャルティエとの会話が大量に追加されているため、余計にリオンの世界の狭さが強調されていると思います。カルビオラでスタンとの仲は軟化したけれど、結局リオンが意識しているのは、シャルとヒューゴとマリアンの三者だけだと思わされます。
この辺りの演出意図は、リオンサイドを攻略し終わった後に、気付きがあると嬉しいですね。