• 2010年03月登録記事

突然ですが、呟いていた通り今夜開催してみようと思います。
終了しました。有難うございました。内容等は、また明日以降に。

テセアラ編発売記念・シンフォニアOVAオンライン鑑賞会
日時:3月27日(土) 22:00〜
趣旨:参加者がテセアラ編OVA1巻を同時に再生開始し、鑑賞しながらチャットを行う。

OVAは持っていないけれど、シンフォニア話に参加したい!と言う方も大歓迎です。
途中参加・退室も勿論OK。お馴染みの方も初めましての方も、気楽に参加して下さい。
注意:未見でOVA展開のネタバレを知りたくない方は、参加をご遠慮下さい。
シンフォニアファン同士、待望の続編OVAを堪能しつつお話ししたいと思っています。
どなたもいらっしゃらなければ、独りで物書きツイッターしてる予定です。

よろしくお願い致します。

100324.jpg

「TOS OVAテセアラ編 コレクターズ・エディション 第1巻」到着。

年度末の忙しさで、すっかり発売日を忘れていました。昨日の発送連絡メールを確認していなかったら、佐川急便を不審の眼差しで迎えていたところです。
ご期待に添えず申し訳ないのですが、取り敢えず、今回はコレクターズ・エディションだけ購入。
ブックレットは一冊丸ごとOPアニメのコンテ(解説付き)でした。ユアンさまの出番は少ないのか……。
ちなみに公式サイトを観た感じだと、エクスフィア・エディションのパッケージも、結局アニメ絵になったのですかね。個人的には、並べた時の為にシルヴァラント編のパッケージと連続性を持たせて欲しかったので、残念です。

OVA発売に併せて、ufotable Cafeでも、「テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATIONテセアラ編原画展」を再開催。
12月にも行っていますが、コースターがまた描き下ろしだったらどうしようかな、と迷っています。
ちなみに、パセラは行動圏内が全店テセアラメニューなので、スタンプラリーは狙いませんが、映画館で貰っていないキャラ分のポストカードが補完できるように頑張ります。

更に、2巻はヴェスペリアUMDと連動で特典が付くんですね。
随分あの手この手で商売しているなぁ、と思いますが、この不況下にテセアラ編が出ただけでも嬉しい事なので、出来る範囲で支援していきたいと思います。
気になる第2巻は、東京国際アニメフェア2010でプロモ公開されるようなので、ネットでも来月半ばには閲覧出来るでしょうか。
先が気になる展開になっているので、楽しみですね。

ところで、土曜の夜に急遽オンライン鑑賞会(チャット)を開催した場合、皆さまお集り頂けますでしょうか……?

ユアン@TOSとヒューバート@TOGは似ている、と言う話が先日チャットで出ました。
その時話していたのは、使用武器がダブルセイバー、キャラのカラーが青中心、パーティ内の立ち位置が突っ込み属性常識人で周りに振り回される(と見せて、暴走する事が間々ある)などの点でしたが、改めて考えてみると一応両者とも軍人であると言う点も、似ている要素かなと思いました。

と言いつつ、天の響の短編作品をご覧の方はお気付きかと思いますが、麻生の書くユアンは軍人ではありません。
どちらかと言うと、軍人嫌いかも知れません。
通常、私は公式設定に沿って創作することにしていますが、ファンダムvol.2が発売される前に古代勇者組の過去を考えていて、自分の中で折り合いがつかなかったので、この辺は独自設定で対応させて頂いています。
麻生の考えるユアンは、強制収容所で強制労働(魔科学兵器の開発)に従事していました。


(前略)
与えられる食事は、ほとんど中身のない水粥だけだ。皆、飢えていた。ユアンと共に捕まえられた同族の内、半数が研究への従事を拒否して殺され、残りの半数は栄養失調のため動けなくなり、殺された。


一度は生き延びるため研究に参加したユアンも、どうせこの扱いなら死ぬと考え直し、他のハーフエルフたちが企画した脱走計画に参加。
結局、この脱走計画は実行した直後に発見されてしまいます。が、殴打されて気絶したユアンを、兵士が死んだと勘違いして穴に放り込み、同胞の死体の山の中に埋もれて生き延びた彼は、やがて辿り着いたハーフエルフの隠れ里で、マーテルとミトスに出会う……と言うお話を考えています。
断片だけ出来ていて、上記はその一部です。

ちなみに、魔が差して衣装チェンジ絵を描いてみたところ、ヒューバート服のユアンさまはそれなりに嵌まるけれど、ユアンさま服のヒューバートは、なんだか変なことに。戦闘服だと意外に赤の印象が強いことと、それならと思ってマントを着せると非常に似合わないと言う点が原因のようです。

ささっと書き上げる予定のものが、何時まで経っても仕上がらないと、少し焦ります。
日誌SSに掛けるべき労力を逸している……。

「最終封印」が行き詰まったり、順に書くのを諦めて、書きたい部分だけ抜き出してしまおうかと誘惑に駆られる時は、下記のサブタイ一覧を見直して自制しています。
http://l-oiseau.skr.jp/tos/finalseal/memo.html
※終盤の進行ルートネタバレの危険があります。

サブタイトルは漢字2文字統一なので、何処かで被ってしまわないように連載開始時点で全部決めました。
気に入ってるのは「手紙」「魔石」「飛翔」「少年」「父子」など、簡単な単語が多いですが、要するに悩まずに直ぐ決まった部分だと言えます。悩み抜いたところは、大体日常で使わない難単語で凌いでるので、分かり易いですね。
各章に充てる台詞も、1回も登場しないメインキャラがいる等と言うことがないように割り振っています。本編台詞だけでなく、スキット台詞を充てていることも。
さり気なくユアンさまが登場の度に台詞枠も獲得してるのは、ただの贔屓です。

先日初日感想を書いた「シャングリラ」は、本日でドラマシティ公演の全日程が終わり、今週末からは青年館で、きっと深化した舞台を見せてくれることと期待しています。
さて、この作品は細部に拘らず楽しんだモノ勝ちと結論付けましたが、オタク属性ファンとしては、「自分ならこう書く」と考えてしまうポイントがあり、その辺を語ってみようと思います。

内容には異論反論あることと思います。麻生がシャングリラを改稿するなら、と言うお遊びですので、感想ではなく「公演SS」カテゴリ扱いにしています。その点ご理解の上、続きに進んで頂ければ幸いです。
なお、収集がつかなくなるので、配役やキャラ設定自体は基本的に弄らないこととします。

物語の結末に触れています【ネタバレ注意】

まず、1点だけ大きく変えるならば。
このお話のクライマックスを、私は水門開放だと思います。
その水門開放のシーンで主役になっているのは、アイスです。
悪役と思われていたアイスの迷いが明らかになり、多くを語る事なく贖罪を選んで濁流の中に消えていくアイスの後ろ姿に感涙した観客もいらっしゃる事と思います。
しかし、この物語の主人公はソラです。クライマックスは主人公に担わせた方が、物語は正しく盛り上がるのでないでしょうか。
具体的には、先にカイの死亡と遺言、アイスとの決着、ソラが水門解放して行方不明に、と言う流れで後は改編せず収まります。
こうすると、個人的に引っ掛かっている「カイの遺言に頷いておきながら、水源を放って姿を晦ますソラ」は、「カイの遺言に従って水源を解放したソラ」に変更されます。また、終盤続くキャラ名を絶叫する演出が一つ(ソラからアイス)減り、残る二つ(ソラからカイ、ミウからソラ)は間にイベントを挟む事で間が開くので、効果を高める事ができます。いかがでしょうか。
但し、このままだとミゾレの存在が浮いてしまうので、これは検討材料。例えば迷いつつも命令遵守でアイスの味方をしようとして、物理的な盾にされちゃうとか……。意外と生き残るパターンも定番な気がしますが。
ちなみに、水流に飲まれた味方キャラクターが、海辺の町で介抱され生き延びているのは、この手の展開のお約束です。

更に手を入れて良いならば、引き続き二幕の見直しかなぁと思います。
そもそも私が二幕に対して点が辛いのは、敵地潜入と言う盛り上がるべきところが、警備員の独りもいないシャングリラで、何事もなく味方が全員集合してしまう呆気なさにズッコケたことが原因です。
そこで、前述の変更版クライマックスに繋ぎ、全体の緊張感を保つ為にも、アイスは完全な悪役に徹させます。当然、結局使われなかった脱出用パラシュートなど小物も抹消します。
そして、アイスをラスボスとして立たせる目的で脚本を見直します。
アイスの悪役としての「格」が一番失墜するのは、捕まえたランとミウを前に自分たちの事情を演説した挙げ句、ミウが隠し持っていた銃を出しただけで、二人の脱走を許すシーンにあると私は分析します。特に初日は、ミウが銃を巧く取り出せず長い間が生じたため、アイスが酷く間抜けでした。
そこで、ソラがシャングリラに辿り着くタイミングを少し早めて、警備システムか何かを操作したことでシャングリラ内にトラブル発生、その隙にミウが銃を取り出す、と言う流れを提案します。
ミウが縛られず、所持品検査も受けていないと言う状態も、シャングリラは出入りを妨げる鉄壁の警備システムがあった……と言うことであれば、アイスの過信にソラの造反が組合わさって多少は納得できるかなと思います。

また、ランがフォグを救出に行き、数分後何事もなく連れて来て皆と合流する、と言う展開もかなり拍子抜けした箇所なので、フォグを連れてくるのはアイスたちとのやり取りの後にしたいですね。
折角「ソラは実は敵だった」パターンなのだから、仲間たちへの正体の開示も、もっとバーンと効果音付きでやって欲しいです。

ここまで上がった内容でまとめると、こんな感じになります。

  1. アイス達、ミウを人質にランに自白を迫る。
  2. 水之城に着いたソラ、警備システムを破壊(上・下手か、二階にピンスポ照明で別の場所演出)
  3. 城内部でアラームが鳴り皆が気を取られた隙にミウが銃を取り出す。状況が掴めないカイが取り乱した御陰で、ミウとランはその場を脱走する。
  4. ソラたち一同が水之城内部で再会。
  5. ランはフォグを助けに戻ろうとする。これだけ人数がいれば、混乱した今の水之城は制圧出来る、と全員で乗り込む事に話がまとまる(※1)。
  6. アイス登場。ソラが水之城の王である事を明かして場を煽った挙げ句、速やかに退散。水源へ。
  7. ランたち、王を討とうとするがミウがソラを庇う。ここでソラの釈明付き説明台詞。
  8. ミウ、子供時代にソラ・カイ兄弟と出会っている事を思い出す。
  9. ラン、水源を取り戻すことを最優先としてソラの件を一時棚上げる事に。
  10. フォグを救出。彼女の行動をソラが見逃していた事が判明。これでソラを疑う空気は完全に晴れる。
  11. 水源での戦いへ。
  12. アイス、カイを人質にソラを封じるが、足手まといになりたくない!でカイが半ば自死。遺言を残す。
  13. ソラ、アイスを倒す。その後、水門を開放して行方不明に……。
  14. ミウ、水源で舞う(※2)。
  15. 以降は変更なし。

役の番手が完全にひっくり返ってますが、もともとアイスが書き込まれ過ぎてるので、これは仕方ないですね。

(※1)当初はこう考えていなかったのですが、時系列で書いている内に、こうした方が自然だなと思いました。敵地なのだから、レジスタンスと蛇の目一座は武器を持って潜入してきているはず。
(※2)物語に影響しなかったミウの巫女設定に、一応意味を与えてみた。

……長々書きましたが、今はこんなこと考える隙がないくらい、面白い舞台に変化してるかもしれないので、青年館の前に書き残してみました。
結構、展開まとめの部分は恥ずかしいですね(笑)。