• 2010年03月09日登録記事

宙組「シャングリラ」初日が無事終わり、現在帰路の麻生@携帯です。

宝塚の鬼門ジャンルSFに、癖のある演出家と言う組み合わせで、初日感想待ちの方も多いのでは、と思います。まぁ、それでこのネットの海の辺境に来られたという方は、そんなにいらっしゃらないでしょうが。
実のところ、感想に悩む作品でした。
ライトノベルっぽい感じで、おおむね予想を外れない展開が続く、と言う点は前評判通りです。
プロローグからバリバリ踊って度肝を抜き、途中かなり笑わされたりと順調に進み、一幕終わり前のナンバーとその直後の展開にはかなりテンションが上がって、幕間には「ひょっとすると凄い作品に化けるかも」と期待したのです。が、二幕は、それに応えられなかったなと思います。一幕で演出が力尽きちゃったのかなぁ。
お薦めするには勇気がいります。
ただ、この作品が気になる場合は、誰の意見でもなく自分で観て確かめていただいた方が良いと思います。
かなり観客のイマジネーションに委ねている部分が多いので、観た方によって、まったく異なる感想になりそうです。
また、キャストのファンという視点では、また違った感想もあります。今回の私は、蘭寿氏にうっかり墜ちかけました。

いつもの調子の感想は、詳しく語ろうとするとネタバレを避けられないこともあり、明日以降にまとめたいと思います。
とりあえず、個人的にここを変えてほしいと思う展開部分は、先程メモ帳いっぱいに改稿案を書き殴っておきました。