• 2008年10月20日登録記事

もう少し普通の題名だったのですが、内容を書き終わった後に、こういうタイトルにしたくなって、30秒で変更を決断。
タイトル通り、宝塚雪組公演「マリポーサの花」の役に関するゆるーいお話です。

今回のパンフレットでは音月圭と凰稀かなめまでピン映り写真が掲載されていますが、二人とも「悪い子の顔」で映ってますよね!
リナレスはもう少し可愛い顔を作っても良かったと思いますが、ロジャーはまぁ、本性と言う意味で良いのかな。
2日経って落ち着いてから思い返すと、マリポーサは前回公演作を意識して作られているのかなと思いました。パンフレットの演出家のコメントでも言及していますし、今回の配役は、前回の役と「逆」にしてるようなイメージ。
前回公演は観ていないので細部は分かっていませんが、例えば彩吹は恋敵役から仲間へ、凰稀はへたれから賢い役へ。
……ロジャーって、頭の良いキャラ、ですよね?
記者と名乗って出て来た時は「口の軽い三流記者っぽいなぁ」と思っていましたが、正体はアレなので、実は凄い演技派の男だと言うことになるはず。
それに結局のところ、悪い人ではないのですよね。リナレス救出の時に掛けた電話が「ネロがそちらに行く。詳しいことは着いたら話す」で終わったので、これは現場に着いた時点で約束を違えて一悶着あるんだろうと勝手に先読みしたところ、暗転中に無事救出が終わっていて逆にビックリしたくらいでした。
最後の出番が、チャモロに逃げられたと知って叫びながら下手に走り去るシーンなので、むしろ間抜け感が否めません。
あれ、やっぱりヘタレキャラなのかしら……。