しばらく日誌をサボっていた間に、DCリオン編ノイシュタットでの武装船団撃破まで進みました。
本編進行は変わりないので、以下はリオンサイド特有イベントに関して所感をまとめていきます。
まず、カルビオラでスタンが石化して翌朝に目覚めるまでの間。
当たり前ですが、私が練っていた話とは相当違いました。バルックの「人助けしたいことに理由はない」発言で引き返す展開は、正直、翻意の理由としては弱い気がします。それまで「弱者は切り捨てないと生きていけない」と考え、しかもスタンのことを「自分に取り入ろうとしている」と思っていたのに、どうして助けたい気持ちが湧いたのでしょう。まぁ、この時点でスタンの事をそう思っていたと言う事自体が、私の前提と相当違うのですが。
バジリスクは弱点を突いてあっという間に倒したのに、グレバムにはお約束通り逃げられました。一体、グレバムは逃げ足が速すぎます。
続いてノイシュタット。イレーヌ邸での挙動不審っぷりに、リオンってこんなギャグキャラだったかしらと思わず半笑いが浮かびました。待ち時間を潰す為とはいえ、人の家の玄関で、突きの練習をしている姿はシュールです。暑がってアイスキャンディが欲しいアピールをするのも、なんとも幼稚。
リオンは「クールなキャラ」だと10年近く思い込んでいたけれど、実はロイドと同じ「クールぶっているキャラ」だったんでしょうか……。
なお、私は「ファンダムvol.1」を遊んでいない為か、甘党設定が公式と理解しつつも、ハマっているとは思いません。結局アイスを食べられなかったのは可哀想だけれど、そのことに不思議と安心もしました。
個人的に、PS2リメイク版ノイシュタットのくだりはあまり納得しておらず、PSオリジナル版の方が好きでした。そのため、リオンサイドだとイレーヌとコングマンにほとんど関わらず、直ぐ終わったのが嬉しかったです。
その代わり、リオン視点で観ていると、武装船団に乗り込む時点で突然やってきたコングマンは「誰?」状態。参戦宣言によく文句を言わなかったものです。
それにしても、DCはリオンとシャルティエとの会話が大量に追加されているため、余計にリオンの世界の狭さが強調されていると思います。カルビオラでスタンとの仲は軟化したけれど、結局リオンが意識しているのは、シャルとヒューゴとマリアンの三者だけだと思わされます。
この辺りの演出意図は、リオンサイドを攻略し終わった後に、気付きがあると嬉しいですね。
- 2008年02月登録記事
「ファイナルファンタジー20周年アルティマニア・キャラクター編」を購入。
歴代FFに登場した1400人のキャラクターを完全収録と言うことで、掲載人数が多い分、1人ずつに関する密度は薄いです。何気ない脇役キャラクターまで載ってるのは凄いけど、メインキャラクターですら見開き2ページ。最近の作品なら、他の出版物でもっと濃い情報が載っているので、正直物足りないです。
内容はメインイラスト、プロフィール、印象的なセリフといったところ。移植作品はキャラグラの比較が出来て面白いです。文章より絵の情報を重視してるのか、読み物感が薄いので、キャラクター基本情報辞典。意外と、スクエニスタッフがキャラクターデータを見直すためのまとめ資料だったりしてね。
なお、FFX-2は含まれているのに、FFCC、FF7コンピレーション作品、FFTなどは含まれていません。外伝系を入れたらキリがないのは事実ですけれど、X-2とFF7コンピレーションは同じような派生作品扱いだと思っていたので、この差に少し驚きました。
結局、各タイトルごとのコラムが一番読み物としては興味深かったように思います。
FF12はなんだかんだ言って一番関連本を買ってるくらい好きですが、他のシリーズのキャラクターと並べて観ると、華がないと判明しました。ほとんどの色が茶系で落ち着いているし、造形も尖ったところがなく、ゲームキャラクターとして見た目の段階で魅力を感じるのは、ケレン味あるジャッジ鎧くらいですね。
次巻はシナリオ編とのこと。今回同様のページ数があると仮定した場合、1作品の割当は約40ページ。どんな風に編集してまとめるかによりますが、それだけのページ数があれば、今回よりは深く掘り下げられそうで面白くなりそうです。
特別FFファンのつもりはないのに、分厚い攻略本が好きなせいで、本棚にFF系攻略本が増えていきます……。
シンフォニアOVAの初回限定版全巻購入プレゼントキャンペーンは2008年2月末日消印有効です。
応募される方はお忘れなく!
……かういう自分はどうしようかなぁと、相変わらず決めかねています。
どうしても、カードを切ってしまう事に抵抗があります。でも、応募券の部分を切っても絵には影響がないと聞いたので、それなら良いかと妥協心も出てみたり。
なお、どのプレゼントよりも、Wチャンスのジャッジ服クラトス先生を当てるのが一番ネタになると思っています。Quoカードとして実際に使用するのは罰ゲームですが。
「テイルズオブデスティニー ディレクターズカット」のプレイ開始。
電源投入後、直にOPアニメが流れたので驚きました。PS2リメイク版での、話を進めてからOPが流れる演出も素敵だったけれど、やはりOPがないのは評判が良くなかったのかもしれませんね。
そんなにやり込む予定はないので、PS2リメイク版でプレイした2周目クリアデータを使い、3周目として開始。もちろん、選ぶシナリオは「リオンサイド」です。
クリア特典の拡張は、CCとフードを選択しました。技・術引き継ぎをしなかったのは、引き継ぎ元データがLv60程度だったため全技を習得してないためと、次第に技が増える方が楽しいと判断しました。
遊んだのは、リオン編カルバレイスのストレイライズ神殿潜入直前まで。
開始早々、妙に幼くて甘い緑川氏声に悶絶させられました。PS2版リオンは人間が丸くなったと思っていたけれど、それに加えて年相応の幼さもありますね。
オリジナル展開のオープニングが少しは続くのかと思いきや、早々にハーメンツへ出撃。防御&HPの低いリオン1人戦闘は不安でしたが、リオンしかいない時は、出現する敵も1体に調節されていたので安心しました。
システム画面の色味が青いのは慣れないけれど、スタン編との区別として分かりやすいです。訂正されると聞いて心待ちにしていたフードストラップも、回数は相変わらず不明ですが、熟練済みか否かがストラップ設定画面上で分かるようになったので、確かに良くなっているようです。
直進すれば近いところを、わざとアルメイダ経由でアイテム回収していきました。しかし道中、戦闘回数を重ねているのにレベルが上がる気配が全くない……と気になって確認したところ、次のレベルに必要な経験値が3000以上あるのに、一回の戦闘で得られる経験値が17程度。結局、レベルが上がったのはラディスロウでの事でした。
推測ですが、リオンは累積経験値が0のまま初期レベルだけ15に設定されていて、結局レベル1から15まで上げる必要がある状態なのではないでしょうか。
幸い、ハーメンツでの3人戦はピーチグミ1個の損失で勝てましたが、3人戦の前にレベル上げしようとしたらどうなっていたことか。仕様なのか見落としか、どちらにせよ不満です。
リオンサイドと言っても、本筋は変わりませんので、別シナリオと言うより、リオン視点のサブイベントが追加されている、ドラクォのSOLシステムのような印象です。
そんな追加イベントで分かったのは、ヒューゴが嫌な親父であること。もっと人格者に見せかけているタイプだと思いきや、無神経な発言をするので、違和感がありました。アシュレイに「フィンレイの代わり」発言をするくらいだから、もともと嫌な男という設定なのでしょうか。
その他、基本的にはリオンとシャルのやりとりが大量に増えています。「お前だけ戻ってくれ」には笑わされました。PS2版リオンは意外とボケ役なんですね。
カルバレイスでの1人行動には、リオンはこんなところで単独行動をしていたのだったか、等とPS2リメイク版を思い出して新鮮な気持ちになりましたが、プレイする程に、その時点でのリオンの心情が赤裸々に告白されて、正直リオン本のネタが困ったことになりつつあります……。
この神殿潜入後の石化絡みのイベント(スタンが倒れてから目覚めるまで)も、実はリオン視点話を少し書いていたのですが、DCで見せてくれそうなので、破棄することになりそうです。
http://www.henri-leroux.com/
うっかりしていてサロン・ド・ショコラに行き忘れたので、アンリ・ルルー氏のケーキを買ってみました。
もう下火になったのか、その奥のヴァレンタインコーナーに人が集中しすぎているのか、行列はありませんでした。未だに行列ができるジャン・ポール・エヴァンは、やはりとんでもないショップですね。
商品写真は上記サイトの「Products」→「Gateaux Frais」→「Gateaux」で。
なお、写真ではあまり伝わりませんが、その小ささと値段に「お隣のサダハルアオキに勝るかも…」と思ったのは内緒です。
購入したのは、エピスリー(見た目はいわゆるオペラケーキ)とパルディエ(ナッツとチョコ)の2点。
結論から述べると、とても大人のケーキでした。
前者はスパイス、後者は有塩バター風味のガナッシュを使用しているということで、どちらも単純には言えない複雑な味わい。反芻しながらゆっくり味わうケーキですね。サイズも、大変濃厚なので、この大きさでもう充分。
しかしシガールのイメージが強いヨックモック社が、こんな濃い味わいのお菓子のブランド展開をするなんて、ちょっと新鮮な驚きでした。